皆様こんにちは!!
コジマです。
今日はこの秋イベントで質問の多かった
『グランソルジャーってどう使うんですか?』
という件についてお話しさせていただきます!!
グランソルジャー190F
length:190mm weight:50g
type:フローティング
hook:別売り(推奨フック=がまかつ SP MH #1or#2)
Fook is sold separatelyring:#4(標準装備)
action:グランウォブンロール
range:表層〜50cmマグネット式重心移動、貫通ワイヤー仕様
製品ページはこちら。
2019年の発売以来、お陰様で熊本・南九州を中心に定番ルアーとして扱っていただいておりますグランソルジャー190F(以下、グラン)。
数多くのアングラーの方に『グラン釣れます!』、『グランで良い魚取れました!』とご報告いただいておりますが、やはり中には『買ったけどまだ釣ってません…』、『使い方がよくわからない…』というお話もいただくのが事実。
グランは本当に海でも川でも魚のサイズを選ばず良く釣れるビッグルアーなので、もっと多くの方にこの釣りの面白さ、このルアーの魅力を知っていただきたい!!
そう思って今回のログを書かせていただきました。
特にこの秋は鹿児島・宮崎でのオリカラ販売もあってか、イベント時にお問い合わせが多かったので、テスター・サポーターさん達の話を基に『グランでシーバスを釣る為の手助け』になればと思います!!
今年も各地でグランソルジャーマジック発動してましたね♪
(秋田のサポーター・金子さんの清流90オーバー!!)
グランは海でも釣れるんです♪
さて、本題に入る前にですが、今からお話しするのはあくまで『大枠の大枠』でして、ルアーって言うのは当然ですが使う場所の色々な条件に影響を受けますし、そもそも『万人にマッチするルアー』というのは存在しないので、『いやいや、こういうパターンもあるでしょ!』とかの細かい突っ込みは無しでお願いします(笑)
そしてある程度魚を釣って釣れる動きが理解できてきたら、今度は今までやってないような使い方をして、自分の引き出しを増やしてください♪
と言う感じに保険をかけたところで、さあ、本題です!!(笑)
単刀直入に言いますと、グランで最初の1匹を手にする為のコツは2つ!!
・巻き過ぎない
・フックはSPタイプを使う
です!!
この理由を解説していきたいと思います。
まず、よくいただくご質問で『グランソルジャーってウェイク系ですか?』と言うのがあります。
これに関しては…
グランソルジャーはウェイク系に非ず!!
だと思います。
じゃあ、何系なの?と言われると…
グランソルジャーはグランソルジャー!!
になると思います!!(答えになってなくてすいません…)
そもそもウェイク系の定義とは?となると話が長くなるのでそれは省きますが、ここで言うウェイク系とは『水面をウネウネとアクションしてアピールするルアー』を指します。
(ウェイク=引き波ということであればグランも引き波は出ますけどねw)
ウェイク系のルアーももちろん釣れるルアーなんですが、グランはウェイク系としてウネウネさせて使わない方が良いことが多いと思います。
そして私の実体験含め、テスターさんや各地でグランで良く釣っている方達の話を総合してもそうだと思います。
グランでまず一匹釣る為の重要な要素は…
【巻き過ぎ厳禁】
なんです!!
干満差が大きく流れの速い有明海は動かし過ぎないのが基本!
明暗をデッドスローに巻く。ナイトゲームの基本ですね♪
もちろんグリグリ巻いて釣れる状況もありますが、基本は巻き過ぎない、巻かない、つまり『動かし過ぎないこと』が大事です。
(宮城のテスター・鈴木さんの【グランのクランキング】などグリグリ巻いて釣るテクニックもあります)
グランのクランキングは破壊力抜群の釣りですが、超例外的な釣りでもあります(笑)
流れのある場所(河川や潮流の速い場所)で使う際は特にです。
イメージとしては
・お尻が振れないくらい
・ウォブリングの要素が出てこないくらい
です。
ここで一回水中映像を見てみましょう↓
この動画で言うと0:33~0:37、1:00~1:02、2:10~2:17あたりのアクションをイメージして使ってみてください。
ドリフトで使う場合は頭を下流に向けラインで引っ張る場合も、流れを側面に受けさせる場合も、いずれにしても巻き過ぎ厳禁です。
というのも、流れのある場所で使う場合は自分の『巻きスピード+流れ=ルアーの動き』になりますから、止水や流れの緩い場所で使う時に比べて自分の想像よりもルアーが動きます。
なんなら流れの速い場所は、着水後にラインメンディングしたら流れの中に置いておくだけでも釣れます♪
※ドリフトの場合、流していって最後ターンした後に巻かずにそのまま流れを当てて反転流などに横スライドで入れ込んで食わせる【ダウンスライド】と言うテクニックもあるので、自分の下流側に反転やブレイクがある時は試してみてください。
清流の釣りは反転流や流れの筋へのダウンスライドは必須のテクニック!
でもまずはアップから動かし過ぎずに流していくのが基本中の基本!
この『動かし過ぎないから釣れる』という要素のお陰で、グランは流れの釣りに対して無類の強さを誇ります。
河川での釣りには本当に強い!!
そしてヒラスズキも良く釣れる!!特に川ヒラには抜群!!
ただ、流れの弱い場所では上記の動画でのアクションをイメージして少し巻いてあげてください。
流れの少ない汽水湖などでもスローに誘ってドカン!!
当然、流れの強弱が変われば、適正な巻きスピードも変わります。
グランに限らず大事なのは、『ベストなアクションになるように流速に合わせて巻きスピードを調整すること』です。
グランはパワードラブラと同じアクション要素で、アゴで受けた水を後ろに流し、その水流をお尻が八の字を描いて流れを撹拌して魚にアピールします。
(さっきの水中動画の0:33~の映像でルアー後方をよくご覧ください)
ボディー側面などでバンバン水を押すルアーではありませんから、ボディーも滑らかな丸みを帯びたボディーです。
この辺もウェイク系のルアーとは一線を画す部分かと思います。
グランは19㎝・50g、さらに強烈な浮力と言うハイインパクトボディーで、これをグリグリに巻くとウォブリング要素が強調され、ボディーサイズと相まって超強アピール系のルアーになります。
(ウェイトボールのゴトゴト音も出ますし)
なので、動かし過ぎないことで『ハイインパクトながらも過度にならないアピール力』という使い方が出来ます。
これこそが【グランソルジャーがグランソルジャーたる所以】だと思います。
ハイインパクトボディーのグランソルジャーが着水すればある程度の範囲の魚は目に入ると思います。
そこから強過ぎず弱すぎずなアクションで自分の捕食テリトリーにやってくる。
アクションもスピードも過度じゃないから狙いを定めやすい。
あぁ、これは私が魚なら食っちゃいますね(笑)
強アクション・弱アクション、どちらも出来るので落ち鮎は盛期から終盤までグランで通せます♪
ちなみにグランにはマイクロベイト捕食時や厳冬期、春先など、普通はビッグルアーやウェイク系では釣れそうにない状況や何の雰囲気も無い状況でも釣れる【グランソルジャーマジック】と言う現象があります。
これも恐らくこの『ハイインパクトながらも過度にならないアピール力』と言うのが要因になっていると思います。
なので、是非シーズンが進んで冬、春となっても是非グランを使ってみてください!!
冬、春にグランに出る魚はデカいのが多いですから♪
そしてフック!!
フックはまずSPタイプの#1or#2でスタートしてください。
意図的にRBタイプに変更してで釣っている方もいらっしゃいますが基本はSPです。
グランは水面系のルアーなのでRBタイプを選んでらっしゃる方もいらっしゃると思いますが、グランのアクションセッティングはSPで出しています。
リバード120Sの話の時にも書きましたが、SPとRBのフックでアクションが変わります。
グランの基本はSPと覚えてください。
グランは浮力が強いこともあり、フックの線径(MH、H)などはそんなに細かく気にする必要はありませんが、一番使用率が高いのはMHクラスかと思います。
がまかつ社トレブルSPMH、fimoフック(赤パケ)あたりがスタートとしてはオススメですのでお試しください!!
(ちなみに個人的にはリング#5、フックSPH#1のセッティングまでは釣ってます)
さて、あんまり長くなるといけないのでこの辺にしておきますが、本当はもっと色々と書きたいことはあるんです!!
今回は本当に本当にかいつまんでの話なので、その辺何卒ご了承ください。
本当はもっと深い深い話があるんで、それは各地のイベントやフィールドでテスター・サポーターさんなどにお尋ねください♪
と言った感じでグランソルジャーのお話でした!!
そんな感じで今日はこの辺で。
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