皆様こんにちは!!
コジマです。
いよいよ発売が迫った大型トラウト用スプーン【Fallon(ファロン)19g】。

Fallon(ファロン) 19g
19g :880円(税込968円)
length:65mm weight:19g
type:シンキング
hook:無し(別売り) ring:フロント#4、リア#5※標準装備
全9色
製品ページはコチラ。
12月入荷予定
今回はそのファロンの特徴や作り手の込めた思いを開発者の吉島パイセンに語ってもらいました!!

Pazdesignスタッフ・吉島パイセン
前回のブログ↓
【新製品】満を持して登場!大型トラウト用スプーン『Fallon』受注開始!!
以下、本文↓
【大型トラウト用スプーンに求めたもの…】
皆様こんにちは。
Pazdesignスタッフの吉島です。
今回は大型トラウト用スプーン【Fallo(ファロン)】についてお話をしたいと思います。
僭越ながら自身の経験上、主にフィッシュイータ化した大型トラウトの特徴として、次のような習性が見受けられると感じていました。
■普段捕食以外の時は比較的流れの緩いボトム(ベタ底)付近で動かずジッとしている。
■捕食時間や遡上も決まった時間帯の個体が多い。
■ルアーもフライもタックル等やアプローチによっては全く見向きもされない。
■過去にキャッチ&リリースを繰り返された経験がある。
以上の要素が含まれている事が多いのではと思っています。
これは他の魚に関しても似た部分はあると思うので、共感していただける方も多いのでは?と思います。
大型魚はいつでもどこでも無闇にルアーにアタックしてくるというよりは、一定の条件下でのみスイッチが入ってルアーにアタックしてくることが多いように感じます。
ここでは「ルアーで…」と表現しておりますが、正直それは餌であろうとフライであろうと同じだと思います。
いわゆる「時合い」と呼ばれる概念です。
また、大型トラウトにおいてはキャッチ&リリースにより過去に釣られた経験の多い個体にも良く出会います。
これをポジティブに「過去に釣られた=ルアーに反応する個体」と取るか、ネガティブに「=スレッからし」と取るかは人それぞれですが、やはり歴戦の猛者となっている個体であることは間違いなさそうです。
いずれにしても、大型トラウトを射止めるにはタイミングやパターンをアジャストする必要があり、一筋縄ではいきません。
今回、満を持してリリースされる「Fallon(ファロン)」は「そんな一筋縄ではいかない個体に如何にして口を使わせるか」…をテーマにしました。
【Fallo(ファロン)】の大きな特徴として
①【細身のシルエット】
釣り用語では「ウィローリーフ」と呼ばれていますが、全般的にフィッシュイータ系の大型魚は細身を好む傾向があり、且つ程よいブレード形状が魚にプレッシャーを与えずアピールし続けます。
②【滑らかな泳ぎとレンジキープ力】
独自のベンドカーブ(曲面)とフロントとリア部のアイ(穴)にすり鉢状のテーパーを入れる事によりナチュラルな泳ぎと水面に飛び出さず(特に川の流れ)泳ぎ切るレンジキープ力はウィローリーフタイプの弱点を見事に克服しています。
③【遠投性能】
特にベンドカーブの大きいモデルは空気抵抗をもろに受け、失速する傾向を独自のウエイトバランスにより快適なキャストフィールを実現しています。
①について、幅が広くベンドカーブの大きいモデルは水噛みが良く、ゆっくりと引けるメリットはありますが、見た目のシルエットやアクションがトゥーマッチとなる場面もあります。

こだわり抜いたボディ形状
もちろんどちらが良いか?はその日によるんですが、基本的にはここぞ!というポイントで投げ続けるにあたり、魚に過度にプレッシャーを与えないシルエットとアクションを求めた形状となっています。
また、細身のボディー形状は巻き抵抗も大き過ぎず、アングラー側への負担も少なく、「その時」がくるまで集中してキャストを続けることができます。
②について、細かい部分ですがアイ部分のすり鉢状のテーパーにはこだわりが詰まっています。
スプーンのアクションの決め手となるのはもちろんボディー形状とベンドカーブの大きさではあります。
ただ、時にこのアイ部分の「角」が接続するリングやスナップと干渉してカクカクとした滑らかさに欠けるアクションとなってしまう時があります。
なので、【Fallo(ファロン)】このアイ部分の角を面取りし、すり鉢状のテーパーをつける事で実に滑らかにアクションするようになりました。



細かい分ですが【Fallo(ファロン)】のアクションを生み出すうえで欠かせないギミックであります。
最後に③。
現代の釣りにおいてもはや飛距離は正義と言われます。
飛べばいい…という訳ではありませんが飛んでくれるに越したことはありません。
警戒心の強い大型魚を狙う際には時にロングディスタンスでのアプローチが必要な場合もあります。
また、大規模な本流エリアであれば流れの押しも強く、立ち込める位置も限られるので、飛距離が出なければスタートラインにすら立てないこともあります。
そういった観点で見れば、飛んでくれるこしたことは無いのはスプーンも同様です。
このように【Fallo(ファロン)】には大型トラウトを仕留める為のギミックと熱意を大いに注ぎ込みました。
最後に名前の由来ですが、「Fallon」を直訳すると「向かって行く」という意味があり、どんな悪条件であっても立ち向かう…とそんな意味合いがこもっています。
実際、フィールドテストでも神憑り的な結果が起こり歓喜に沸いた事が何度もありました。
国内は元より海外の遠征先で「何を投げていいのか…」と途方に暮れる時にこのスプーンで「起死回生」の一手になる事を願ってやみません。

吉島
本文ここまで↑
皆様、どうでしたか?
吉島パイセンの熱意を感じていただけましたでしょうか?
発売を目前にして大型トラウトの本場・北海道からもサポーターの菊地さんからの釣果が連日届いています!!




皆様も是非、来年の大型トラウトシーズンは【Fallo(ファロン)】をお試しください♪
それでは今日はこの辺で。
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