川内川清流シーバス2024前半戦まとめ(後編) 田口優空(福岡県)

皆さんお疲れ様です。
北九州の田口です。

今日は昨日に引き続き「川内川清流シーバス2024前半戦まとめ」の後編です!

昨日の前編では本格シーズン前の調査期間の大事さ、シーズン初期に狙うポイントの特徴などを解説しました。
※「川内川清流シーバス2024前半戦まとめ(前編)」はこちら↓
川内川清流シーバス2024前半戦まとめ(前編) 田口優空(福岡県)

今日の後編ではより実釣にクローズアップした内容です!

昨日もお話しした通り、最初に狙ったポイントの「シャロー隣接のディープ+反転流」では雨による増水で立ち位置が限定されたこともあり、まさかのノーフィッシュ…

その結果を基に、より魚のストック量が多いであろう「本流のドン深+シャロー隣接」に狙いを変更。

それがハマって無事に連発出来たんですが、使用したルアーは川内川では絶大な信頼を置く「ビヨンドブラザーズ」です!!


バックウォッシュ・ビヨンド 110SP/110S
※画像はノーザンカラー。

110SP  ¥2,100(税込¥2,310)
110S  ¥2,200(税込¥2,420)
length:110mm
weight:110SP=17.5g・110S=19.5g
type:110SP=サスペンド・110S=シンキング
hook:#5
ring:#4
action:110SP=ウォブンロール・110S=ウォブンロール+スラローム
range:110SP=50〜180cm・110S=50〜200cm
製品ページはコチラ


ストリームビヨンド95MD
価格:¥1,400(税込¥1,540)
length:95㎜ weight:12.8g
type:サスペンド
hook:#6 ring:#3
action:ウォブンロール+テールスライド
range:40~110cm
全10色
製品ページはコチラ

なぜビヨンドブラザーズなのか?は以前のログをご覧ください↓
山鱸を求めて 田口優空

特に今回、雨の増水により立ち位置が制限される状況ではストリームビヨンド95MDが大活躍!

流れのヨレを中心にショートキャストでピンポイントに狙います。

本流筋はオープンなポイントが多く、目でわかる変化を狙うのが1番モチベーション保って狙い続けてられるのでオススメです笑笑

そしてこの場合、春の水温上昇と雨による活性アップ状態なので、シーバスが居る場合は大体1〜2投でHITします。

ではなぜ、ストリームビヨンド95MDがハマったのか?

それはストリームビヨンドならではの「流れを掴む力」のおかげだと思います。

ストリームビヨンドは元々サクラマス用のミノーとして発売されています。
しかも水を掴みやすいミッドダイバーです。

本流の急流エリア、しかも増水時となると流れも速いし、その急流で出来るヨレの流れも複雑です。

そうなるとシーバスルアーだと流れを掴み切れず、レンジが入っていかなかったり、逆に沈み過ぎたり、流れを受けすぎて泳ぎが破綻してしまったりと、意外と狙ったポイントを通すのが難しいことが多くあります。

立ち位置の変更で調整できる場合はいいんですが、増水などで立ち位置が限定される場合は着水からしっかり流れを掴み、そして狙ったレンジを泳ぎ切れるストリームビヨンドが必要となるのです!

「なんだ、トラウト用のミノーか」という先入観無しで使ってもらえれば、シーバスルアーにはないアプローチが可能になりますから、是非お試しください♪

実際に今回も激流の中から…

あと、このストリームビヨンド、変わった形状のリップでハニカムリップシステムというリップを搭載しています。


六角形のリップが特徴!

このリップ形状により、水噛みが良いのに巻き抵抗が大き過ぎずほどよいプルプル感なので、使っていてもストレスが少ないのも良いところです!

低速から高速、幅広いスピード域に対応してくれ、巻いてよし、ジャークしてよし、勿論ドリフトもOKという芸達者!

この釣行以降も今年はストリームビヨンドの釣果にかなり助けられました!

非常に使い易いミッドダイバーです♪

そしてその後、増水が落ち着いてきた頃。

今度は流れも通常モードでいつもの川内川。
増水の時みたいに楽にはいきません。

状況確認も含め、飛距離も欲しいしレンジも刻みたいので使用するルアーはバックウォッシュビヨンド110Sです。

初めは、雨後の地形の確認の為に結構沈め、ボトムにコツコツ当てにいきます!

そうすると…HIT!

このHITがヒントになり、意図的にボトムにリップを擦り、ボトムにコンタクトした際のヒラ打ち&フラッシングでシーバスにアプローチしていきます!

イメージはボトムに群がる小魚。

カラーをローテーションしながら狙うと面白いくらいに当たります!

コツコツコツコツからのガガンっ!って感じです♪

ちなみに、私はバックウォッシュの中でも特に【ノーザンカラー】が好きで、良く使用します。

こちらも北海道の海アメ・海サクラとトラウト用のカラーですが、なぜか川内川では高実績です!


私のお気に入り4色です(4色中3色がノーザンカラー)!

そして、手前の反応が無くなったら仕上げにディブル65TGで沖に向かって大遠投。

こちらもボトム付近を狙って、ショートピッチのリフト&フォールでボトムにコツコツと当ててHIT!


ディブルは川内川の抑えの切り札です!

この魚を見て、同行している父も「そんなにボトムにルアー当てて釣れるの?」と。
(川内に帰ると一緒に釣行しますが、私の分け前が少なくなるので勘弁してほしいです笑)

私が「バスのクランクベイトやってる感じだよ〜」って教えたら…

よっしゃ、食った!の連呼!

あぁ…私のルアーにヒットしてたかもしれない魚が、1匹、また1匹と横でエラ洗いをする…

我が父ながら本当によく釣りますw

こんな感じで、春の清流シーバスは終了。

地形の調査からポイントの変更、そして流れを釣り切るストリームビヨンド、縦横どちらも広く探って魚を連れてこれるバックウォッシュビヨンド110Sでのボトム狙い…

明らかに昨年よりも釣りの幅やポイント選択のイメージが広がり、大きく釣果を伸ばせた清流シーバス前半戦でした!

今までは夏以降のシーズンに関しては、魚が散って見失いがちになるのと、秋シーズンは川ヒラ狙いで中流~下流での釣りが多かったので清流シーバスは実は未体験…

私は落ち鮎も遭遇したことが無いので、今年は秋の清流も良いな~と思っているところです!

川ヒラに行くか!?落ち鮎清流シーバスに行くか!? とても悩ましい笑笑

実は今年はグランソルジャーで良型ヒラスズキをもうやっちゃったんで、川ヒラのミッションはクリアっちゃあクリアなんです笑笑

納得のサイズです♪

さて、そんな清流シーバス釣行ですが、皆様に気を付けていただきたいのがマダニ、ハチ、ヘビ等の被害です。

今年足に付いてた、ダニ!


薬指のラインに2匹います。

マムシも一回、踏みつけ寸前になりました!


ナイトはもちろん、デイでも保護色でパッと見わからないことも…

ダニに噛まれてダニ媒介感染症の対策として、肌の露出を避ける服装、ポイント移動、車に乗り込む際に、依頼チェックを入念にして頂くと、被害は格段に低減出来るかと思います!

マムシに関しては草むらだけでなく、河原の石の上や隙間にいますので、魚釣ったあとにロッドを地面に置く時、拾う時は周辺を念入りに確認するのをオススメします。

パズデザインからも今年からOKIGAEマットが発売されています。


OKIGAEマット
¥3,600(税込¥3,960)
本体:PVCターポリンカラー:グレー、イエロー、ブルーサイズ:W90cm×H65cm
製品ページはこちら

お着替え、一時的な荷物置き場、キャンプ…色んな場面で活躍してくれるアイテムになってます!

カラーラインナップも、ダニが付着していても発見しやすい明るめのカラーでオススメです!

まだまだ、暑い日が続きます。

熱中症、水辺でのレジャーによる水害、災害、想定されますので、安全第一で楽しい時間をお楽しみください!

次回のログは北九州の関門海峡シーバス・パート2でもお話できたらと思います!

 

 

 

 

 

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川内川清流シーバス2024前半戦まとめ(前編) 田口優空(福岡県)

皆さんお疲れ様です。
北九州の田口です。

暑さが生死に関わるほどの猛暑日続きですが、いかがお過ごしでしょうか?

私は熱中症のリスクを軽減するため、日中の釣りは避けて朝や夜に釣りに行く頻度が増える今日この頃です!

さて、今回のログは昨年より本格的に通い始めた川内川清流域のシーバスについての前半戦(3月~5月期)のまとめです。

今年は昨年の同時期に比べて、釣果が格段にアップしたのでその要因も含めてをお話したいと思います!

少しでも清流域でシーバスを狙われる方の参考になればと思いますので是非ご覧ください!

※以前のログで少し紹介した清流域ですが、少しおさらいも含め以前のログもご覧ください↓
山鱸を求めて 田口優空

さて本題に入りますが、今年は昨シーズンより早めの3月初旬より遠征を組んでおりました!

この早めに始動したのには理由があります。

シーズン初期は「調査期間」にあてるためです。

3月初旬、今シーズン最初の釣行時は、前回の釣行から時間がが経っている為、釣果よりも調査がメインでランガンして歩きまくります。
(2023年は夏以降は中流~下流域での釣行だった為、ほぼ一年振りの清流域)

清流域に限ったことではありませんが、「地形変化や、地形変化に伴う流れの変化を早い段階で確認しておく」

この作業が後の釣果upへの大きなアドバンテージとなります!

川内川ではこの確認作業を行うのに、3月は最も適した時期だと思います。

3月は水量も多過ぎず、 水の透明度も高く地形が見やすく、雑草の量も少なくて藪漕ぎも楽です♪

なおかつ、まだ少なくはあるものの、2月よりは魚の反応もあるので自分の釣りが正解かどうかも確認が出来ます。

川はちょっとした増水などで地形が変化しやすく、半年経てばガラッと地形が変わっていることも。
特に夏~秋は台風などによる増水で大きく地形が変わる事も多いです。

なので、何が沈んでいる、どの位置にブレイクがある、どの立ち位置なら、どのルアーなら狙いのポイントに届くのかを再確認し、その情報を基に色々と考えながら攻略の手掛かりを探します!


3月はポイント移動も楽々ですが・・・


5月にもなると薮が背丈程に成長し移動が大変です笑

先に書いてしまいますが、今年の前半戦が好調だったのはこの調査の時間がしっかり取れたのがとても大きな要因の一つでした。

そして2回目の連休を利用して狙いにきた3月終盤。

狙う場所はこの時期の定番「シャロー隣接のディープエリア」です。

前回確認していた地形変化を目安に、サンドバーのかけ上がり+水深のあるエリアをラン&ガンします。

このサンドバー+かけ上がりのポイントの中でもより重点的に狙うのは反転流が絡み水が逆流してる場所です。

特に、急にドン深になってるドロップオフがある場所は念入りに探ります。

使用するルアーは昨年と同様、ビヨンドブラザーズ!!

川内川では欠かせないルアーで、特にシーズン初期は最推しです!!!!


バックウォッシュ・ビヨンド 110SP/110S
※画像はノーザンカラー。

110SP  ¥2,100(税込¥2,310)
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ストリームビヨンド95MD
価格:¥1,400(税込¥1,540)
length:95㎜ weight:12.8g
type:サスペンド
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range:40~110cm
全10色
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さて、なぜシャロー隣接のディープを狙うのか?なぜビヨンドブラザーズが最推しなのか?関しては以前のログで詳しく解説しているので、是非ご覧ください↓
山鱸を求めて 田口優空

ただ…

今年は結果から言いますと、サンドバー付近のドロップオフを狙っていましたが、今年はそのエリアでの釣果はゼロでした…
(雨の増水で中々そのポイントに入れない等の条件もありましたがノーバイトはショック…)

しかし!!

このノーバイト&雨のお陰でポイントの絞り込みに成功し、結果的には釣果アップに繋がりました。

ではどこのポイントに狙いを絞ったのか?

それは「河川を広い目で見た時に高低差のある場所」!!

例えば、こちらの画像の様な感じの場所です。


※Googleマップの衛星写真の為、画質が悪くすみません。

特に1枚目の画像がわかりやすいかと思いますが、河川本流の急流からのドン深になってる場所です!

ここも大きな意味では「シャロー隣接のディープ」にあたりますが、元々狙っていたポイントよりも規模間的にもっと大きなエリアです。

こういう場所は高低差の少ないフラットな場所よりも魚が一時的にストックされると思われる場所です。

また近くにはシャローもあるので、雨絡みの水量増加のタイミングでは普段は浅い場所もそれなりの水深になる事により、捕食モードのシーバスが射程圏内に差しやすくなります。

①季節的にベイトを追い遡上するシーバス
②捕食モードでシャローに差すシーバス
③増水で流れてくるベイトを深場で狙うシーバス

遡上組と待ち伏せ組の双方を上手く狙えるのではないか?という考えのもと場所の選択を行いました!

結果的にこの選択がハマったんですが、その釣り方は…

ちょっと長くなってきたので、後編で解説します!!

今回の前編では調査期間の重要性、シーズン初期の川内川でポイントを探す時のキーワードが伝われば嬉しいな思います。

是非とも後編もお楽しみに♪

 

 

 

 


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少し兆しが見えた関門海峡 田口優空(福岡県)

皆さんこんにちは、北九州の田口(息子)です!!

今回のテスターログの内容は、私の在住している福岡県北九州市と山口県下関市の間を流れる関門海峡での釣行レポートです!!

通い始めて2年目、ようやく少し魚に触れるようになったので、今シーズンの私なりのまとめをレポートします!!

まず、始めに関門海峡ってどんな所?

っという所から簡単に説明します。

鳴門海峡、来島海峡と共に日本三大潮流の1つである関門海峡。

最大で9ノット(1分間に300m進みます)近くまで流れる超激流エリアで、約50mを10秒で駆け抜けるくらいジョギングのスピードをイメージして頂けると、流れの速さが伝わるかなと思います。 (めちゃくちゃ速い…)

そして、関門海峡ならではの特徴が!!

1日に4回、6時間周期で潮位の上下とは別で流れが変化します!!

⚪︎満潮付近は西流れ
(周防灘→響灘)
⚪︎干潮付近は東流れ
(響灘→周防灘)

これにプラスで干満差が発生します。


西流れ・東流れのイメージ図

前置きが少し長くなりましたが、「この爆速潮流を攻略するためにどういう方法を試したのか?」という内容が関門海峡はもちろん、激潮流エリアで釣行される方の参考に少しでもなれば幸いです!

私が関門海峡で多用しているルアーはreedから発売されているこちら!

【エルキャリバー150SF】

エルキャリバー150SF
価格:2,500円(税込2,750円)
length:150mm weight:45g
type:スローフローティング
マグネット式重心移動、貫通ワイヤー採用
hook:#3 ring:#5
action:エルウォブンロール
range:水面直下~90cm
製品ページはこちら

なぜエルキャリなのか?

まず、ルアーのボリューム感!

15㎝クラスかつ、ボディーも太めで存在感やサーチ能力に優れ、特に大型ベイトを捕食しているシーバスに有効的です。

冬の関門海峡の風物詩・コノシロパターンにもベストマッチだと思い、私は好んで使用しています!

もちろんコノシロがいなくても基本はオープンエリアの釣りとなり、このサーチ能力は強い味方となるので、通年オススメのルアーです。

ここで、私がエルキャリを使用するにあたり、気を付けている事があります!

それは…ルアーを泳がせ過ぎないこと!!

MAX流速時(7〜9ノット)は着水するとあっという間にダウンに流され、そこから巻くとルアーはブリブリと動き過ぎてしまいます。

熊本の釣りでルアーが動き過ぎると大型が釣れにくい、フッキングしにくい…などのデメリットを体験した経験から、流れの強いエリアは「いかにルアーを泳がせないか」を意識して釣りをしています。

ここで疑問が…出てきます。

あれ!?エルキャリバーって長めのリップが付いてるけど…
どーやって泳がせすぎない様にするの!?

それはですね…リップをカットします!!

昨年、熊本でお世話になっている方が爆発的な釣果を出してブレイクした、「エルキャリバーのショートリップver」です。

ショートリップver

これが関門シーバスにも効くんです!!

熊本と北九州という全く別のエリアですが、「急潮流」というキーワードに対しての攻略法は共通する部分がありました。

このリップカットですが、純正と比較してリップを半分ほど削ります。

左:ショートリップ 右:純正品

これにより流れを受けすぎず、上手く流れを逃がすような仕様になり、泳ぎが柔らかくなり、ロールが強めのアクションになります!

もちろん潜行レンジも浅くなります。

熊本釣行の際に直接ご本人から改造方法を聞いて作成してみましたが、エルキャリはリップカット、そしてリップレス仕様にしても釣れるんです!

これはどうやらエルキャリバーがリップのみではなく、ボディー全体でアクションを出しているから、リップを改造してもちゃんと釣れるとのことでした。

これがもう一つのエルキャリを使う理由です!!

一つのルアーで、ノーマル、ショートリップ、リップレス、というように水受け、アクション、潜行レンジなどを変えられますし、どの状態も良く釣れるルアーなんです♪

さて、肝心な狙い方です!

このエルキャリのショートリップverを用いて、ドダウンの超デッドリトリーブorトローリング釣法で釣っていきます。

ここでトローリング釣法の説明ですが、これはキャストした
ルアーを巻かずに流れの中にダウンで置いておいて、こちらはほぼ巻かずに潮流を受けさせて釣る釣り方です。

実際にトローリングをしているわけではないですが、トローリングの時のようにリールを巻かずに釣るので、そう表現してみました(笑)

このトローリング釣法、要は「ダウンの流れに入れて、そのまま流れのヨレにルアーを送り込む」のがポイントなんですが、キャストする度にこの送り込む位置を変えながら探っていきます。

下記のイラストをご覧ください。

扇状の図(イラスト)

この図の番号のように、先ずは手前からショートキャストで立ち位置を細かく移動し、ルアーのトレースコースに変化をつけ、徐々に飛距離を伸ばし、シーバスにアプローチをしていきます。

基本はクロスからのダウンでヨレにルアーを流していきますが、ライン先行のドリフトでは無く、ここではルアー先行です。

着水時にラインを流れに預けるのではなく、ルアー側面から流れを当て、徐々にルアーの正面に水を受けさせるような感覚で流すというのを繰り返します。

関門海峡は15〜30分毎にノット数、流れが変化していきます。

なので、図のように本流と反転流のような明確な流れのヨレだけでなく、流れの中にも緩い場所や小さな反転などがあり、そういう場所にエルキャリがフラフラと入っていくようなイメージで釣りしてもらうと良いと思います。

その流れが速い場所と緩い場所の境目付近バイト集中ZONEとなります♪

釣果の一部です!↓

良型が揃った今シーズンでしたが、それもエルキャリの恩恵かと思います。
エルキャリだと良型を狙って食わせれる印象を受けています。

また、普段はあまりカラーに拘りがないんですが、今シーズンはやたらとRHマグマ、セクシーパールオレンジベリーに釣果が集中したと感じていますので、来シーズンの参考になればと思います。

ここで一つ!!

この「流れの境目」を見つける為に私が大事にしているのが「XG(エクストラハイギア)のリールを使用する」ことです!

リールのギア比の感度については諸説あるので、ローギアの方が感度が良い!と言う方もいらっしゃると思いますので、あくまで個人的な意見として見て下さい。

個人的には自転車のギア同様で、高いギア比=トルクの低いギアで坂道(強い流れ)を走ると、ペダルを漕ぐ際にも負荷が大きく、少しの勾配(流れの強弱)でも抵抗(変化)を感じやすいと感じます。

一方で、低いギア比=トルクの高いギアで坂道を走るとペダルを漕ぐ際の負荷が小さく、小さな勾配は気が付かないうちに走り切ってしまいます。

個人的にはリールでも同様で、ギア比の高いリールの方がより流れの「抵抗感」を感じられると思っています。

ローギアだと、どうしても流れの変化を巻き切ってしまうので、個人的には向いてないな…と感じています(笑)

ただ、この辺の感覚はひとそれぞれなので難しい部分ですが、ギア比の高い低いが問題ではなく、「流れの変化がわかるかどうか」が重要なので、流れが読み取りやすい方を使っていただければ良いと思います!
(ただ、XGだとちょっと巻いただけでも巻取り長が大きくなるので、ハンドル1回転5~6秒と言う具合の、本当にデッドスローを心掛けて使用してください!)

とにかく、関門海峡は流れの速い場所と緩い場所の境目付近でルアーを泳がせる事が、関門シーバスをキャッチする為の一つ大きなポイントだと思います!!

勿論、ベイトフィッシュが居ないとシーバスも居ないので、ベイトが溜まりやすいエリアを探す、見つける「目」も重要ですね!

私もまだまだ、通い出して2年目。

ようやく今年は魚に触れる機会も増えてきましたが、ポイントにしても釣り方にしても、まだまだ知らない事だらけ!!

コレは鉄板!という場所、タイミング、釣り方など模索中です。

今度は夏シーズンなど通い込んで、色々なパターンを紹介できるとよう頑張ります♪

と、ちょっとここで最近のお気に入りアイテムをご紹介します!!

発売以降気に入って使っていたプロテクトメジャー120ですが、昨年の秋冬で新色「ホワイトブルー」が追加されました!!


PAC-316 プロテクトメジャー120Ⅱ 製品ページはこちら

ナイトゲームが主体の関門シーバスですが、ホワイトのベースカラーは目盛りが非常に見やすいです!


ナイト、デイ両方、目盛り読みやすいと思います

メジャーの縦の幅が30㎝有りますので魚がはみ出ず、地面直置きのダメージを少しでも軽減してくれるのもオススメポイントの一つです。

今年の春にはアカメ、オオニベ、大型青物などにも対応するプロテクトメジャー150も発売されておりますので、大型魚狙いの方は是非こちらを!!

季節的には4月に入り、いよいよ私が1番楽しみな地元・川内川上流の山鱸が始まりました!!

これからのシーズンは関門シーバスと併せて弾丸帰省しながら楽しんでいきます♪

 

毎年やっているこの釣りですが、昨年とは狙い方、狙う場所に変化があったのでこの辺りは次回のログで♪

最後になりますがGW、日中の気温も上がり潮干狩りなど水辺でのレジャーが増えてくる季節でもあります。

この位なら大丈夫と思わず安全に楽しい時間を楽しんで頂きたいです。

また次回のログもよろしくお願いします!!

 

 

 

 

 

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