第一印象は「?」だったラブエボについて。 平中竜児(和歌山)

 

和歌山在住のひらなかデス!
前回は青物についての記事だったんで今回はヒラスズキの話しに戻し、ラブエボについての個人的な使用感をお話ししたいと思います。

このルアーはパッケージの裏に記載されている通り以前はラブ・ラ110の名で世に出ておりました。
この頃から結構お世話になってた訳ですが、ウェイトバランスの見直しにより別物に生まれ変わったルアーです。
サンプル品が届いた時はどんな風に変わったのか興味津々でしたが、使ってみた感想は「何となく今の自分の釣りとは合わんのかな~」なという感じでした。

たしか届いた時期は昨年だったと思いますがその頃は河川域(河口部含む)より磯で使う事が多かったので、自分の中では磯の出番はなく来季の河川のシーズンまで置いておくつもりでした。

その後も磯ではバックウォッシュビヨンドSPパワードラブラで順調に魚をヒットさせていたんですが、春の磯ヒラシーズン最盛期のとある日に何気なくラブエボを使ってみると自分の意図とは関係なく魚が当たってきて、そこから「磯でもラブエボやってみるか」と思い使い込んでみる事にしました。

ちなみに、ビヨンドもパワードもフックやリングのサイズを自分の使用するポイントやタックルに応じて変更し使い易いように調整しているのでラブエボももちろん変更しています。

どういった感じで変更しているかはここで明かす事はしません。

それは全国各方面に居るテスターやサポーターの方々が良く釣れると言われ、決定したスペックを個人的に勝手に変えてしまう訳ですから、自分にとっては釣れるルアーになったからいいものの、人によっては釣れないルアーにしてしまう可能性もあるからです。
ですがルアー釣りの面白さっていうのはそこにもあると思うわけで、ルアー1個でどこでも全部やれてしまうなんてことはありませんから、自分の今目の前の状況に合わせてフックなりリングなり、時にはリップを削ったりして合わせていくと言うのも時には必要です。
まあ、やってみようと思う方は自己責任で色々とトライしてみてください(笑)

で、磯で約2か月程使ってみてまずまずの釣果が出たんですが、未だに魚から見てどこが気に入ってくれて口を使ってくれてるのかは分からないままです(笑)
しかし自分の理解の外側からやってくるルアーっていうのは楽しいもんです(笑)

ただ、釣り場の状況っていうのは目まぐるしく変化するその変化に対して自分がどのルアーを選択するかってのはすごく重要だと思うんですが、その選択肢の一つにラブエボを追加する事でより魚からの反応を得れるようになったのは間違いない気はします。

もちろんその選択肢の中には

バックウォッシュビヨンドSPや、

パワードラブラがあり、今シーズンはラブエボを含めたその3つをうまく状況に合わせながら貴重なバイトを拾っていけてると思っています。

そろそろ磯のシーズンから河川のシーズンに移行していくので、本来河川で使おうと思っていたラブエボがどのように仕事してくれるのか楽しみでなりません。

 

 

 

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アプローチ方法に要注意!!常夜灯シーバス攻略!! 酒井優一(長崎県)

 

皆様こんにちは、長崎の酒井です。
まだ今のところそんなに雨は降ってませんが、九州も梅雨に入り仕事・釣りと共にイヤな時期となって参りました…

特に私は農家で、この時期はスイカの出荷がピークを迎えており大忙しです(汗)。

そんな中、少しでも時間を作り色々な魚と出会っています。

4月は初の鯛ラバ‼

5月はブリ

※ポーチタイプの自動膨張を装着しています。

最近はマゴチ!!

あれっ!?シーバス!?っとなりますが…3月末まで釣れていたシーバスですがピタッと釣れなくなりました…

まぁ、毎年の事ですが…(苦笑)
私の地元島原は大体毎年こういう流れです。

そんな中でも6月に入ると、あちこちの港の常夜灯に出来る影(シェード)や明暗の境目での釣りがメインとなります。

今年はまだ魚がついていないのかあまり芳しくなく、ついてても20~30センチのセイゴ…と言う感じですが、この後例年通りにメインベイトであるトウゴロウやコイカが入ってくれば良いサイズもつくはずと思います!!

ということで、今回は自分なりの明暗での釣り方を少しお話ししたいと思いま!!
割と基本的な事ですが、だからこそきちんと出来るか出来ないかで釣果に影響が出ます!!

①水面に自分の影を映さない。
②なるべく遠くからアプローチ
③投げ続けない
④人が居ない時間帯を狙う
⑤満月より新月
⑥澄潮より濁り潮
⑦無風より強風
⑧ラインを水面に置かない
⑨そしてルアーはクリア系

以上が私が気を付けていることです。
実はこれには共通していることがありまして、それは「プレッシャー」です。

港の常夜灯周りと言えば、どの教則本にも載っているような1級ポイントで、シーバス狙いだけでなくアジやメバル、もちろんエサ釣りの方も多く、常に人が入っているポイントです。
そういう場所に居着く魚は当然警戒心が高く、一筋縄では攻略できません。

上の条件ではとにかく自分の気配を悟られないような工夫を。

についてはシーバスはルアーを投げれば投げるだけスレます。
出来れば1投目で仕留めるのが理想ですが、そうでなくてもずっと投げ続けるのではなく、反応が無ければ深追いせず、時間を空けて違うルアーで探ってみたりと工夫が必要です。

は敢えて良い潮回りの日や時間を外して釣行し、なるべく人為的プレッシャーの少ない状況で狙うと意外にあっさり口を使う事があります。

はとにかくルアーや人の気配をごまかせる要素が多い方が良いです。
濁りや風による水面のざわつきにより自分の気配やルアー、ラインの気配をごまかせる状況の方が魚に口を使わせやすく、月明かりもない方が見切られにくいですし、魚も広く散らず常夜灯周辺に固まるので狙いやすくなります。

はスレた魚はライン出す水を切る音や引き波も嫌がりますし、流れにラインが取られ不自然な動きをするとすぐに見切ります。

はあくまで経験則ですが、こういうスレた場所はクリアやゴースト系と言ったカラーがシルエットがハッキリ出ないカラーの実績が高いと思います。
イカがベイトと言うのもあると思いますが、クリアーやゴースト系だと光の乱反射等でルアーを上手くごまかせるからではないかと思っています。

こういう基本的な事を実践しながら、今度は使用するルアーですが、自分はreedのラブ・ラ エボリューションをメインで使用しています!!

画像は昨年のですが…↓

プロトの無塗装モデル

ラブエボは、とにかく飛距離が出て矢のようにスムーズに飛んでいきますので、ポイントと距離を取って狙う事が出来ます。
そしてプレッシャーの高いポイントで求められる「立ち上がりの良さ」も兼ね備えており、大きな武器となっています。
立ち上がりがもたもたしているとすぐに見切られてしまいますから(笑)

あっ、あと竿は長めがお勧めで!!
最近私が使用しているのが、エバーグリーンのフレックスマスター118です。


「漁港で11ft?」と思う方もいるかもしれませんが、長さを利用して明暗のヒットゾーンを長く引けたり、飛距離やラインメンディング等のメリットがあり理にかなっています。

今年は今の所このパターンは不発ですが、今後ベイトが入ってくれば面白い釣りが出来るはずです♪
明暗につく魚は大きくなるほど賢くなり難しいですが…試行錯誤してチャレンジしてみてみます!!

皆様もアプローチ方法を色々と考えてみるといつもより良い釣果がやってくるかも!?(笑)

 

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高速バチ攻略!!フィール75SGとポイント選択!! 小助川光昭(千葉県)

 

皆様、クレイジーしてますか?
どうもクレイジー・コスちゃんこと小助川です。

今年の春は例年と違い、暑かったり寒かったりと気温の差が有り、体温調整を上手く行わないと風邪をひいてしまうそうですね。

昼間暖かいからと調子に乗っていると夕マズメ辺りから泣きそうになります。一応そうならないように注意しながら日々ロッドを振っています。

そして2月頃から始まった花粉もこの頃になるとようやく落ち着いてきまして、目薬なし、マスクなしでも釣りが出来るようになってきました。

マスクするとどうしてもメガネが曇って釣りにくいのと、目のかゆみはどうしても避けれませんでしたね。

花粉症にフェイスガードが良いってコジマさんがもっと早く言ってくれれば良かったのに(笑)

ちなみに釣りの方ですが、この時期自分が釣行するフィールドでは、ハク、イナッコ、イワシ、稚鮎や淡水サヨリなどを捕食するシーバスと、イソメやゴカイ類のバチを捕食するシーバスがいます。


(魚系ベイトに強いラブラエボリューション110SF)

ただ、東京湾のバチ抜けパターンに関しては5月頃が終盤になってきます。

東京湾奥河川や港湾部等の足場の良い場所でも楽しめるバチ抜けパターン。
ただ、3月頃に良く見かけるバチとは種類が違い、3㎝から7㎝程の短いバチが主体です。
泳ぐスピードが速く、良く言われるのが海面をクルクル回りながら泳ぐ「クルクルバチ」やイワシなどの小魚が泳ぐスピードで表層を泳ぐ「高速バチ」などです。

時折、12㎝程の大きさのバチも見られますがごくわずかで捕食されている光景は見たことが無いです。

表層を勢い良く泳ぐバチに対してシーバスも群れをなし捕食に入ります。
ただ、表層を泳ぐフローティングミノーやサイズの小さいシンキングペンシルを「漂わせるだけ」だとバイトに至りませんし見切られます。

そこで自分が「クルクル・高速バチ」攻略でオススメしているルアーは、「reed フィール75SG」です。

バチパターに強い細身のシルエットに、弱い波動がシーバスに口を使わせる要因でもあります。

アクションの肝としては、高速バチの動きの速さに合わせながらフィール75SGを引いて来る事シーバスの反応も変わります。
時にはバチパターンとは思えない程クイックな動きに反応することも。

表層で高速バチを追いかけまわしているシーバス達を釣るには効率がいいので試してみて下さい。

また、ポイント選択にも一工夫です。
東京湾湾奥では常夜灯周りや橋周辺の明暗で釣りをする方が大半ですが、バチの時期こそそういった場所を外しなるべく暗いエリアで釣りをした方が釣れる確率が高い時も有ります。明るいと、どうしても捕食シーンを見てしまうのでアングラーとしてはその場所で粘りたくなりがちですが、明るいとルアーを見切ってしまい、ルアーではなく本物のエサにしか反応しないシーバスが大半です。

あえて暗いポイントでやってみると、流れを感じながらゆっくりルアーを巻いて来るだけで釣れちゃう!なんて事も多々あります。

人それぞれかもしれませんが、あえての明暗外しはアングラーのプレッシャーも少なく、私の中では割と良く釣れるイメージですのでこちらも是非お試しください!!

あと、クルクルバチや高速バチに反応の良いカラーですが

「オレンジピンククリアー」
「クリアーレッド」
「フレークパープル」
「クレイジーチャート」などがオススメです

(いつでもどこでもクレイジーチャートなんですね・・・笑)

バチ抜けパターンは数も釣れますしレンジや巻き速度によって釣れ方も変わります。
「とりあえず今日は釣れたからOK」ではなく、この微妙な差を突き詰めていく事で、この後のシーズンでの引き出しが増えていくと思います。

割と魚からの反応が多いバチシーズンだからこそ、自分の選択が正解か不正解を図る絶好のチャンスだと思います。

終盤になりつつありますがこの連休は釣り場に足を運んで頂き、みんなでLet’s EnjoyFishingで!!

 

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