ウェアの基礎知識講座25『どう使い分ける!?ウィンドガードシリーズのオススメレイヤリング!!』

 

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日はウェアの基礎知識講座25です。

前回はウィンドガードシリーズについて、『何故、風を通さないと暖かいのか?』と『その使い所は?』という事をお話をしました。
※前回のログはこちら。 

今回は『使い所』をもう少し掘り下げて、ウィンドガードシリーズを使った、オススメのレイヤリングを解説したいと思います。

まず、前回、前々回とお話したように今年のウィンドガードはパーカーとジャケットの2種類が発売予定です。

昨年まではパーカーだけでしたので、パーカーをアウターとして使う方とミドラーとして使う方がいらっしゃったと思います。

パーカーは実はアウター用の型紙でデザインしてあるので、いわゆる普通のパーカーのサイズより大きめに出来ています。
なのでミドラーで使う為には、普段よりワンサイズ小さいサイズを着る形となります。

今年はよりミドラー向けのタイトなデザインで、フードを省いたウィンドガードジャケットがあるので、より明確にアウターとミドラーを使い分けることができます。
※生地自体はパーカーもジャケットも全く同じです。

前振りが長くなりましたが、レイヤリングの話に戻しましょう。

まずはウィンドガードシリーズをアウターとして使用する場合です。


2年前は痩せてるな~…

組み合わせとしては

インナー①:ストレッチウォームアンダーシャツ
インナー②:ロンT
インナー③:コットンパーカーorスウェット
ミドラー:ストレッチシェルパーカー
アウター:ウィンドガードパーカー

これを気温に合わせて調整するようなイメージです。

その実、ウィンドガードパーカーの保温力は結構な物で、正直都内近郊ならこの組み合わせで冬を越せてしまう人も実際にいらっしゃいました。
※体感温度は個人差がありますので、あくまで目安として考えて下さい。

私個人としてはインナー③を着たり脱いだりで調整することが多いと思います。

この組み合わせで寒いと感じる時は、素直にアウターに中綿入りの防寒ウェアを着ましょう。

続いてミドラーとして使用する場合ですが

インナー①:ストレッチウォームアンダーシャツ
インナー②:ロンT
インナー③:コットンパーカーorスウェット
ミドラー:ウィンドガードジャケット
アウター:防寒アウターorレインジャケット

こういうイメージです。

関東近郊なら厳寒期でもインナー③は不要かもしれません。
むしろインナー③なしで、ウィンドガードジャケット+レインジャケットでも結構な所までは耐えれると思います。

ミドラーとしてはウィンドガードジャケットはソフトシェルジャケットよりも暖かさは上です。

寒冷地でない場合は個人的にはウィンドガードジャケット+レインウェアかソフトシェルジャケット+防寒アウターの組み合わせの方が動きやすくてオススメですね。

ラストはウィンドガードパンツです。


※半袖の時期にこのパンツ履いたら暑くてたまんないっすw

ウィンドガードパンツもアウター、ミドラーどちらとしても使用可能です。
ミドラーとしては特に厳寒期のウェーダーの下履きとしては非常に有効です。

アウターの場合は

ウィンドガードパンツのみ
・ウィンドガードパンツ+ストレッチウォームアンダータイツ

このパターンになります。
パンツもウィンドガードとストレッチウォームアンダーの組み合わせで、都内近郊のオカッパリであれば冬のほとんどをこれで過ごす事が出来ると思います。

そしてミドラーの場合は

インナー:ストレッチウォームアンダータイツ
ミドラー:ウィンドガードパンツ
アウター:ウェーダー類or防寒アウター

こんなイメージです。

透湿性のあるメンブレンを使っているウィンドガードは再結露が起こりにくいので、透湿性のないクロロプレンウェーダーの下履きとして非常にオススメです。

また、防寒アウターとの組み合わせは寒冷地向けかと思います。

といった感じで、様々なインナーやアウターとの組み合わせで幅広い使い勝手があるのもウィンドガードシリーズの特徴です。

なので当然使える期間も広くなります。

10月下旬くらいのナイトゲーム時に羽織るくらいからスタートし、厳寒期を越え、4月頃までアウターとしても、ミドラーとしても大いに活躍してくれると思います。

じゃあ、防寒アウターはいらないのか?となってしまいそうですが、防寒アウターと使い分ける場面も当然あります。

例えば、冬場のボートシーバス等のボートフィッシングや船釣り。
また、雨や雪のコンディション。
そして厳冬期。

こういう場面では中綿入りの防寒アウターを使用します。

防寒アウターの優れた部分は防水性、そして中綿による高い保温性なので、雨や波飛沫等を被る釣りや本気です寒い時には防寒アウターの方がオススメです。

ちょっと長くなりましたが、ご参考になりましたでしょうか?

それでは今回はこの辺で。

次回は『秋から初冬にかけてのオススメウェア』のお話をしたいと思います。
ウィンドガードが活躍する前の季節、一体何を着るのが快適なのか?
その辺についてのお話です。

 

 

 

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9月発売予定!!リップグリップホルダーⅡ!!

 

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日は9月発売の新商品のご紹介です。

PAC-250 リップグリップホルダーⅡ 1500円+税
カラー:ブラック
サイズ:W80mm×H180mm
素材:コーデュラポリエステル


裏面です。

こちら、名前通りフィッシュグリップを装着するホルダーです。


こんな感じです。

一見普通のグリップホルダーに見えますが、このホルダーの最大の特徴はここです↓

画像中央のグリップの先端(爪?)をホールドするこのパーツ。
良く見ると真ん中に何やら金属のパーツが。
このパーツがポイントです。

グリップを装着する際、グリップの先端をこの金属パーツに押し付けると…


おっ!


おおっ!!


完成♪

という感じで金属パーツが倒れこみ、グリップの先端を開かなくてもグリップを差し込むだけ、ワンタッチでグリップの装着が可能です!!
※グリップの形状によっては一旦開いてからじゃないと装着できないものもあります。

ありそうでなかった新機能でございます♪

ちなみにですが、EVERGREEN社のEGグリップは爪の厚みと大きさの関係で一旦グリップを開かないと装着できません。


開いて差し込んで…


閉じると完了!!

この特徴以外にも、背面は縦横両方のベルクロが付いているので、ベストやバッグへ装着する際もご自分のお好みの位置に装着可能です。

本体下部にはDカンも付属していますので、グリップの落下防止のコードを繋げてご使用いただけます。

実際にベストやバッグに取り付けるとこんな感じです。

まずはベストのチェスト部分。


一番スタンダードな使用方法です。


アップ。


裏面。

続いてフロントポケットへ装着。


プライヤーホルダーの付いているテープ部分に装着可能です。
※もちろん両側装着可能。


逆付けもあり。

サイドベルトにも。


サイドベルトは逆付けの方が使いやすいかも。

もちろんバッグ類にもバッチリです。


ヒップバッグにも逆付けがマッチしそう。


ショルダーベルトの肩パットのDカン接続すれば肩ベルトにも装着可能。
(ショルダーバッグもヒップバッグもどちらも装着可能です。)

と言う感じの装着例です。

便利な新機能搭載で色々な場所に取り付け可能とかなりオススメですので、是非宜しくお願いします♪

9月の発売予定です。

それでは今日はこの辺で。

 

 

 

 

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ウェアの基礎知識講座24『風を通さないと何故暖かいのか?そしてウィンドガードの使い所とは?』

 

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日はウェアの基礎知識講座24です。

前回は防風フィルムって何だ?という事をお話をしました。
※前回のログはこちら。 

今回は『何故、風を通さないと暖かいのか?そしてウィンドガードの使い所とは?』です。

前回お話した通り、防風フィルムの正体はメンブレンであり、メンブレンの特性である防風性がより高い保温性を発揮します。

では『何故、風を通さないと暖かいのか?』。

以前軽く触れたかもしれませんが

風速が1m上がる毎に体感温度は1℃下がると言われています。
つまり気温が15℃あっても風速15mであれば体感温度は0℃。

※あくまで基準で、気象条件により多少異なります。

ただでさえ気温の低い冬。
しかも冬と言えば、北風小僧の寒太郎。
そう、冷たい北風が吹く季節でござんす。

そんな冷たい北風の中で、例えばごくありふれたコットン製のパーカーだと風をブロックすることが出来ないので、体感温度はどんどん下がっていきます。

しかし、ウィンドガードシリーズはラミネートされたメンブレンのお陰で風の進入を防げるので体感温度が下がりませんし、さらに裏地の起毛マイクロフリース生地と相まって、衣服内の暖かい空気(通称:デッドエア)を逃がしませんので、とても高い保温力を発揮します。

風の進入を防ぐという点では、実はレインウェアも同じ働きをします。

なので、秋や春の少し肌寒い時は雨が降っていなくてもレインウェアを一枚羽織るのはとても効果的です。

ただ、レインウェアよりウィンドガードの方が保温性は高いので、イメージ的には

ウィンドガードパーカー = レインウェア+パーカー+ロンT

みたいな防寒性能かなと思います。

さて、何故風を通さないと暖かいのか?という事について触れた後は、ウィンドガードシリーズの使い所です。

正直、本格的な厳寒期(感じ方に個人差はありますが12月末~2月くらい)は間違いなくフルパワーの防寒ウェアを着ていただいたほうが良いと思います。

また、冬場のボートや船釣り、荒天時なんかは防風性、透湿性に加え、防水性のある防水防寒ウェアの方がオススメです。


SBR-035 BSウォームレインスーツⅡ

しかし、晩秋や初冬、初春~4月頃までは『本気の防寒ウェアまでいらないが、パーカーじゃあ寒い』
そんな感じだと思います。

そこでウィンドガードの出番です!!
(と言いつつ、冬の間ずっとウィンドガードパーカーで過ごしたという方も沢山いらっしゃいましたが(笑))

例えばウィンドガードパーカーであれば、風を防ぐ上に裏起毛で
通常のパーカーと比べれば格段に暖かいです。
またストレッチ性に優れており、着心地はパーカーに近いので
ナイロン製のウィンドブレーカーやレインウェアより格段に着心地も良いです。

デザインやシルエットも都市型の釣り場でも違和感なく着れます。
コンビニやファミレスに入る際も着替える必要がないデザインかと思います。


※一昨年のカラーです。今年はチャコールとインディゴがベースカラーです。

『もっとオシャレにもっとライトに冬の釣りを楽しむ!!』がコンセプトなので、防水防寒ウェアよりも見た目もスタイリッシュで、ライトに着る事が出来ます。

しかも透湿性もありますので防寒ウェアのミドラーとしても抜群の機能性を持っています。

特に今年発売予定のウィンドガードジャケットはフード無し、ややタイト目デザインのミドラー仕様なのでフィールドでの活躍間違いなしだと思います。

ウィンドガードパンツもアウターとしての使用ももちろんオススメですが、厳寒期のウェーディングにおいてのミドラーとしては高い保温性と、再結露を防ぎ、汗冷えを起こさないので非常に機能的でオススメです。

特に透湿性が無く、内部が蒸れやすいクロロプレンウェーダーを使用される方には是非使っていただきたい逸品であります。

晩秋~初冬や早春の時期はメインアウターとして。
厳寒期はミドラーとして。

ウィンドガードシリーズは幅広い時期に活躍します。

と言う感じで今回は風を通さないと何故暖かいのか?とウィンドガードの使い所をご説明いたしました。

それでは今日はこの辺で。

次回は『ウィンドガードシリーズ、オススメのレイヤリング大公開!!』です。

 

 

 

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