手軽な釣りも安全対策を(フローティングベストの正しい着用法もあります)  佐藤直樹

 

皆様こんにちは!!
コジマです。

いつも金曜日に掲載しているテスターログですが、今回の佐藤直樹さんの記事がラフトポーチのお話だったので、毎月掲載している『フローティングベストの正しい着用法』と一緒にご覧いただこうと思います。

『フローティングベストの正しい着用法』の記事はこちら。

以下、佐藤さんのログです↓↓↓

釣りばかり行ってるパズデザインテスター佐藤です。
今日はちょっといつもと違う感じで・・・。

私は、テスターになって各紙面はもちろん、プライベートな釣行においても意識的にライフジャケットの着用を心掛けています。

船は当たり前なんですが、実は『オカッパリ』って法規上の規制はないし、努力義務的な所があって比較的緩いのかなと・・・。

でも、落水事故とか目にしたり、落水した事を考えると水辺のレジャーを楽しむ上で、ライフジャケットは絶対に付けるべきだと思うんです。

シーバスや青物、サーフ、磯でやってる人達には、ゲームベスト的なフローティングベストって割と浸透しています。

だけどライトルアーとかオカッパリのバス、堤防ちょい投げ的な手軽な釣りって、ライフジャケットの着用比率ってものすっごく低いですよね。

膨張式のベストやウエストタイプも、夏は暑いし、煩わしいのはわかる。

そこで、もっと手軽に、煩わしくなくて、釣り人以外に見られても恥ずかしくない!という事で今年から導入したのがコレ!

SLV-026 PSL RAFT POUCH V 

ポーチ式の水感知式・膨張式救命浮輪。
水に濡れると浮輪が出てきます。

着用するとこんな感じ。

膨張式でもかなり小型な方で、腰回りをぐるっとホールドされてしまうウエストタイプに比べて、コンパクトなので腰回りが超快適。
手軽な軽装なオカッパリにはこれでしょ!

近所でナマズを釣った時はベストタイプ。
でも暑い夏が来たらちょっと・・・って考えてました。
だからこのポーチタイプで夏も快適に!

また、このラフトポーチにはベストやウエストタイプにはないメリットがいくつかあります。

・『投げる!』
おぼれている人がいたら躊躇なく投げましょう。
この商品、分類的には「救命胴衣」ではなく「救命浮輪」なんです。

おぼれている人を助けに行くのは実はとっても危険なんです。

「溺れる者藁をも掴む」という通り、おぼれている人は必死に何かにしがみつこうとします。
これにより救助に向かった人がしがみつかれ、身動きが取れなくなり、結果二人とも亡くなるという事は珍しくありません。

なので、釣り以外の場合の水辺のレジャーの際でも荷物に一つ入れておけば、咄嗟の時の人命救助に大いに役立ちます。

・『本体とベルトが分離できる』
ギンバルやファイティングパックフィッシングサポートベルト、ウエストバッグ等にも取り付け可能。これで使う幅も広がりますね。
※2018年2月1日より『船釣り(ボート含む)』においてこのタイプの自動膨張式救命浮輪は使用できません。

カラビナでバッグやズボンのベルトループにぶら下げたりもできますし。

また、ベルトを外して持ち運べば釣り以外のレジャーに持っていく時も邪魔になりにくと思います。

お値段は決して安くはないけれど…安全を考えたら付けても損はないと思うんです。

もしいつも着用してないなって思った人は考えてみてください。楽しい釣りを悲しい思い出にして欲しくないですからね。

 

 

 

 

・パズデザインHP↓
http://www.pazdesign.co.jp/

・パズデザイン公式Facebook↓
https://www.facebook.com/ZapPazdesign/

・fimo釣りログ一覧↓
http://www.fimosw.com/u/zappazdesign

☆Instagramの公式アカウント開設しました☆ ←こちらをクリック♪
『Pazdesignのある風景』をテーマにアップしていきますのでフォロー宜しくお願い致します♪
『pazdesign_official』で検索お願いします!!

ライフジャケットの着用義務範囲の拡大について。

 

皆様こんにちは!!
コジマです。皆様、ご存知でしょうか?最近、巷で話題になっております

『ライフジャケットの着用義務範囲の拡大』

最近SNS等でも取り上げられていますので、目にした方も多いと思います。

ただですね、どうにも詳細がわかりにくいという事でユーザー様、小売店様から沢山のご質問を頂きますので、ここでお知らせさせていただきます。

ちなみにこの法律、とても簡潔に申しますと

『2018年2月1日より全ての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用を義務化する』
(実際に処罰されるのは2022年2月1日より)

という法律です。
詳しくはこちら(国土交通省HP)

これに伴い、遊漁船では国土交通省認可モデルのライフジャケット(救命胴衣)を着用していないと(船長が)処罰の対象になります。
※2018/1/30追記:国土交通省認可モデルのType-A(水域によってはDも可)の救命胴衣が適応モデルとなります。

ちなみに国土交通省認可モデルというのはこちらの通称『さくらマーク』が付いているモデルです。


出典:国土交通省HPより

で、皆様よりご質問頂くのは

このマークが付いてないものは使えないの?
おかっぱりは…?
渡船は…?

です。

この点に関して窓口である高階救命胴衣社にあらためて確認したところ、まず一つ。

現時点でおかっぱりにはこの法律は適用されません。

義務ではないですが、もちろん安全対策として着用する事を前提としての話ですが、おかっぱりに関しては国土交通省認定モデルでないライフジャケットでも処罰の対象にはなりません。

つまり、コンプリートⅣ等のゲームベストも継続してお使い頂けます。

そして一旦船に乗る渡船ですが

この法律は適用されません。

沖堤、沖磯ともに国土交通省認可モデルでないライフジャケットでも処罰の対象にはなりません。
※ライフジャケット自体の着用は義務ですので沖堤、沖磯で着用していない場合、処罰の対象になる事もあります。

という事で、おかっぱりと渡船利用での沖堤、沖磯等での釣行は『さくらマーク』無しでもちゃんと浮力が確保されているものであれば問題はありません。

そして、『このマークが付いてないと使えないの?』というご質問に対しては

船釣りで使われるのであれば、付いていないと処罰の対象になります。

今回の法改正は『小型船舶乗船者の』ライフジャケット着用義務範囲拡大ですので、船で釣りをされる方は対象になります。

2018年2月1日からの施行ですが、認知期間が4年間ありますので実質処罰されるのは2022年2月1日からになりますので、船やボートで釣りをされる方は、それまでに認定モデルへの移行を行って下さい。

今回の法改正は小型船舶を対象としたものでしたが、それに係わらず釣行の際は必ずライフジャケットの着用をお願い致します。

処罰の対象じゃないから着用しなくていいという事ではありませんからね!!

着用時の生存率は確実に非着用時よりもアップします。

釣りが楽しい遊びであり続けられるように、必ずライフジャケットは着用しましょう!!

 

 

 

 

・パズデザインHP↓
http://www.pazdesign.co.jp/

・パズデザイン公式Facebook↓
https://www.facebook.com/ZapPazdesign/

・fimo釣りログ一覧↓
http://www.fimosw.com/u/zappazdesign

☆Instagramの公式アカウント開設しました☆
『Pazdesignのある風景』をテーマにアップしていきますのでフォロー宜しくお願い致します♪
『pazdesign_official』で検索お願いします!!

本流トラウトにもフローティングベストを!!

 

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日は安全対策について。
ですが、ソルトではありません。

今日はトラウトです。

宮城のテスター・岩崎さんもログで触れてましたが、本流トラウト用フローティングベスト『FTGストリームベスト』のお話です。
岩崎さんのログ:http://www.fimosw.com/u/zappazdesign/6ej2whuntujipx

九頭竜川や北上川等一部河川では解禁していますが、まさに本日からサクラマスが解禁という河川もあります。

ネイティブトラウトをやらない方の為に簡単にご説明しますが、サクラマスやサツキマスや大型のヤマメやアマゴ等を河川の本流部分で狙う釣りを『本流トラウト』という風に呼び、渓流や源流域でのトラウト釣りと区別して考えます。

本流トラウトは場所によってはリバーシーバスをやるような環境での釣りになります。

特にサクラマスやサツキマスはリバーシーバスのポイントと重なる部分も多いですね。

現在、シーバスフィッシングにおいてフローティングベスト着用はもはや常識です。
しかし、同じポイントで釣りをする本流トラウト用のベストには浮力体は入っていません。

ん~…これはどうにかならないものか…

本流の釣りに限らず、中禅寺湖や芦ノ湖、洞爺湖等の湖、北海道の海アメ、海サクラ。
この釣りには絶対に浮力体の入ったベストが必要である。

我々はそう思い開発に乗り出しましたが、トラウトアングラーからは『あの浮力体が着心地が悪くて…』という声が多く、かさばる浮力体がフローティングベストの着用率を下げている要因の一つでした。

ということで、3年掛かりで開発したのがこちら!!


『ビーズフロートシステム』です!!

このビーズフロートは名前の如くビーズ状の発泡素材の浮力体で出来ており、最大の特徴は『着心地の良さ』です。
(ちなみにソルト用ではCOREMAN社とのコラボモデル『スーパーライトベスト』に採用。)

ビーズクッションの感触を想像してもらうとわかりやすいかと思います。
確実に板状の浮力体よりも着心地が良いのが想像できると思います。

もちろん浮力もしっかりテスト済みです。


※国土交通省認可モデルではありません。あくまで補助的な浮力です。

この浮力体のおかげで『着心地が悪い』という壁を越えることができ、お陰様で『FTGストリームベスト』は完売し、2017年は細かい部分を更に使いやすくしたFTGストリームベストⅡが発売されます。


すいません、まだ製品版サンプルがなくて…

徐々にではありますが『本流トラウトにもフローティングベストを』という流れができてきて何よりだと思います。

ちなみにですが弊社では基本、FTGストリームベストを着用して頂く事を前提に考え、『BSトラウティストウォームジャケット』にはこのジャンルとしては定番の胸部分の大型ボックスが入るポケットは無くしています。


現行モデル:ZBR-005 BSトラウティストウォームジャケット

比較対象として…


先代モデル*ZBR-003 BSウェーディングウォームジャケット

ベストを着るのであれば胸に大型ボックスは入れませんよね?
だったら大型ポケットは邪魔になるだけなので、普通の胸ポケットとハンドウォーマーポケットのみにしてあります。

賛否あるかもしれませんし、選ぶのはユーザー様ですが、やはりPazdesignとしての姿勢は『フローティングベストを着て欲しい』なのでそのコンセプトに沿ったアイテムにしてあります。

少し長くなりましたが、本流トラウトを楽しむアングラーも安全かつ快適に釣りをして頂きたいので是非、フローティングベストご着用下さい!!

それでは今日はこの辺で。

 

 

 

・パズデザインHP↓
http://www.pazdesign.co.jp/

・パズデザイン公式Facebook↓
https://www.facebook.com/ZapPazdesign/

・パズデザイン公式Twitter↓
https://twitter.com/ZAP_Pazdesign

・fimo釣りログ一覧↓
http://www.fimosw.com/u/zappazdesign

☆Instagramの公式アカウント開設しました☆ ←こちらをクリック♪
『Pazdesignのある風景』をテーマにアップしていきますのでフォロー宜しくお願い致します♪
『pazdesign_official』で検索お願いします!!