コジマです。本日は実釣レポートです!!
お久し振りです!!
どうやら1年以上振りっぽいです!!!!
サボっててすいませんw
という事で久し振りの実釣レポートですが今回はディブル、特に65Sと65TGのお話です。
しかも最近、鹿児島県は川内川を中心に好釣果を連発している『ナイトゲームでのドリフト&ボトムドリフト』の解説です!!
ディブル65S・65TGの製品ページはこちら。
この実釣ルポでも度々登場しているディブルですが、基本性能としては河川でのベイト(ハク・イナッコ、淡水系ベイト、アミ、甲殻類など)に滅法強いバイブレーションです。
※以前の実釣ルポはこちら↓
・ 【実釣ルポ】ディブルシリーズで東京湾クロダイゲーム攻略!!
・【実釣ルポ】アミか?イナッコか?昨年に続き宮城・追波川の夏合宿!!
本体の上下に付いているフィンのお陰で水平姿勢がキープしやすく、小粒でハイピッチなアクションと相まって食わせ能力はピカイチかと思います。
赤丸部分のダウンフォースフィンが水平姿勢をキープする秘密です!!
また、浮き上がりが少なくレンジキープ力が良いのも特徴。
その特性を活かして河川内のデイゲームやチヌのバイブレーションゲームでは実績抜群です。
そんなディブルですが、今回はナイトゲームでのお話です。
お昼のイメージが強いバイブレーションですが、今回は『ナイトゲーム』。
まあ、ナイトゲームでバイブレーションを使うシチュエーションは珍しくはないんですが、今回は特に『ドリフト』での使い方を実釣時の様子を交えてレポートしたいと思います。
結論から言うと、ディブル65S・65TGはナイトゲームにおけるボトムレンジや3m以深でのドリフトに非常に適したルアーなんです。
特に『ボトムドリフト』は是非お試しいただきたい釣りです。
詳しくは後述しますが、ディブルをバイブレーションではなく『ミノーのイメージで流し込む』のがこの釣りの最大のポイントです!!
先日コジマも川内川で実釣してきたんですが…
まあ釣れる!!!!
釣行のタイミングは8月中旬お盆明け。
(コジマは婆ちゃんの言いつけでお盆は釣りしないタイプです)
川内川という事で、鹿児島県のPazdesignサポーター・田口パパと川内川下流域で合流。
田口パパ曰く、お盆中は台風によるダム放水の濁りのせいか上のレンジでは反応がほとんどなかったので、ディブルでボトムを狙っていった方が良いかもとの事。
下げの流れが効き始めてきたので、一先ずマッチボウ120Fやパワードラブラ125SFGで上のレンジをサラッと探りますが、田口パパの言う通りにノー感じ。
それではとディブル65TGに変更。
ディブル65TGをボトムまで沈め、その間にメインラインを流れに取らせてライン先行の状態を作ったらドリフトスタート。
すると…
この後もカラーや65TGと65Sをローテーションしながら結局下げ止まりまで小型ばかりながらもずっと反応が続き十分楽しめました!!
…が!!
ここからが凄いんです!!
翌日以降、田口パパはもちろん、川内の釣具店『つりぐのBB 川内ムラタ店』様のスタッフさんも80オーバーのヒラスズキを頭に連発!!
(釣行の翌日にBB様のスタッフさんにディブルの話を伝えておきました♪)
と、こんな感じで釣れっぷりがハンパないんです!!
ではでは、どんな感じで釣っているのか解説していきたいと思います。
基本的にはミノーやシャローランナーのライン先行ドリフトと同じようなイメージでディブル65を明暗に流し込んでいく感じです。
ただ、ミノーなどとは狙っているレンジが違い、もっと深いのでそこが色々な意味でカギになります。
まず、狙うポイントの上流側にキャストします。
着水したらディブルをボトムまで沈めるんですが、この時同時にラインを流れに拾わせてライン先行の形を作ります。
ミノーだとこのラインを先行させるときにルアー自体もラインと同じように流れていこうとするのでライン先行の形にメンディングするが難しいんですが、ディブルは沈んでいくので『ルアー沈む、ライン流れる』という図式になり、比較的ライン先行の形が作りやすいと思います。
ボトムに到達したらドリフト開始ですが、もしこの時点でラインスラックが足りないようなら必要な分ラインを放出してスラックの量を調整します。
ここでもミノーと違いルアーはあまり流されませんので、根掛かりの心配が無ければ落ち着いてラインスラックの調整をしてください。
こんな感じのイメージです!!図の赤色の線の幅をラインスラックで調整する感じです!!
いよいよポイントに流し込んでいきますが、注意点があります。
①ダダ流しではなく少し巻きを入れる。
→ミノー、シャローランナーに比べ、ある程度の水の圧が掛からないと動かないので、手元にプルプルが軽く伝わるくらいには巻く。
②巻き続けるとルアーが浮き上がってレンジがズレるので、ストップアンドゴーやリフト&フォールでレンジキープを意識する。
→水深がある上にラインの抵抗でルアーが浮き上がるので巻けばまくだけレンジが上ずるのを頭に入れ、浮き上がった分をフォールで調整しレンジキープする。
(クリクリクリっと巻いてスーッ、クリクリクリっと巻いてスーッみたいな感じです!!)
この二つを意識してもらえばバイト数は相当増えると思います。
ただ、いきなり小難しいこと考えながらやるのは大変なので、一先ずはボトムを取ってゆっくりタダ巻きしてみてください!!
活性高ければそれで反応は出ると思いますし、もし出なくてもそこから色々微調整して正解に近付けていくのが良いかと思います。
ちなみにですが、ストップ&ゴーのフォール中にも良くアタるので油断禁物です♪
また、慣れてきたらボトムだけではなく、カウントダウンで中層以深の色々なレンジを探ってみたり、流れの強弱などで65TGと65Sを使い分けてみるのもオススメです。
(もちろん55S・55TGとのローテーションもアリです!!)
なお、このディブルのドリフトですが『他のバイブレーションはどうなの?』と言う疑問はあるかと思います。
正直に言うと、私も昔はレンジバイブ70ESでやっていた釣りなので他のバイブレーションでも釣れますが、この釣りにおいてディブル65シリーズは『よりミノーの感覚に近い状態で使える』ので、他のバイブレーションよりもアドバンテージがあると感じています。
表現が難しいんですが、『バイブレーションのドリフト』のイメージではなく、『2m以深を探れるミノーのドリフト』のイメージで使えるのがポイントです。
より端的に言えば
【水深2mを小粒で水平姿勢でタイトピッチでレンジキープしながら泳ぐルアー】
という感じです。
どうです?こう考えたら釣れそうだし、なかなか代わるものがないルアーかなと思います。
あと、この釣りの出し所ですが…
①表層(2m以浅)のレンジで反応が無い時
②ベイトが甲殻類やハゼ類の時
③冷え込みや濁りでベイトやシーバスがボトムやボトム付近の障害物に依存している時
④ポイントが遠く飛距離が必要な時
⑤風が強くミノーやシャローランナー、シンペンではルアーをコントロール出来ない時
こういう状況の時がオススメです!!
まあ、上のレンジで釣れてる時にわざわざ魚の目線を下げるさせる必要はありませんから、そうじゃない時に使っていただくと良いかと思います♪
さてこの釣り、今回は明暗狙いでの釣行でしたが、実はオープンエリアでも問題無く釣れます!!
旧北上川にてボトムに大きめのゴロタが点在するオープンエリアで、ディブル65Sのボトムドリフトにての釣果です。
ボトムに沈むゴロタとカケアガリに絡むハク・イナッコ、甲殻類などを捕食しているシーバスを狙ってのヒット。
ここでも上のレンジには反応せず、ボトムを流すと反応が出るというパターンです。
といった感じのディブルのドリフト・ボトムドリフトの実釣レポートでしたが、いかがでしたでしょうか?
ディブルシリーズはナイトゲームでのドリフトも良いですが、もちろん普通にバイブレーションとして日中にグルグルドッカン!みたいな釣りも可能です。
海でのイワシボイルなどには弱いですが、河川での釣りであればデイ、ナイト、早巻き、ドリフトと色々な釣りが展開できるルアーなんです!!
リバーシーバスをされる方でまだ使ったことのない方は是非一度ディブルシリーズをお試しください♪
と言った感じで今日はこの辺で。
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