【ヤング志賀推奨!】中禅寺湖での根掛かり対策方法!!

みなさんこんにちは!
ヤング志賀です。

今回は最近中禅寺湖(だけではないですが…)の話題で上がっている【根掛かり】について僕なりの対策を紹介させていただきます。

みなさんは根掛かり対策として何かやっていることはありますか?

特に何もしていないという方!これを見ればルアーロストを減らせるかもしれませんので、ぜひ参考にしてみてください!!

昨今の釣りにおいて環境負荷の問題として根掛かりでのルアー・エギなどのロストが問題視されています。

釣りをする上で根掛かりを完全にゼロにすることは出来ませんが、アングラー側のセッティングで減らす事は可能です。

環境負荷はもちろんですが、ロストすれば懐も痛みますし、その日の当たりルアーのロストもツライ…という現実的なダメージも正直言ってあります…

未来の釣り場のことを考えて、現実的に懐が痛い…いずれにしても結果的に根掛かりによるルアーロストを一つでも減らすことが出来れば釣り場も魚もアングラーもみんなハッピーですよね!!

ということで早速根掛かり対策を紹介していきます!!

私のメインフィールドである中禅寺湖で主な根掛かりの原因、それは『岩』『木』『糸』

この原因となるマテリアルに対しての根がり対策、実は【針】【糸】このたった2つを工夫するだけで結構な確率で回避することができるんです!

まずは1つ目は『針を細軸にする』

根掛かりの原因となるマテリアルのうち、『岩』『木』に根掛かりした時、掛かっているのが針の場合は『針を伸ばすor折る』ことで回収可能です。
※岩に関しては隙間にルアー本体が挟まっている場合もあり、この場合は中々外れにくいです…

岩や木に針が刺さっている場合、基本的に貫通はしていませんので針は引っ張られる力に対して弱く、細軸の針ならゆっくり引っ張れば針が曲がって抜けてくれます


↑根掛かりした状態


↑ゆっくり引っ張りるとどんどん曲がる

針はベンド部分まで完全に貫通してしまえば強いですが、貫通し切らず針先だけ乗っている状態の時はテコの原理で割と少ない力で開きます。

なので、『伸びる針を使ってたら不意の大物の時に伸びるのでは?』と不安になる方も多いかもしれませんが、貫通していればそんなに簡単には伸びませんのでご安心ください!!

ちょっと余談ですが、中禅寺湖のイベントをした際に「フックは何を使っていますか?」といった質問が多いのですが、僕の推奨はヴァンフックさんのツインダンサーLL・3Lです(製品ページはこちら)。

ツインダンサーの軸は細軸ですが70後半のレイクも余裕でキャッチできました。

貫通すれば細軸の針で大型魚もキャッチ出来ますが、根掛かりの際はラインが切れる前に伸びてくれます。

つまり『魚に負けず根に負けてくれる針』がロストを大幅に減らすキーワードなんです。

細軸でもドラグ調整さえすればモンスタークラスとも渡り合えますし、細軸の分刺さりがいいので魚への掛かりも良いので太軸のフックよりも少ないフッキングパワーでも貫通してくれるため、シビアな状況こそ細軸のメリットが活きます♪

それともう一つ大事なのは『ゆっくり引っ張ること』です。

グングンと急激に力を掛けると瞬間的にラインへ大きな負荷が掛かり針が伸びる前にラインが切れてしまいますので中止してください。

ただ細軸にしても取れない根掛かりもあります。

それの原因となるマテリアルが『糸』です。

根掛かりで高切れした際に水中に残る糸への根掛かりは非常にやっかいです。

糸への根掛かりの場合、針のベンド部分に掛かるので細軸であってもほとんど曲がりません。
(しかもライン自体も伸びたりしてさらに取れない…)


イメージ図

そこで重要になってくるのが2つ目の【色分けPEを使う】です。

根掛かりは基本的に同じ所で発生します。

なので根掛かりしそうな所(釣ってて明らかにゴツゴツした手応えがある場所)、した所のPEの色を覚えておき、その色の場所に来たらレンジを上げたり、一旦ある程度巻いて回避したりするんです!

そうすることで、「ここ色までならブレイクを攻めれる」という目安になりますし、副産物的に「この色の時にアタリがある」等ヒットゾーンの把握にもなりますので、特に中禅寺湖ビギナーの方にオススメです♪

これである程度の根掛かり多発地帯を覚えたら、今度は着水点からのリールの巻き数などで根掛かり位置を把握できるようになれば、単色PEを使っても同じように回避することが出来ます。
(何となくですが日によっては色付きPEの色の明滅を嫌がっている感じがする日があるので、個人的には巻き数などで根掛かり位置を把握して単色PEを使っています。)

また、不必要に細糸を使わないことも重要です!!

ちなみに私のラインセッティングは

PE:レジンシエラー8 1号(山豊テグス)※製品ページはこちら
リーダー:フロロショックリーダー 16lb(山豊テグス)※製品ページはこちら

です!!

参考になれば幸いです♪

と言った感じの根掛かり対策のご紹介でした!!

ロストを完全にゼロにすることは出来ないですが、これで少しでもロストが減ってくれればと思いますので、ぜひご参考にしてみてくださいね♪

いよいよ中禅寺湖も解禁しました!
今年は海晴レイクSPもありますので、是非皆様楽しんでいきましょう!

 

 

 

 

 

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【イベント情報】かめや釣具 松江店様にて展示受注会開催!!

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日は展示受注会イベントのお知らせです!!

【RBB×Pazdesign アパレル展示受注会】

開催期間
4月6日(土)~4月13日(日)

※期間中弊社スタッフは常駐しておりません。製品展示のみとなります。

開催場所
かめや釣具 松江店様 店内特設コーナーにて

詳細はかめや釣具 松江店様HPをご覧ください↓
【かめや釣具 松江店様】HP

以下、HPより抜粋↓

4月6日(土)~4月13日(土)

RBB×パズデザイン

アパレル展示受注会

5000円以上お買い上げか御予約のお客様に

ノベルティーグッズプレゼント(^O^)/

期間中は店頭在庫10%引きでご奉仕!!!

春夏新製品ウェアが並びまっすよ~(‘ω’)ノ

抜粋ここまで。

という事で、島根県のかめや釣具松江店様にて展示会イベント開催です!!

今回はスタッフの常駐はありませんが、一週間店頭にて展示会が継続開催されておりますので、週末はお仕事でイベントに行けない…という方も安心です♪

当日は2024新製品アパレル、アクセサリーを中心に、フィッシングショーin東北でも一番問い合わせの多かったリバード120Sや参院でも実績大のルアーの展示もあります!!

【リバード120S】…

製品ページはこちら

【BSハイブリッドフィットハイウェーダーⅡ】…

製品ページはこちら

【ウェーディングマスターシューズ】…

製品ページはこちら

【OKIGAEマット】…

製品ページはこちら

その他展示品も盛り沢山!!

ソルト用だけでなく、ソックスウェーダーやトラウト用ベストの展示もありますので、トラウトアングラーの方も是非ご利用ください!!

また、期間中は店内在庫10%OFF、そしてお買い上げいただいた方にはノベルティーもご準備しておりますので、とってもお得な一週間となりますので、是非ともご来店ください♪

それでは今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

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【永久保存版】 フローティングベストの正しい着用法

皆様こんにちは!!
コジマです。

 

本日から4月!!。

今日から新年度ですね!!
(弊社は期のど真ん中ですが)

通勤路の桜のつぼみもほころび始め、中禅寺湖や4月解禁の河川も本日解禁し、いよいよ春シーズンとなってきました♪

学生の皆様(幼稚園とかも)は春休み真っ只中ですので、春休みを利用して家族で釣り!なんて方も多いかと思います。

流れ的に皆様もうお分かりと思いますが、ご家族での釣りの際はお子様用のフローティングベスト、安全対策も忘れずに!!

子供は本当に予測不能な行動をしますし、まだまだ水は冷たい時期ですから、大人より体力のない子供は落水すればすぐに低体温症になってしまいます。

やっぱりまず第一に『落ちないことが最も大事!』、そして『万が一落ちてしまった時も浮いていられること!』が重要です。

春休みの楽しい思い出を、楽しいままの思い出に出来るように大人の皆様は是非とも安全対策をよろしくお願いいたします!!

 

それでは今月もご安全に。

 

 

本流トラウトの釣りの方はこちらの記事をご覧下さい。
安全対策
・トラウト用フローティングベストについて
・レスキューホイッスルについて
・ウェーディングスタッフについて

あとはまだまだ問い合わせの多いこちらも↓
ライフジャケットの着用義務範囲の拡大について。
超重要!!補足です!! ライフジャケットの着用義務範囲の拡大について!!※製品対応非対応一覧有り

ちょっと前置きが長くなりましたが、今月も『フローティングベストの正しい着用法』を『安全への啓蒙として』掲載させていただきます!!

『またかよ…』と思わずどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m

他の安全対策関連の記事も是非↓
・手軽な釣りにも安全対策を(ポーチタイプをご紹介)
フローティングベストのお話 その2 『そもそも何故フローティングベストが必要なのか?』

という事で以下本文です。↓

安全対策の第一歩でありますフローティングベスト。
最近では他メーカー様の商品も含め、非常に多くの方が釣行時には着用していただいています。(それでもまだ着用されていない方もいますが…)

しかし、実釣やイベントの際にアングラーの皆様を見ていると正しく着用出来ていない場合が多く見られます。

なのでこの機会に以前アップしましたフローティングベストの着用方法(弊社製品の場合)をfimoでも掲載したいと思いますので、ご覧いただき、参考にしていただければと思います。

また、正しい着用方法は安全対策だけではなくフィット感の向上や負担軽減と言う意味でもメリットが大きいのでそれもポイントです。

ちょっと長いですが、とても大事な事なのでご覧ください↓

2014/12/9掲載記事

今回のテーマは…

『フローティングベストの着用法です』

です!!

まず、何故このテーマになったのか?

それは、京都のエキスパートアングラー(個人情報もあるので、T様とします。)のフェイスブックの投稿がきっかけでございます。

まずは実際のT様の投稿内容と投稿画像をご覧下さい。
※ご本人に許可は頂いております。

ここから↓
『激流に流された経験者は語ります、落水に備えてください〜!

今朝は友人が釣りの最中激流に30mほど流されたそうです、助かりましたが。

私も若い頃は某河口で5回以上流された経験があるのですが洒落になりません。
ま、流されるのを想定しての特殊なスズキ釣りでしたし、ライフジャケットを着て浮力の確認やスイムテストもよくしていました!笑笑笑

ウエアー類の調節でダメージが軽減されるのは事実ですし、舐めてかかりますと泳げません!

ビギナーな方ならベテランに確認してもらうのがベストですが、わたし的にはライフジャケットの腰辺りにあるベルトは締め気味にしてます。
勿論股ヒモベルトはしましょう!

ウェダーの場合は腰のベルトもしっかりして、なるべく浸水しないようにして下さいね〜♪』


T様のベスト画像

この投稿を見まして、私はハッとしましたよ…

『それを伝えるのって、本来メーカーの役目でしょ…』

新商品情報もいいですけど、大事な事も伝えていかなければ!!
ということで、まずはこの2枚の写真をご覧下さい。

この2枚は、オススメできない、というよりも
『救命具として役割を果たさない可能性が高い着用法』です。

何がダメなのかお分かりになりますか?
分からなかった方は、是非、この機会に覚えて下さい!!

ダメなポイントはこちら!!


股ベルトがゆるゆる。


サイドベルトが緩く、体にフィットしていない。


肩ベルトが緩く、フロントが下がり過ぎ。

この3点です。
この、『股ベルト』、『サイドベルト』、『肩ベルト』は一体、何の役割をしているのでしょうか?
そして、ジャストサイズに調整されていないと何が起こるのでしょうか?

『股ベルト』
落水した際、人間の体は沈みます。
ベストは浮力で浮きます。
これが同時に起きると、ベストだけが水面に残り、体は水中に…となります。
それを防止する為の、『股ベルト』です。
※アルティメットV-1(現在ではスーパーライトベストも)のようにウェストベルトが着脱防止になっているものは原理が違うので、後ほど説明します。

時折、『股ベルト』を股に通していない人を見かけますが

言語道断です!!
※コンプリートⅣ、アルティメットシリーズ、スーパーライトベストはウェストベルトがありますので股ヒモ無しでも大丈夫です。
コンプリートシリーズでもⅢ以前、ウェーディングゲームベストV以前のタイプは股ヒモは必須です!!

また、股ベルトをしていても、写真のように緩いと
落水した際に、体とベストが離れてしまい、浮いてはいるけど
水中で思うように身動きがとれず、結果、思わぬ方向に流されてしまいます。

ですので、股ベルトは下の写真のように、股に沿うように、キッチリ締めましょう!!

『サイドベルト』
ここが体にフィットせず緩んでいると、落水及び入水時に写真のような状態になります。

このように、体とベストの間に隙間ができると、水中で身動きをとるのはかなり難しくなります。
陸上では感じにくいかもしれませんが、ベストの浮力はかなりのものです。
落水すれば、当然ベストは自分から見て、上に上に行こうとします。
逆に体は、衣服が水を吸い、下に下に行こうとします。
ましてや、足の着かない所では、いくら水を蹴っても力が伝わらないので浮き上がる事すらままなりません。

この状態でベストを着用しているのであれば『着ていない方がマシだ!!』と思える程、身動きがとれません。
※もちろん、ベストを着ていなければ浮いている時間は、ほんの僅かです。当然、着用時の方が生存率は上がります。

ですので、サイドベルトもキチンと体にフィットするように締めて下さい。

目安は、フロントポケットを手で前に強く押しても、隙間が開かないくらいです。

『肩ベルト』
ポケットへのBOXの出し入れの関係上緩めにしている方もいらっしゃいますが、極度に緩くすると、サイドベルト同様、隙間が開く要因となります。

前から


横から

もちろん、防寒衣料を着たりして、夏と冬とでは着用サイズは変わります。
面倒かもしれませんが、面倒と思わずに、都度調整して下さい。
それでだけ、生存率が大きく変わります。

また、コンプリートシリーズは、胴回り140cm弱くらいの方までは着用可能なように作っています。
細身の方でベルト調節後にベルトの余りが邪魔な方はベルトを切って頂いてもかまいません。
切った後は、先端をライターで炙って頂くと、ほつれ防止になります♪
※炙りすぎに注意!!

そして、先程チラリとお話しましたが、腰ベルト式の場合です。
※弊社ラインナップでいうと、アルティメットV-1、V-2(現在ではアルティメットV-3、スーパーライトベスト)です。

腰ベルト式のベストの肝は、こちら!!↓

腰ベルトと
※V-2を着ているので、股ベルトもあります。


脇のサイドベルト(スーパーライトベストはZ字型じゃありません)

この2つのベルトをキッチリ締めて着用する事で、落水時のすっぽ抜けを防ぎます。
イメージ的には、脇で止める感じですので、『キッチリ』締めて下さい。
特にアルティメットシリーズは、『Z字型』のサイドベルトが脇の下近くまできているので、このおかげで、よりすっぽ抜けにくくなっています。
※スーパーライトベストはインナーベルトとサイドベルトの両方を締めて下さい。

こんな着用はアウトです!!

腰ベルトゆるゆる


サイドベルトゆるゆる

この着用法は、真似しないで下さい!!

という感じで、ちょっと長くなってしまいまして、申し訳ないです。
でも、それでも『これは伝える必要がある!!』と思ったので、書きました。

安全面だけでなく、ちゃんとサイズ調整して、体にフィットさせれば着心地ももっと良くなりますし、体の負担も楽になります。
※体にフィットさせることで、荷重を体全体で分散する形になるので肩への負担が軽減されます。また、体の動きとベストの動きが同調し『ベストに振り回されるような感覚』がなくなり無駄な体力消耗を抑えます。

皆様、是非、これからは『ちゃんとサイズ調整』をして安全快適に釣りを楽しんで下さい!!

あと、最後になりましたが、T様、貴重な書き込み有難うございました!!

それでは今日はこの辺で♪

以上、フローティングベストの正しい着用法でした!!
皆様、是非実践してみてください!!

令和4年2月1日から小型船舶の乗船者全員に国土交通省認可モデル『type A』(条件によってはtype Dも可)のライフジャケットを着用させなかった船長(小型船舶操縦者)には違反点数が付され再講習や免許の停止などの罰則が開始されました。

詳細はこちらのログをご確認ください!
【重要】ライフジャケットの着用義務拡大と違反点数の付与開始について。

 

 

 

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