皆様、こんにちは。
ルアー開発担当の吉島(ヨシジマ)です。
今シーズン発売予定の渓流スプーン
【CHIDORI(チドリ)】。
今回から2回にわたって皆様にCHIDORIの魅力をお伝えします。
CHIDORI(チドリ)
全長:36mm
重量:3.0g/3.7g
フック:シングル#4
リング:#1
価格:¥540(税込¥594)
製品ページはコチラ
2022年もいよいよ渓流解禁が押し迫って来ましたね!
個人的にもソワソワする時期でもあります。
今回は日頃皆様が渓流ルアーについて不明に思っている点を深堀りしてゆきます。
~第一章:使い分け~
テーマは「ウェイト違いの渓流スプーンの使い分け」についてです。
近年ではミノーイング最盛期という事もあり、釣り人によってはスプーンがケースにさえ入っていない…なんて方もいらっしゃるかと思います。
なので今回、私的に渓流スプーンのうんちくを語らせて頂きます。
知っているようで知らないマツ〇の渓流スプーンの世界・・・・・・(すでに意味不明w)
CHIDORIのウェイト表記は3.0g、3.7gと追々リリースする予定の2.5gの3アイテム展開になります。
シルエットは、すべて全長:36mmでウェイト(肉厚)違い。
意外と知られていないスプーンのウェイトの使い分けですが、特に渓流スプーンの使い分けに関しては中々浸透していないのが現状のようです。
今回、弊社スプーンに限っての内容になりますが、少しでも渓流スプーンの魅力が伝われば幸いと思っております。
まずは、最大の特徴として「這わせられるスプーン」という事。
従来の様な沈めて底を転がすイメージでは無く、ダウンクロスやダウンの軌道時に一番鱒が意識しているレンジ「表層約5~10㎝付近」をトレースできる事がCHIDORIの真骨頂と感じています。
基本ベースは、ズバリ「3.0g」フィールドテストの際にも3.0gを主体で作り込んで行きました。
スプーン(コロラド【涙型】やウィローリーフタイプに限る)の特徴として、トップ(先端付近)を上に反り上げると、水面から飛び出し難く安定した泳ぎとレンジキープが出来るようになります。
何故そうなるかは、実は私も良く解りませんw
これは経験値から学んできた事で、昔からスプーンを曲げたり削ったりして、現場で泳がして見ていた「オタク」の時代があってこそ、今に活かしていると感じております。
話は逸れましたが、今度は逆にトップを下に向けるとどうなるかと言えば、バランスを崩し易くなり、最悪は飛び出して破綻をしてしまいます。
CHIDORIは、表層のレンジキープと破綻する一歩手前(ふらつき)のバランスを絶妙のセッティングにしたつもりです。
基本ベースは、先ほどから申し上げている3.0g。
フィールドで集魚効果と喰いの良い比率を見つける為に、ひたすらペンチの手曲げで最終微調整を行いました。
ここからが本題、2.5g、3.7gの使い分けです。
メインの3.0gで流した時に、レンジが上ずって水面付近でバタつくようであれば、流れの圧しが強いので、ここは迷わずウェイトのある3.7gの投入になります。
2.5gはその逆で、緩い流れのチャラ瀬で3.0gがボトム付近でノッキングしてレンジを這わせられないケースや、シーズン初期や冬期釣り場等に良くある、放流して間もない個体が緩い溜まりでウロウロしている目の前をゆっくり引く時に向いています。
よくよく考えてみると、当たり前の事を書いているような…(汗)
いずれにしてもCHIDORIは、淵等の深場を探るようなボトムの釣りをする事はできませんが、ミノーが苦手とする「浅場のチャラ瀬」では独壇場と言えます。
続きはまた次回…。
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