今まさにディブルの時!! 小助川光昭(千葉県)

茹でダコになるほど暑い季節の突入です。

各地、梅雨明け宣言も聞かれ少しでもジメジメ感がなくなればカラッとした夏の出番です。

今年の関東の梅雨は雨が少なかったのと、連日の酷暑のせいか蚊に出くわすことが少なくなってきたような気もします。

それはさておき、パズデザイン・フィールドテスター小助川の番が回ってきました。

自分はシーバスメインの釣りではありますが、最近シーバスさん達がかまってくれません。

そんな中で、ここのところ自分にかまってくれるクロダイ狙い釣行がメインです。

ここ数年は夏の釣り物としてすっかり定着した感じのあるクロダイ。

メインで使用しているルアーは「ディブル」シリーズです。

特に気に入っているのは「TGモデル」

ディブルシリーズは55㎜と65㎜のシルエットの小さいバイブレーション。

その中でもTGモデルはタングステンウェイト仕様で、小粒ですが飛距離もしっかり稼げます。

ディブルシリーズ自体は浮き上がりにくく、小刻みな動きがリトリーブ時にも伝わりバイトも分りやすいルアーです。

基本的にはタダ巻きでいいんですが、ボトムにストラクチャーや牡蠣殻などの上を引いてくるために、巻く速度を調整する必要はありますね。

牡蠣殻の瀬の攻略法はPazdesignのコージーのブログもご参考にされてください↓
【実釣ルポ】ディブルシリーズで東京湾クロダイゲーム攻略!!

また、ボトムについたディブルを跳ね上げさせながら釣る方法もあります。

リフト&フォールで反応するクロダイもいます。

フィールドやその時の状況で誘い方を変えることで大きく釣果に差が出ますので、タダ巻きだけでは無くロッドアクションを加えながら探ることもお勧めします。

カラーによっての反応も変わります。

個人的によくローテーションするカラーは

・ボラ
・レッドベリーギーゴ
・ナチュラルベイト
・ライムチャートイワシ
・ゴーストベイト
・チャートバックフラッシュOB

です。

ホロ系、ゴースト系、ベタ塗り系と言ったベースカラーの違いでヒットすることもあれば、縦ホロ、レンズホロなど同じホロ系でもホロの系統違いでヒットすることもあるので、上記のカラーを参考に色々とローテンションしてみてください。

因みに今のハゼはディブル65TGのサイズとナイスマッチです。

ハク・イナッコ、マイクロベイト捕食時に出番の多いディブルシリーズですが、ハゼや甲殻類などのボトム系ベイト捕食時にも良く釣れます。

これはクロダイだけでなくシーバスにも当てはまるので、是非覚えておいていただければと思います。

普段は飛距離が出て沈みが早く、テンポよくサーチできるディブル65TGをメインで使用しますが、潮位が低くなったり小潮や若潮など潮位変動が少なく、食いが渋い時などディブル55TGを使うといいです。

65TGと比べると飛距離は落ちますが食わせる能力は高いです。

また、より近距離やシャローレンジではTGではなく「Sモデル」を使えば更にスローに誘え、切り札的な食わせ能力を発揮しますので是非使い分けてみて下さい。

これから気温も高くなりますがまだまだクロダイは元気です。

熱中症対策をしっかりとりながら釣を楽しみましょう!!

最近はマイクロベイトのサイズも少し大きくなり8㎝クラスのベイトも多くなってきました。

マッチボウ100Fはベストマッチサイズですしレンジもアクションもマッチです。

こちらも是非使ってみて下さいね!!

 

 

 

 

 

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【5話構成の色々釣行レポート】 福田尊志

こんにちは!!
兵庫県のタカです♪

一回の釣行で、日焼け止めを塗るのを忘れて…もうすでに黒くなってます…

今回のログは、前回のテスターログからのアレコレ釣果をまとめて1話から5話までの5話構成のログとなります(笑)

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◎1話目『戦車!?』:4月
使用ルアー:海晴30g セレブシルバー

朝マズメ、穏やかな海に少しずつベイトが入って、時折り青物のボイルがある状況。

飛距離が必要なのと、フラッシングによる強アピールが必要なので海晴30gセレブシルバーを選択。

キャストしていると青物のボイルに釣友の鉄男がナイスサイズの青物をヒットさせやり取り開始!

横走するのでルアーを回収してランディングを待っていると、無事にズリ上げたので私もキャスト開始♪

カケアガリを超えて着水し、ボトムまで沈めていると…フォール中に『ゴンゴンッ!』とヒット!

釣友が青物を上げていたので、私も青物や♪と思っていると…

『ん?なんやこれ?』

『ジジジ…』

エイでも青物でもない思い切りパワフルな引き…

戦車??

『タカさんめちゃくちゃデカイんちゃいます?ロッドがヤバいことなってますよ笑』と鉄男が笑う。

駆け上がりにライン擦れてる感覚が一瞬あったので、ドラグを締め込んでロッドパワーで寄せているので、確かにロッドはグリップ付近から曲がってる(笑)

ロッドは、G-CRAFT ミッドストリーム ゼンドリスペシャル
MSS-1062-TRなので、思い切りブチ曲げても折れる心配はないのと、反発力(復元力)があるため曲げれば曲げるほど魚への圧は増大するので思い切り圧をかけるが、それ以上に抵抗してくる…汗

やっと目視できる範囲まで来て浮上した魚を見ると…

赤色??真鯛!?

そのままズリ上げると…

『コブあるやん!』

初コブダイ!!

サイズと厳つさにビックリ!!

ジグのフォールを喰うなんて聞いてないし、横で青物釣ってるのに、俺コブダイ?(笑)

初体験の引きとコブダイと言うオチに大笑いしました(笑)

いやーこの海晴だけは、ほんまに色んな意味でワクワクさせてくれるジグです♪

フォール中よっぽど美味しそうに見えたんやろね(笑)

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◎2話目『男は黙ってアルバトロス』:5月
使用ルアー:アルバトロス 150FG自作カラー

今年はバチの調子が上がらない近郊のポイント(涙)

まあ、私が知らないところで、調子が上がってるのかも知れないですが(笑)

毎年この時期になると、『アルバトロス♪アルバトロス♪』とワクワクしている釣友山本さん(笑)

ほぼ毎週のように、お誘いが…(苦笑)

毎年山本さんがアルバトロスで驚異的な釣果を出すのが謎だったんですが…

今年は違います!!

アルバトロスになぜ反応する要因の一つを発見!

20センチを超える大バチが、引き波を立てて超スローで真っ直ぐ泳ぎながら足元を通過していくではないですか!

アルバトロスの特徴は、スローで引くと本当に弱々しく見え、真っ直ぐ引き波を立てて泳いでくれること。

アルバトロスカラーにないバチっぽいカラーを自作でカラーリング!
色はマットピンク!
昔から工作はイマイチなので、自作カラーが下手なのはお許しください(笑)

それを持って河川へ。

引き波を立てるのにダウンにキャストして超スローで通してくると、早くもチヌが反応して喰ってくる♪

同じポイントへキャストして通すと、『ゴンッ!』とシーバスが反応してくれました♪

私のご近所界隈では、毎年バチ抜けはアルバトロスで賑わっています♪

フィールなどで反応無く、バチ終わったか…と思って諦めてる人もアルバトロスのスロー巻きなら反応があるかもしれませんから是非試してみてください!

まだまだ謎が多いアルバトロスの釣果を今後もお楽しみに♪

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◎3話目『フラット釣行』:5月
使用ルアー:ディブル55TG  トロピカルベイト

この時期は、いつもフラット狙いで釣行しないんですが、去年座布団ヒラメを釣ってるので、ポイントは違うけど居るかも?と言うことで釣行へ。

ボトム付近をネチネチと。

鉄板バイブレーションでも引けるけど、沈む速度が早過ぎてネチネチ探れない。

しかも喰っているベイトが、小さいのでディブル65やとサイズが少し大き過ぎる感じなので、飛距離が出てサイズが小さいディブル55TGを選択♪

後はボトムをリフト&フォールするだけなんですが、リフトは普通のリフトではなく、チョンチョンとトゥイッチっぽくロッドアクションを入れてフラッシングさせるのがコツ♪

フラッシングさせることで、広範囲にルアーの存在をアピールして寄せるので、手返し良く探ることが出来ます!

結構な頻度でチョンチョンのリフトで喰って来るので、このアクションが有効なんだと思います。

今回もそんなチョンチョンでヒラメがヒット!

フラット狙い、特にベイトが小さいときにはディブル55TGがおすすめです♪

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◎4話目『日焼け止め忘れた』:6月
使用ルアー:ディブル65TG  ナチュラルベイト

6月に入って少し仕事も落ち着いたのでのんびり釣りへ♪

そしてここまで3話分の釣果があるので、テスターログのネタに困ることもない気楽な釣行。

完全なノープレッシャー(笑)

濁りが入ってるので、ディブル65TGで広範囲にキャストしてカラーをローテーションしながら探って行くとすぐに反応が♪

暑くなって来たので、アームガードとグローブを外して日焼け止めを塗ろうと思ってベストのポケットを見ると…無いやんw

仕方ないので、そのまま釣りを続けて真っ黒に…この年で焼くと色々と後々大変やのに(笑)

日焼けしながらシーバスを追加!

明日も行けそうなので、釣友を誘ってやろう♪

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◎5話目『もう黒くてもいい♪』:6月
使用ルアー
チヌ:ディブル65TG ナチュラルベイト
ヒラメ:ディブル55TG
シーバス:リ・バード90S ピンクヘッドチャート

先ずは昨日同様にディブル65TGで広範囲に探るとチヌがヒット!

チヌが喰って来たということは、昨日とちょっと状況が変わったかな?と思い、ディブル55TGに変更してフラット狙いへ。

ボトムをいつもの攻め方で攻めてると結果はすぐに♪

流れが効き始め、釣友の立ち位置でヨレがいい感じに出来てる(笑)
ウェーディングあるあるですね(笑)

そのヨレにベイトもチラホラ付き出したので、リ・バード90Sに変更して、アップにキャストしヨレに入れて後はロッドを立ててレンジをコントロールしながら流すだけ(笑)

『ゴゴンッ!』と喰って来てくれたのを見て『それ半分僕のシーバスですからね!!』とゲラゲラ笑いながら無事にキャッチ(笑)

この日もノープレッシャーの中、釣友と楽しむことが出来ました!!

ということで1話から5話まで長々とすみませんでした(笑)

これからの時期、ディブルはフラットにも有効なので、是非使ってみてください♪

これからの時期は、湿度も高くなってくるので、熱中症には気を付けて釣行しましょう♪

 

 

 

 

 

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適材適所のカラー選択 森田茂樹

皆様こんにちは!
福岡県の森田です。

秋の夜長、シーバスもハイシーズンを向え寝不足の方も多いのではないんでしょうか?

私も先日熊本で開催された「シーバスパーティー2022」での皆様の釣果に触発されて、熊本河川にお邪魔させてもらいました!!

私の中で断トツで信頼度の高いパワードラブラ125SFGで連発!!

11月発売予定のエルキャリバー150SFでも出ました!!

グランソルジャー190Fに何発か誤爆があった後、パワードとエルキャリをフォロー的使っての釣果です♪

これから気温・水温共に下がってくると、水面系のルアーにはどうしても誤爆が多くなりますので、パワードとエルキャリをフォローとして使うのがオススメですよ!!

さて、今回の本題はこれではなく、ディブルシリーズの話になります。

現在、ディブルシリーズの追加色であります「コハクシュリンプ」をプロデュース、テストさせていただいておりますが、皆様はカラーについてはどうお考えでしょうか?

カラーはあまり気にしない!カラーは大切!と考えが大きく2つに別れると思いますし、議論し始めると皆様それぞれの考えがあるので白熱してくると思います(笑)

どちらの意見も聞いていると「確かに…」と思う事も多いので、どっちが正解というのは魚に聞いてみないと分かりませんね(笑)

個人的には「カラーが釣れる要素の全てではないが、明らかに選り好みしている時はある」と思っていますし、実際にそういう体験も多いです。

そしてそれにより考案したのが「コハクシュリンプ」な訳です。


ディブル55TGサンプルカラー「コハクシュリンプ」

やはり改めてテストでコハクシュリンプを使っていると「カラーの差」を実感する事が多くありました。

以前のログにも書きましたが、コハクシュリンプが誕生したのは、私の地元の「エビパターン」においてクリアベースのディブルに釣果が偏る実績からです。

過去ログはこちら↓
ディブル55TG プロトカラー!!森田茂樹(福岡県)
ディブルシリーズプロトカラー続報!! 森田茂樹

このエビパターンの時はクリアベースが圧倒的に釣れるんです。

逆にホロ系などは釣れなくはないですけど、爆発力に欠けますし、何より横並びで釣っていると明らかな差が出ます


コハクシュリンプにヒットした90オーバー!!!!


このサイズも甲殻類を偏食している事もあるんです。

また、ハクやイナッコなどのベイトフィッシュが入っている時はクリアベースよりもホロ系やベイトフラッシュ系の方が良くなります。

下の魚は上の90オーバーと同じ場所で釣れた魚ですが、この時は足元にもイナッコなどの魚系のベイトが見えていました。


イナッコ食いのナイスサイズ!


カラーはイナッコ食いに高実績の「ゴーストベイト」

実際、コハクシュリンプのテスト時も足下や水面などに甲殻類(エビ)などが多く見られたり飛び跳ねたりしている時は非常にコハクシュリンプに反応が良く、逆にベイトフィッシュが多く見られる時は反応が悪く感じました。

コハクシュリンプのディブルに連発する事もあれば、コハクシュリンプで反応が無いのでベイトフィッシュ系のカラーに変えると即反応!と言うこともあり、テストで使い込めば使い込む程に反応の差が明確になっていくのがとても面白かったです!!

このテストを通じて、改めて適材適所その時に捕食しているベイトや水質や水色でカラーの使い分けは大切だなと感じました。

もちろん、相手は魚という生き物ですので絶対!なんてことはありませんが、釣果が出ない時などはカラーも少し意識してみれば引き出しが一つ増える事もあるんじゃないかと思います♪

と言うことで今回はこれでお話しを終わらせていただきます。

皆様、安全面には十分にお気をつけになって秋のハイシーズンをお楽しみ下さい!!

 

 

 

 

 

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