山鱸を求めて 田口優空

皆さま、こんにちは!
パズデザイン・フィールドテスター田口です!

今回は連休を利用して私の地元である鹿児島県薩摩川内市を流れる一級河川・川内川の上流エリア(通称山鱸)を狙ってきた釣行レポートになります!

今回、川内川の上流部、河口から30〜40km地点をメインに攻略してきました!

川内川の魅力はなんといっても自然豊かで人間の手が殆ど入っていないのではないか!?と思える環境です。

また、堰が河口から50㎞地点まで無く、シーバスが完全淡水エリアで狙える貴重な環境にとても魅力を感じます♪


こんな感じの雰囲気です!


景観だけを見るとトラウトを狙ってる様な気持ちになります♪

そして、実は河口から40Km地点でも僅かですか干潮間際になると数10センチ潮位が変動するんです!

自然って本当に不思議ですね!

さて、釣行時の河川の状況としましては、3月中旬〜4月初旬のシーズン初めという事もあり、まだ、ベイトの気配があまり無く、水温も低い状態。

ハイシーズンならば水面10〜50㎝くらいを泳ぐシャローランナー系(パワードラブラ)等のルアーが反応が良く、流れの中を攻める釣り方がメインになるのですが…

当日はその釣りには無反応。

…何かおかしい。

流れに付いてる魚の気配が無くベイトも見当たらない状況でした。

……もしかしたら!?

と思い立ち、少し深場を狙ってみようと思って使用したのが

今回の救世主・ビヨンドブラザーズです!!

⚪︎バックウォッシュビヨンド110S (兄)
⚪︎ストリームビヨンド95MD          (弟)


バックウォッシュ・ビヨンド 110SP/110S
※画像はノーザンカラー。

110SP  ¥2,100(税込¥2,310)
110S  ¥2,200(税込¥2,420)
length:110mm
weight:110SP=17.5g・110S=19.5g
type:110SP=サスペンド・110S=シンキング
hook:#5
ring:#4
action:110SP=ウォブンロール・110S=ウォブンロール+スラローム
range:110SP=50〜180cm・110S=50〜200cm
製品ページはコチラ


ストリームビヨンド95MD
価格:¥1,400(税込¥1,540)
length:95㎜ weight:12.8g
type:サスペンド
hook:#6 ring:#3
action:ウォブンロール+テールスライド
range:40~110cm
全10色
製品ページはコチラ

今回の釣行のキーポイントは

シャロー隣接のディープエリア

そこに、反転流が絡み水が逆流してる場所を重点的に狙います。

特に、急にドン深になってるドロップオフがある場所は重点的に狙っていきます!

ミッドダイバー系のバックウォッシュビヨンド110Sで、中層からボトム付近をやや早巻きでルアーがブリブリ動いてるのを感じながら地形変化や流れの変化を探ると…

大正解‼️


バックウォッシュビヨンド110S【ノーザンカラー】にヒット!

そしてストリームビヨンドにもヒット!

個人的にはですが、山鱸の場合、シーバスは激流エリアから外れた流れの淀みで「流れの壁」を上手く利用して流れてくるベイトを待ち構える様な位置取りをしているのではないかと思っています。

なので、上述したような反転流の絡むエリアを重点的に探っていきます。

ただ、シーズン初期のような水温の低い時期やベイトが薄い時は水温が安定しているディープエリア、かつ水温が上がったりベイトが入ってきたらすぐに捕食に移行できるシャローに隣接したディープに魚が溜る傾向があると思います。

また、ディープ側からのカケアガリの壁や、ボトムの岩や岩盤に定位している事も多いので、そう言った要素がなるべく多く絡むポイントを探すのが重要です。

そう言ったポイントに対し、アップクロスで流心側から流れの緩い側にルアーを引っ張り出す狙い方をベースにし、立ち位置を変えてルアーの見せ方に変化を与えてトレースコースが同じにならない様な工夫をしてポイントにアプローチします。

その際にはストリームビヨンド95MDの様な激流エリアでも泳ぎきるレンジキープ力が非常に大きな武器になります!

さて、今回のパターンですが、まずはバックウォッシュビヨンド110Sをサーチベイトとして使用し、チェイスやショートバイトなどの魚の反応があれば、即座にストリームビヨンド95MDにチェンジして食わせるというビヨンド兄弟によるコンボが非常に強力でした!

ビヨンド110Sは流れの中で使うとイレギュラーが入りながらのスラロームアクションで、広範囲に魚にアピールが出来るので河川の釣りにおいては非常に重宝します。

ただ、まだ水温が低い時期やベイトが入ってきていない時はシーバスの追いも良くないので、ストリームビヨンドでしっかり魚に見せて食わせます。
ここで何故ストリームビヨンド95MDなのか?

と言うのが今回の肝です。

ストリームビヨンド95MDはご存知の方も多いと思いますが、本来はサクラマスなどの本流トラウト用のミノーです。

元々、流れの強いエリアで開発を重ねて作られたルアーなので、激流でも動きが破綻せずに泳ぎきる遊泳力はピカイチです!

アップにキャストしても水噛みが良く着水からすぐに動き出してくれますし、逆にダウンに入ってもトラウトルアー特有の引き重りが少なく「これは山鱸用に作ったんじゃ!?」と思う程に上流域の釣りとは相性抜群です♪

しかも浮力がサスペンド設定なので、深場をスローに探ってもレンジキープがしやすく、アクションレスポンスの良さも相まってポーズ中も川の流れで微妙にアクションし続けてくれるので、「ルアーを見せて食わせる釣り」にもバッチリ対応します!

巻きで使うもよし、またトゥイッチをしてルアーをチラチラっと反射させて狙うネチネチ系で誘ったり、ジャーキング等、非常に多くの狙い方にマッチするルアーです!

河川の上流~中流域でシーバスを狙われる方は是非先入観無しに使っていただきたいルアーだと思います!!

連休の最後の方にはちょっとずつ気温、水温共に上昇してきたので得意のパワードラブラ125SFGでの釣りにも好反応でした♪


上流域って黒キン本当に良く釣れますよね!


締めの一本は溺愛カラー「BFセレブコノシロ」で!

そして、今回も一緒に同行したサポーターの父も良型シーバスの連発!

流石の釣果としか言いようがないです(苦笑)

まだまだ背中は遠いですね(汗)


でも、まだゲーターには早い時期だと思うよ!

と言った感じの川内川釣行でした!

これから水温が上がってベイトももっと多くなればさらに楽しめますので楽しみです!!

皆様もGWも近くなり、水辺のレジャーを行う機会が増えてくると思います!

私自身、ウェーディング等する際、特に心掛けている事は目の届く範囲では無く、万が一の際を想定して、「手の届く範囲」で行動すること!

絶対無理をしない!

皆さんも安全第一で楽しい時間をお過ごしください♪

今回のログはこの辺りで失礼します。

 

 

 

 

 

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スタッフ志賀憲太郎 の【夢道中】 vol.27

みなさんこんにちは!ヤング志賀です!

【4月1日】

この日付には敏感に反応するトラウトアングラーの方も多いのではないでしょうか?

僕もその一人です!

この日はトラウトアングラーの皆様ご存知の通り、中禅寺湖の解禁日でもあります!
(地元・福島の渓流も無事解禁しました!)

先日の追波川釣行後そのまま中禅寺湖へ!
※前回のログはこちら↓
スタッフ志賀憲太郎 の【夢道中】 vol.26

越後屋さんで6回分11,000円の回数券(1日2,200円なのでお得です)を購入し駐車場に到着。

解禁日は午前5時スタート。
(他は午前4時から釣りができます)


今年も宜しくお願いします!

はじめて入るポイントだったので明るくなるまでは【ストリームビヨンド95MD】で攻めていきます!

カラーは僕が鮭用に考えた【ドラゴンヘッド】

お腹がグローなのでまだ暗い時間には最適です!!

着水後80cmほどレンジを入れて
ハンドル2回転巻いて3秒ステイしてまた2回転巻く
ストップ&ゴーの釣り

すると5投目でステイ中にモゾモゾするアタリ!

これこれ!っと思いながらフッキングも決まり…

早々に解禁となりました♪

背中の黒い居着き個体の59㎝のレイクトラウトでした♪
この顔はいつみてもたまらないですね!!

その後6時頃、去年大活躍した海晴30gのボトムバンプ(3000番のノーマルギアのリールでワンアクション ハンドル1/2回転 ボトムステイ1秒の釣り方)でヒットするもバラし、、、
※海晴30gボトムバンプの記事はこちら↓
Pazdesignテスター志賀憲太郎の 【夢道中】 Vo.18

定期的にアタリはあるのですが乗らない、、、アタリ方もロッドティップが震えるようなとても小さいアタリだった為、追いが遅いと予想し

ステイ時間を1秒→3秒に変更

時間は9時、日も高くなりそろそろ赤金の時間かなと、、、カラーをアイアンベイトにしてステイ長めで攻めます。

すると開始早々、沖のセカンドブレイクでのステイ中に コツコツ…とても小さなアタリ

ここでアワセずにアクションを続けると、、、

ステイ中にティップの入る本アタリ!!

しっかりアワセも決まりキャッチできました♪

ステイ時間を長くしたのが功を奏したようで、11時頃に先程と同じ沖のブレイクでヒットし、続けざまに2本追加しました♪

スプーンでは届かない沖のブレイク、遠浅のポイントでは操作性と感度が抜群にいい海晴は絶対的に有利です!!

フォールもバックスライドするので移動距離が少なく、最近の中禅寺湖の釣りにはもってこいなんです!

その後、時合いも終わりお腹もすいたのでみんなでお昼に♪


オカジンさんのカツ重定食は絶品です!

午後は釣り人も少なくなり、午後4時、更に追加!

魚のサイズは自体は小さかったのですが、実はこのカラー、、、

来年発売予定の海晴30g【レイクスペシャルカラー】の一つなんです!!

日中、僕が赤金の次の色として使っている黒金系の色。

まさにこの昼過ぎからの時間に効果的な色です!

今のところ【レイクスペシャルカラー】は5色展開予定!!

今回はサンプルの手持ちが1色だったので、このカラーのみの仕様になりましたが、他のカラーラインナップも秀逸です!!

一日を通して釣れる色を考えましたので、中禅寺湖ファンの皆様は是非お楽しみに!!

結果この日は計5本のレイクトラウトに出会え、無事に解禁日終了となりました♪

2日目も釣りをしましたので、それはまた別の機会に、、、

 

 

 

 

 

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春シーズン開幕のキーワード 花川常雄

皆様こんにちは。
愛媛の花川です。

ポカポカ陽気が続き、ようやく待ち遠しい春シーズンの開幕。
ただ、釣りシーズン開幕のチェックは誰しも悩ましいところだと思います。

今回は私なりの春シーズン開幕キーワードのお話を。

全国的に春は気温の上昇と共にベイトの動きが活発になり、そのベイトを追って産卵から回復したシーバスが回遊し始めると思います。

私の釣行エリアでは春に大型のシーバスが川へ入ってくるのがシーズン開幕の合図です。

ただ、このタイミングが中々難しく、頻繁に通うことができれば日毎の変化を確認できるのですが、仕事の都合などで通う事ができない時は私は目安となる「キーワード」を基に釣行に行く日を決めています。

そのキーワードは…「桜の開花」です。

春は三寒四温、最近ポカポカしてるな…と思っても急に冷え込んだりとその日の気温だけを見ても、季節が進んでいるのかどうかピンと来ないことも多いと思います。

水温はドシャローや表水温を除けばその日だけの気温ではなく、週単位や月単位の気温が影響してくるので、釣行日だけを切り取ってもシーズンインなのかどうか判断するのは中々難しくなります。

その週単位や月単位での平均気温や日照時間の推移を目で見れるのが桜の開花です。

あくまで私の釣行エリアにおいてですが、経験上、桜の満開前後にシーズンが開幕する事が多く、桜の開花が具合に合わせて釣行準備を計画しています。

そしてもう一つのキーワードは「開花宣言後の雨」。

春は一雨ごとに春が進み、逆に秋の雨は一雨ごとに冬が近づく。

よくそんな事を言いますが、桜の開花宣言後の雨、しかも暖かい雨は一気にシーズンインを加速させます

今年もちょうど3月中旬頃の開花宣言辺りで、まとまった雨が降りました。

それに加え、干満差のある大潮、さらに新月(月夜よりは良いかな)…そこへちょうど休みが重なり釣行へ。

昨年は仕事が忙しく、思うように春パターンを攻略できなかったので不安しか無いですが、今年はどうでしょうか…

最初のポイントでは、ベイトは確認できるがノーバイトで次のポイントへ移動。

この時期のベイトはおそらくハク、稚鮎、ハゼなど。

小さめのベイトをシャローで表層付近で捕食していると思われます。

「小さめのベイト」と言いながらも、先発はグランソルジャー一択です。

グラソルは「グランソルジャーマジック」と言う言葉通り、大型ベイト捕食時だけでなく、何故かこういう小型ベイト捕食時にも滅法強いルアーです。

春先も良く釣れるルアーですので是非投げていただきたいです。

グラソルで反応が無ければマッチボウやアルバトロス、リバード90へローテーションしていきます。

移動した先でも先発のグラソルでシーバスが着きそうなポイントをゆっくりと、ゆっくりと…

数投目にゴンっと重量感のあるバイト!

しっかりと合わせを入れてヒット、中々の良いサイズ感!

ガッチリ掛かってそうだったのでゆっくりとズリ上げランディング。

体高のあるコンディション抜群の良型!

メジャーへ乗せると、90cmは届かず89cm。

それでも開幕調査一発目で満足の1尾。

その後、ルアーを取っ替え引っ替えし、もう1尾追加して納竿。

やはりこのタイミングで大型でコンディションの良い個体が川に入ってきてくれていました。

「桜の開花」、そして「開花宣言後の雨」。

まさにキーワード通りの釣果でした。

桜の開花だけでなく、菜の花やセミの声、金木犀の香りなど釣り場や自分の身の回りで季節の進行を教えてくれるものは多くあります。

各地で例年通りのパターンが崩壊していると言う話を耳にしますし、私自身も年々思うようにはいかない事も増えていますが、自分なりの季節の変化などを確認するキーワードを決めることで「例年通りではない」ことにも気が付きやすくなると思います。

時間ができたのでちょっくら行ってみるというのも全然OKなのですが、キーワードを決め、それに天気予報やタイドグラフなどの情報を絡め、俗に言う「Xデー」を予想して釣行するのも楽しみ方の一つだと思います

自分の中でのキーワードを組み合わせ、その「Xデー」を当てた時、そして魚を手にした時の「やはり!」という快感は何とも言えないものがあります。

日々同じ場所に釣行するとしても「ただ漫然と」ではなく「データの採集」と考えて釣行すれば釣りにも身が入るのではないでしょうか?

そのデータを基に、最終的には現場でベイトや実際の水温などの状況確認、そして実際にキャストしてからの反応に対してあの手この手を考えていくと日々の釣りがより楽しくなってくると思います。

最近釣りを始めて「もう一歩ステップアップしたい!」と言う方は是非「釣れるキーワード探し」をやってみてください。

何てことを言いながらも、天気の良い日にノープランでポイント散策も楽しいですよね(笑)

天気の良い日差しの強い日には、偏光グラスは必須。

今時期はまだまだ寒暖差のある気候ですので、畳めばベストのバックポケットに入る、ストレッチパーカーを1枚持っておけば非常に便利です。


SJK-014 ストレッチパーカー※製品ページはこちら

撥水加工ですので、怪しい天候のときに少々の雨ならなんとか凌げます。
渇きも良く、これから雨が多い時やハイシーズンの連続釣行にも重宝しそう。

また、伸縮性があるので、着ていても締め付けも少なく、動きやすくてアグレッシブなアングラーにもオススメです。

と言った感じで徐々に春が進み、気温上昇と共に色んな魚が活発になるので、釣り場へどんどん足を運び爆釣しましょう!

 

 

 

 

 

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