【過去ログダイジェスト】撥水?防水?レインウェアの基礎知識編

皆様こんにちは!!

本日はGW期間中という事で、久々に過去ログダイジェストをお送りします!!

今回の過去ログのダイジェストは…

『撥水?防水?レインウェアの基礎知識まとめ』

ということで、『ウェアの基礎知識講座』の中からレインウェアの基礎知識に関してのログを集めてみました!!

知っているようで知らない言葉の意味や、値段の差等の解説まとめですので是非ともご覧いただいてレインウェア選びにお役立てください♪

ということでそれでは本編をどうぞ!!↓
注:過去ログなので掲載時の製品の価格が旧価格になっているものがある可能性があります。販売は現在の価格となりますのでご注意下さい。

ウェアの基礎知識講座①『レインウェアって何?』

ウェアの基礎知識講座②『撥水と防水 ~その1~』

ウェアの基礎知識講座③『撥水と防水 ~その2~』

ウェアの基礎知識講座⑦『透湿性と通気性の違い』

ウェアの基礎知識講座⑩『ウェアの性格?価格差の一因?レイヤーって何だ?』

ウェアの基礎知識講座⑪『私に最適なレインウェアは何なの?』

 

 

 

 

 

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ウェダーの匂い問題にはニューバクテリアウト!!

 

皆様こんにちは!

本日はテスターの平中さんが実際に行っている
『ウェダーの匂い対策とメンテナンス』をご紹介します!
平中さんは、春夏秋冬、1年を通してヒラスズキを狙う行動派アングラーです!

使用頻度が高いとなかなかメンテナンスしずらいウェダーですが、毎回できる範囲でメンテナンスすることにより匂いはもちろんカビや加水分解による劣化を少なくすることが出来ます。

加水分解についてのログはコチラ↓
ウェアの基礎知識講座⑰『ウェアの天敵!!劣化の原因!!加水分解とは?』

では、一旦平中さんにバトンタッチですm(__)m

 

 

皆様こんにちは、和歌山の平中です。

私のヒラスズキを狙うスケジュールとしては、冬・春磯のシーズンから休む間も無く梅雨から夏の河口のシーズンに入り秋口~初冬まで河口や周辺の磯・サーフを狙っております。

その際にロッドやリール・ルアー等のタックルもそうですが、ウェーダーの使用頻度が高く、早い時で1年と持たない時もあります。ウェーダーもそれだけ毎日履いて貰えての買い替えなら本望だと思うのですが、なるべく長持ちさせたいのが本音。

そして厄介なのが連日どころか1日の内に朝も夜もと履き続けられるとどうしてもブーツ部の中からこの世の物とは思えない悪臭を放ち続けるという事です。

その悪臭の根源を元から断つには少し時間が必要なんですが、冬のヒラスズキシーズン本番を迎える今が絶好のタイミングなんです。しかも今年は沖を通る低気圧の威力が大きいのか波が高すぎる日も多いので安心してウェーダーのメンテナンスに時間をかける事が出来ました。

 

では、どうするのかと言いますと、ソックスタイプなら簡単に裏返す事が出来ますがブーツタイプはそれが出来ません。

出来る限り、少しでも空気に触れるよう膝部分辺りまで折り曲げます。

その状態で、どこで買ったか忘れてしまった(笑)靴を乾かすヒーター的な物を放り込んで、乾かします。

ただ乾かしただけでは悪臭は取れません。

手を突っ込んで大体乾いてるかどうかを確認しイケるなと確信すると本日の主役【ニューバクテリアウト】の出番です。


PAC-248 ニューバクテリアウト
¥1,400(税込¥1,540)
製品ページはコチラ

【ニューバクテリアウト】とは簡単に言うと『アルコール消毒液』。

ただ!!
皆さんが今手指消毒で使われているアルコールとは少し違います。

100%植物由来の発酵アルコールを主原料とし、特殊製法によりミネラル水を配合した低刺激性製剤ですので食品にも使用できます。

私は感染対策にも使用しています。低刺激製剤なのでアルコールで手が荒れにくいのもイイ。

そんな『ニューバクテリアウト』、画像を見て頂くとわかる通り「スプレーするだけで、ただちに除菌と消臭!!」という滅多にウェーダーの手入れをしない私にとっての優れもの(笑)
このニューバクテリアウトをブーツ内に吹いてはヒーターで乾かしするのを数回繰り返せば匂いは気にならなくなります。

 

あまりウェーダーを手入れせず脱いだ時の足の匂いで同行者に嫌がられた方や、あっちでも除菌こっちでも除菌と言われるこのご時世にはうってつけのアイテムだと思います。

皆様も同行者家に帰ってからの妻や子供たちから足の匂いで嫌われる前に一度試して頂ければと思います。

 

 

ということで、平中さんが実践している『ウェダーの匂い対策とメンテナンス』でした。
乾燥に使用している「靴を乾かすヒーター的な物」ですが、調べてみたところ楽天やAmazonなどで購入が可能です♪

匂いが気になる方はぜひお試しください!!

ウェダーのメンテナンスに関するログはこちら↓から
ウェアの基礎知識講座28『渓流禁漁目前!!ウェーダーは収納前にお手入れを!!』

ウェアの基礎知識講座⑥『ウェーダーの透湿と撥水の関係性』

ウェアの基礎知識講座⑮『家までは?裏は?釣行後のウェーダーってどうするの? ~その①~』

ウェアの基礎知識講座⑯『家までは?裏は?釣行後のウェーダーってどうするの? ~その②~』

 

 

 

 

 

 

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【保存版】レインウェアのメンテナンス方法

 

皆さんこんにちは。

 

全国的に梅雨入りが発表されレインウェアが欠かせない季節となりました。
『クローゼットから引っ張り出してきたレインを着てみたら撥水が…生き返るかな…』
『な…!!!洗わないでしまっていたのか、去年の自分…!!』
なんて事態に陥っている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は以前【保存版】としてアップしたウェアメンテナンスの再投稿です♪

 

そこで!今回はおうちで出来るレインウェアのメンテナンス方法のご紹介です♪ご家庭の洗濯機を使ってレインウェアを綺麗にしていきたいと思います。(綿入りの防寒ウェアとは少しメンテナンス方法が変わってきます。今回はレインウェアのメンテナンス方法のご紹介となります。)
どうか最後までお付き合いくださいm(__)m

撥水の敵は『汚れと摩擦』。
つまり使っているうちにだんだん撥水は効かなくなってきます。レインウェアが汚れている状態でいくら撥水を復活させようとしても、その汚れが邪魔をして撥水が復活しません。​なのでまずは汚れを落す事からスタートです!!

 

 

では、メンテナンスTIME!!!
(所要時間約2時間)

 

1、洗うウェアの洗濯表示を確認。洗濯表示に従って洗います。

2、チャックを全て閉め、簡単に畳んでネットに入れます。
(チャックが開いていると生地にあたり傷めてしまう可能性があります)

3、2を洗濯機へ入れ、『ドライモード』もしくは『手洗いモード』を選択します。この時、『すすぎ』を通常のお洗濯時より2~3回多く、脱水は無し、もしくは1番短い時間で設定してください。

4、洗剤を投入。柔軟剤入り洗剤は絶対NG。専用洗剤が好ましいですが、液体の中性洗剤でも一応OKです。粉洗剤も避けた方が良いです。(柔軟剤は撥水効果を無力化してしまいます。粉洗剤は溶けきらず繊維の間に詰まり、同じく撥水効果を無力化してしまう可能性があります。)

弊社で取り扱ってる専用洗剤はこちら。

プロクリーナー→高機能ウェアの専用洗剤。通常の洗濯洗剤に比べて洗剤残りがほとんど無いのが特徴。撥水復活の心強い味方です♪

5、スタートボタンを全身全霊で押す。

6、終了後、洗濯機から取り出し水気が多く残っている場合はタオルなどで軽くふき取る。

(7、洗濯のみの場合は風通しの良い日陰にて吊るし干しで乾燥させてください。)

 

 

続いて撥水処理です。

弊社で取り扱っている撥水剤は以下の3種類です。

インスタントウォーターリペレント→乾いた生地にシュッとスプレータイプ。撥水スプレー。熱処理をしなくても撥水の分子が安定しやすのが特徴。もちろん熱処理をすればなおOK。

デュラブルウォーターリペレント→濡れた生地にシュッとスプレータイプ。撥水スプレー、スプレーオンタイプ。洗濯後にこのスプレーを吹きかければOK。(熱処理か48時間以上乾燥が必要)

ウォッシュインウォーターリペレント→ムラなく仕上がる浸け込みタイプの撥水剤。仕上げの熱処理が必要。

 

ここでは③、浸け込みタイプの手順をご紹介します。

 

1、プロクリーナーで洗濯したウェアを撥水剤を入れたタライの中に漬け込みます。(素材の確認か必要ですが、洗濯機、浴槽、30リットル位のクーラーボックスでも代用可能です。)

水の量は『ウェアが浸る程度』。撥水剤の量はジャケット1着で付属のオレンジキャップ4杯分が目安です。大きいサイズのジャケットは4~9杯の間で調整して下さい。

洗濯機の場合、撥水剤を入れたらウェアはネットに入れ10分間回し、すすぎはしないで下さい。手作業の場合はムラにならないようにしっかりかき混ぜて、そのまま10分~1時間程度漬け置きます。

2、漬け込みが済んだら形を整え、ハンガー等に掛けて水が滴らないくらいまで陰干しします。(完全に乾かさなくてもOKです。)

3、最後に熱処理です。
方法として、
・乾燥機にて中温で40~60分
・当て布してアイロンの中温で
・ドライヤーの温風
が代表的な熱処理方法です。

 

一番楽でムラなく仕上がるのは乾燥機での熱処理です。
乾燥機に入れて中温に設定して40~60分回せば出来上がり。
基本的にこのやり方を推奨している場合がほとんどです。

 

当て布してアイロン。
洗濯機、乾燥機が使用できないタイプのウェアの熱処理や乾燥機が無い場合に向いてます。

実際にやるとこんな感じです。​
80℃~120℃でサッと撫でるようにアイロン掛けすること。当て布をしても長い時間アイロンを当てていると表地のナイロンが溶けたりしますので、あくまでサッと撫でるようにやって下さい。

 

そしてドライヤーの温風。
これはアイロン使用禁止のウェアの熱処理に。

 

アイロン使用禁止の洗濯表示があっても熱処理の際はアイロンを使用する事があります。アイロン使用禁止の洗濯表示はあくまで、一般的なアイロン掛けが禁止という事です。
先ほども説明した通り、アイロンは当て布してサッと撫でるだけなので表地が溶けたり生地が痛む温度にならないように使う形になります。熱処理の為のアイロン使用は、ある程度の熱を加える事ができればそれでいいので、洗濯表示に従わずにアイロンを使用しています。ただ、ここは一応自己責任になる部分ですので、気になる方はドライヤーの温風を使用していただいた方が良いと思います。

 

という事で…

完成です。

 

洗濯から仕上げの熱処理まで手順を説明してきました。
洗濯機と乾燥機が使える状態であれば、手軽に出来上がります。
皆様も是非やってみて下さい♪

 

 

 

【レインウェアについての記事はコチラ】

ウェアの基礎知識講座①『レインウェアって何?』

ウェアの基礎知識講座⑰『ウェアの天敵!!劣化の原因!!加水分解とは?』

ウェアの基礎知識講座29『来年も快適に!!衣替えのウェア保管時の注意点!!』

ウェアの基礎知識講座②『撥水と防水 ~その1~』

ウェアの基礎知識講座③『撥水と防水 ~その2~』

ウェアの基礎知識講座⑦『透湿性と通気性の違い』

ウェアの基礎知識講座⑩『ウェアの性格?価格差の一因?レイヤーって何だ?』

 

 

 

 

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