皆様こんにちは、シミズです。
本日は『川』に焦点を当てた安全対策についてです。
今までもこのログで何度もお伝えしてきましたが、夏、気温が上がるのと同時に水難事故の件数も増えます。
最初に2つのグラフをご紹介します。
①平成30年 事故発生場所についてのグラフです。
②平成30年 『なにをしているときに水難事故にあったのか』というグラフです。
①事故発生場所
②行為別
出典:政府広報オンライン
海での水難事故は50%で断トツ1位、川での事故も約30%と、毎年多くの事故が発生しています。
人が入れるような川は水深が浅かったり、水が澄んでいて川底が見えたりと油断しがちですが川幅、地形、傾斜、岩などにより場所によって流れがまるで違います。同じ場所であっても右側、左側で、大きく流れや水量が違う場合もあります。
【真水において人間の身体は何%浮くのでしょうか??】
なんと、約2%程度しか浮きません。
約2%となると…流れがある中、バランスをとり仰向けになったまま鼻、もしくは口を水面に出し呼吸を確保する。
簡単なことではありません。パニックになっているでしょうし、岩や木、障害物も沢山あります。
では、ライフジャケットを着用している場合はどうなるでしょうか。
約10%程度浮くことができます。
約10%となると頭部が水面に出るくらい。と考えて頂いていいと思います。頭部が水面に出ると言う事は呼吸が確保しやすくなり、安心感が生まれ、判断がしやすくなります。
【2%と10%】
8%の違いで天と地ほどの差が出ることもあります。
私の上司が良くこんなことを言っています。
『生きているか死んでいるかは別にして家族のもとへ帰れる確率はぐっと上がる』と。
自然は我々に沢山の癒しや楽しさを与えてくれますが、時に一瞬で命を奪います。ですが、ただ恐れるのではなく、きちんと危険性を理解したうえで適切な準備をすることでうまく付き合っていけるのではないかと思っています。
Pazdesigでは海での釣行はもちろん、川でもオカッパリでも浮力体入りベスト着用を推奨しています。
FTG ストリームベスト Ⅱ
※本製品は救命胴衣ではございません。浮力体はあくまで補助的なモノです。
オカッパリフロートベスト
※本製品は救命胴衣ではございません。浮力体はあくまで補助的なモノです。
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【全ての釣り人へ】ライフジャケットの着用を誤ると死の危険性も?落水実験で救命胴衣の必要性を検証してみた
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トラウトアングラーもフローティングベスト着用のお願い(岩崎清志 宮城県)
自分の為に、愛する人の為に。 白土高利(北海道)
【118番 海上保安庁】
【119番 消防】
【110番 警察】
事故にあった、事故を発見した場合にはすぐに通報を!!
海、川にお出かけの際はライフジャケットを正しく着用し、安全に楽しく自然を楽しみましょう♪
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