小助川光昭の『マッチの部屋』 第7話

 

も~やだ。
あ~も~なんで??
なんで自分ばかり、こんな思いをするわけ?

辛い・・・
苦しい・・・
痒い・・・?!

毎年毎年訪れる

「スギ花粉」

今年はでも遅い方でしたかね~
コロナ感染防止のためマスクをしているのでだいぶ防げているとは思っているのですが、気を緩めると連続でくしゃみと鼻水が止まらず…
あと、目の痒さはどうにもならないですね。

お医者さんから目薬と飲み薬をもらって乗り切ろうと思います。

そんな中、日々釣行に出向いておりますが、新製品コンプリートⅤの着心地と機能性が抜群の為、釣りが快適でたまりません!!

なんでしょうか〜BOXがお腹側に入る感じ
変な感じですが凄いです。
ツーボックスしてもリトリーブが楽でした。

釣果の方も…


「ナイスマッチ!!!」


流れの強い箇所で「ナイスマッチ!!!」


シャローエリアで「ナイスマッチ!!!」

シャローエリアでの釣行が多く、水深0~10㎝を泳ぐマッチボウ120Fの出番が多くなっております。

やっぱりシャローエリアはでは抜群の安心感がありますね。

さて、そんな釣行に勤しむ日々ですが、ちょいとコージー。
「マッチの部屋」の書いたのにアップされないけど、どうしたんだい?

コジマ「あっ、すんません!!渓流解禁したんでアップすんのすっかり忘れてました!!」

おいおいおいお~い、ちょっと勘弁してよ~
って事で1ヵ月近く放置された「マッチの部屋」です。

さて、今回はマッチボウ120Fの秘めた特性でもあります「うごめく」についてお話ししたいと思います。

その前に、第7話からご覧になった方は、「マッチの部屋」って何!?という方もいらっしゃると思いますので、改めてこのブログの趣旨をご説明します。

「マッチの部屋」は現在テスト中の「マッチボウ120F」に関する開発記・釣行記です。

「マッチボウ120F」って釣れるの?って方も多いと思いますので、考案者であるコスちゃんこと、小助川が釣行時にマッチボウ120Fを使用して釣れた報告や開発の進捗を報告しているページとなっています。

私個人、マッチボウシリーズには「秘めているもの」があると感じるんです。
それは自身でも今までに「よく釣れるな~」と思うルアーの多くに共通している感覚。

そう、それが「蠢く(うごめく)」です!!

基本マッチボウ120Fは、マッチボウ100F同様ロール主体のアクションになります。

流れの強さやリトリーブ速度の速さによってはテイルが左右にスライドしますが、強いウォブリングが入ることは基本無いです。
(フックのサイズを小さくしたり、アイの調整をする事でウォブリングが出やすいアクションになったりもします)

マッチボウについての基本アクションの中で、是非感じ取っていただきたいのが「うごめく」という感覚です。

さて、「うごめく??どういうこと??」ってなりますよね?

「うごめく」という文字を辞書で調べてみると。
「虫が這う様に絶えずもぞもぞと動く」との事。

「もぞもぞ」と言う字面だけを見るとなんか気持ち悪い感じですよね(笑)

これは、マッチボウを特にスローで泳がせていると、一見動いていないように見えますが良く見ると絶妙に左右にふらついたりピリピリっと少し動いては止まったりと、常に何かしらどこかしら動いています
常に一定の規則的な正確な泳ぎではないんが何かふらふらしていて、良く言えば生命感を感じると言いますかね。

これが私が「うごめく」と表現している部分です。

コージーは「ゆらめく」とか言ってましたが、とにかく水中で無防備に漂いながらもただ無機質にそこにあるわけでなく、僅かではありながら常に不規則に動いているんです。

この「うごめく」の原動力となっているのが、お腹側の形状とウェイト設定です。


画像青丸部分。

マッチボウを作るにあたってこだわった1つがこのお腹の形状です。

この形状が側面からの流れを受けバランスを崩したボディーのバランスを整えようとすることで左右に細かく揺らぎます

また、ウェイトは極端に重い設定にはしていません。

ウェイトをもう少し重くすれば飛距離は伸びますが、このウェイトを勝負できる飛距離を保てる限界まで軽くし浮力を出す事で、動きがより機敏になり、僅かな水流でも動きが出るようになっています。

つまり…

「ボディの揺らぎ」+「機敏なレスポンス」=「うごめき」

という事です。

マッチボウ120Fに関してもこの「うごめき」感は継承されていますし、ボディーサイズが大きくなった事により「うごめき」のアピール力もアップしていると感じています。

オープンウォーターでのデッドスローでのヒットが多いのもそのせいではないかと思います。


コージーが「うごめく!」と叫んだデッドスローでの一匹!

そう言えば東北遠征の時の「マッチの部屋」でも「うごめき」に関しての発言がありました。
詳しくはこちら↓
小助川光昭の『マッチの部屋』 第2話

発売された際には是非「うごめき」に注目して使ってみてください。

発売まであと…3ヶ月程ですかね!!

今しばらくお持ちくださいませ!!!

 

 

 

 

 

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春の偏食パターンにお勧めルアー、ご紹介します♪  小松雅弘(茨城県)

 

皆様こんにちは!!
茨城県の小松です。

ポカポカ陽気の日が多く過ごし易くなりました。寒がりの私にとって嬉しいことです(*^^*)
そして春の到来を告げる桜前線が北上し、私の地元ではこれから満開を迎えます。


日頃”花より団子” な私ですが、比較的に空いてライトアップする夕方、近所の公園にて春の訪れを実感してきました。

 

一方、水中のシーバス等の様々な生物にもが訪れ徐々に活発に行動する様になります。
この時期のシーバスは、バチの他に、稚アユシラスハクサヨリ等を偏食している場合が多く、攻略困難な場合も少なく無いかと思います。

今回は、そんな偏食パターンにお勧めのルアーをご紹介します。

 

1つ目は↓


フィール 150SG
¥2,000(税込¥2,200)
length:150mm
weight:16.0g
type:シンキング
hook:#10ring:#2
action:テイルスライド
range:水面〜150cm
製品ページはコチラ

もはやバチパターンの鉄板となっているfeelシリーズ!!
実はバチ以外の稚アユシラスなどのベイトパターンにも有効です。
150mmのロングスリムボディによるシルエットや “強過ぎない” テイルスライドアクションにて反応する場合も少なくなくお勧めです♪

 

2つ目は↓


アルバトロス150FG
¥2,100 (税込¥2,310)
length:150mm
weight:12.8g
type:フローティング
hook:#10
ring:#2
action:ウィークウェーブ(弱々しい波動)
range:表層〜5cm
製品ページはコチラ

サヨリを捕食している場面で、なかなか反応が得られない…そんな経験をした事がある方も多いかと思います。
そんな時には“サヨリルアー” がお勧めです!

サヨリの動きに合わせた弱々しい波動の『微波動アクション』、リトリーブスピードにて表層引き波から約5センチのレンジをトレースできますので、状況に応じて試すと良いかと思います。

 

最後に↓

こちらは、マッチボウ120F(プロト)に反応したフッコくん♪
こちらも偏食パターンでの活躍が期待されます♪

今年リリース予定ですが、もうしばらくお待ちいただければと思います(^^)
マッチボウ100Fの製品ページはコチラ
マッチボウ120Fに関する開発記・釣行記【マッチの部屋】はコチラ

 

これから春本番!!
寒暖差や気圧変動が大きく体調を崩しやすい時期。
しっかりと感染対策を行い、ライフジャケットを着用して安全第一で楽しみましょう(^^)

 

ではまた次回。

 

 

 

 

 

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小助川光昭の『マッチの部屋』 第6話

 

どうも、コスちゃんです。

私が住んでいます千葉も最近は雪が降ったりと、冷え込みの厳しい日が続いています。

本当は自宅でコタツにでも入って過ごしておきたいところですが、マッチボウ120Fがマッチする状況をさらに突き詰めたいのでフィールドに向かう毎日です。
まあ、うちにはコタツ無いですし(笑)

 

第6話からご覧になった方は、「マッチの部屋」って何!?という方もいらっしゃると思いますので、改めてこのブログの趣旨をご説明します。

「マッチの部屋」は現在テスト中の「マッチボウ120F」に関する開発記・釣行記です。

「マッチボウ120F」って釣れるの?って方も多いと思いますので、考案者であるコスちゃんこと、小助川が釣行時にマッチボウ120Fを使用して釣れた報告や開発の進捗を報告しているページとなっています。

 

そんな中、今回で第6話を迎える「マッチの部屋」ですが、今回はカラーについてです。

アクションに関しては最終プロトのアクションチェックも終わり、問題無く本生産に移行する所まできましたが、アクションの次はカラーです。
アクションはもちろんの事、コスちゃん的にはカラーも釣果を左右する時があると思っています。

 

今回はマッチボウ120Fカラーラインナップをご紹介したいと思います。

まず、今回マッチボウ120Fの定番カラーを決めるにあたって、リードルアーの中でも実績が高く個人的にも出番の多いカラーを選びました。

 

因みに決定カラーは
※()内はカラー採用ルアー

1・チャートバックフラッシュ(マッチボウ100F)

2・クレイジーチャート(マッチボウ100F)

3・ナチュラルベイト(マッチボウ100F)

4・レッドヘッドパール(リバード90S)

5・スケパールピンクベリー(ラブラ90S)

6・ツヤハルクブラックベリー(フィール150SG)

7・クリアーハルク(パワードラブラ125SFG)

8・S.G.R(ラブラ90S)

9・ボラ(ラブラ90S)

10・N.OMR(初採用)
11・ゴージャスナインティ(初採用)

?・・・

10番と11番目のカラーは?と、お気付きの方もいると思います。
この2色は今回初採用のカラーです。

1~9はもはや定番色ですので、今回はこの2色に絞って解説したいと思います。

 

まずは「N・OMR」

【N(ナイス!)OMR(オムライス)】

艶感のあるイエローボディーは黄身を、背中は白身をイメージ。
それに加え背中のピンクギーゴがケチャップです。
また、お腹のピンクはケチャップライスですね~。

間違いなくオムライス。

 

実は、キャスティング錦糸町店限定で21年発売しました、フィール120SGのオリカラ「RNオムライス」とまんま一緒なんです。

マッチボウ120Fの定番カラーで出すには流石に同じ名前にはできないので「N・OMR」と命名しました。
名前は変わりますが魚が自然と反応してしまう「ネイチャーリアクション」なところは同じです。

釣果もしっかり出ています。


ナイス!オムライス!


強風で波立つ時でも「ナイスオムライス!!!」


写真撮りが雑ですがランカーシーバスです…(笑)

余談ですがこちらは先日フィール120SG「RNオムライス」で釣り上げた82㎝のランカーシーバスです。

ベイトフィッシュとバチパターンでも良い釣果を出すことが出来たので定番カラー認定といたしました!!

 

 

お次は「ゴージャスナインティ」

グリキンボディーにド派手なピンクヘッド。
今思うとなぜこの様なカラーにしたのか…
何となく頭に浮かんできた釣れそうなカラーを塗ってもらったらこんな感じでした。

「物は試しだ!!」的な(笑)

コージーなんか最初見た時「このカラー気持ち悪っ!!」とか「サンプルだからってやって良い事と悪い事がある」とかって散々な言いようでした。

「酷いな~、コージー」って思いましたけど、流石に自分も出来上がりの毒々しさに驚いたのは事実です(笑)

しかもウェーディングしている時、ゴージャスナインティをキャストし巻いてくると、徐々にピンクヘッドが近寄ってくるのが見えてきて、凄く、凄く気持ち悪いんですよ~(笑)

「コージー見て見て!何かすごいピンクが迫ってくる!(笑)」ってテンション上がってる私をコージーがビー玉みたいな生気の無い目で見てたのを思い出します。

カラーの気持ち悪さはさておき、このカラーが後に素晴らしい活躍を見せます!!


ゴージャスナインティで釣り上げた東北遠征マッチ!!

夜に近い夕マズメでしたが、ピンクヘッドを目で追えるためバイトの瞬間も丸見えでした。
あのピンクヘッドが良い仕事するとは(笑)
視認性が良いのでドリフトとかもやりやすいです。

 

そして更なるドラマが生まれます。


自己記録更新のメモリアルマッチ!!

ボートシーバスランカー便にて、自己記録でもある90㎝のランカーシーバスを釣り上げたのもゴージャスナインティ

この釣果に関しては小助川光昭の『マッチの部屋』 第4話をご覧ください。

因みに名前の由来はここからきてます。

コージーが「せっかく自己記録釣れたんだからこのカラー残しましょうよ、なんちゃら90(ナインティ)みたいな名前で。他でも結構釣ってるし。まあ、カラーの気持ち悪さには納得してませんけど。」って言うので、ベイトフラッシュベースのゴールドに背中からサイドにかけてのブルー~グリーンのグラデーションに頭とお腹のピンクとゴージャス感のあるカラーなので「ゴージャスナインティ」と名付けました。

 

このゴージャスナインティですが、ここ最近も良い結果を残しています。


バチ終わりの上げ返しのベイトフィッシュパターンにナイスマッチ!!


こちらも同じパターンでナイスマッチ!!!!


また別の日にもナイスマッチ!!!!

 

まさにこの2月、バチが絡まない上げ返しのベイトフィッシュパターン。
低水温時のクリアーウォーターの時にもきっちり答えを出してくれました。

 

ちなみにですが、ここまで結果を出してくれたのでこの場で勝手にこの色の採用を確定し、勝手に発表しました。

吉島パイセン、コージーお許しくださいませ。

以上11色展開でいきます。
本来は10色展開の話でしたが、今ここで「ゴージャスナインティ」追加して11色展開でいきます。

いや~、理由はわかりませんが「ゴージャスナインティ」釣れちゃうんですよね~。
こうなったらやっぱり外す訳にもいかないですしね~。

ちょっと釣れる理由まで細かくはわかりませんが、直感的に「釣れる!!」と感じているカラーなので、是非皆様にもお試しいただきたいですね。

 

こういう具合で日々釣果も出ていますマッチボウ120F。
最終サンプルから量産に移りましたので、発売は早くて6月頃を予定との事です。

 

皆様もナイスマッチ!!出来る日をお楽しみに!!

 

 

 

 

 

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