【永久保存版】 フローティングベストの正しい着用法

 

皆様、こんにちは!!
コジマです。

本日から3月ですね!!
完全に忙殺されてましたが、渓流、解禁ですね!!
(4月解禁の地域の方はもう少しお待ちください!!)

先日もお伝えしましたが、2月にも死亡事故が起きたばかりです。
全てにおいてそうですが、『命あっての物種』です。

『釣り』は釣り堀なんかを除けば基本アウトドアアクティビティー、自然と共にあるものです。

フローティングベストの着用はあくまで『安全対策』の一つであり、他にも気象の知識、海の知識、山の知識…etcと自然の中で安全に楽しむには様々な知識や対策が必要です。

本格シーズンインだからこそ、逸る気持ち、浮き立つ気持ちをもう一度引き締めて、目一杯釣りを楽しみましょう!!

という事で今月も安全対策を宜しくお願いいたします!!

【Pazdesign×ルアマガ】オカッパリフロートベスト解説動画↓

詳細はこちら↓
・内外出版社WEBコンテンツ『釣りプラス』
・【Pazdesign×ルアーマガジン】オプション類を使用して多彩に攻める!!バス用ベストでのクリークランガンスタイル!!

本流トラウトの釣りの方はこちらの記事をご覧下さい。
安全対策
・トラウト用フローティングベストについて
・レスキューホイッスルについて
・ウェーディングスタッフについて

あとはまだまだ問い合わせの多いこちらも↓
ライフジャケットの着用義務範囲の拡大について。
超重要!!補足です!! ライフジャケットの着用義務範囲の拡大について!!※製品対応非対応一覧有り

ちょっと前置きが長くなりましたが、今月も『フローティングベストの正しい着用法』を『安全への啓蒙として』掲載させていただきます!!

『またかよ…』と思わずどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m

他の安全対策関連の記事も是非↓
・手軽な釣りにも安全対策を(ポーチタイプをご紹介)
フローティングベストのお話 その2 『そもそも何故フローティングベストが必要なのか?』

という事で以下本文です。↓

安全対策の第一歩でありますフローティングベスト。
最近では他メーカー様の商品も含め、非常に多くの方が釣行時には着用していただいています。(それでもまだ着用されていない方もいますが…)

しかし、実釣やイベントの際にアングラーの皆様を見ていると正しく着用出来ていない場合が多く見られます。

なのでこの機会に以前アップしましたフローティングベストの着用方法(弊社製品の場合)をfimoでも掲載したいと思いますので、ご覧いただき、参考にしていただければと思います。

また、正しい着用方法は安全対策だけではなくフィット感の向上や負担軽減と言う意味でもメリットが大きいのでそれもポイントです。

ちょっと長いですが、とても大事な事なのでご覧ください↓

2014/12/9掲載記事

今回のテーマは…

『フローティングベストの着用法です』

です!!

まず、何故このテーマになったのか?

それは、京都のエキスパートアングラー(個人情報もあるので、T様とします。)のフェイスブックの投稿がきっかけでございます。

まずは実際のT様の投稿内容と投稿画像をご覧下さい。
※ご本人に許可は頂いております。

ここから↓
『激流に流された経験者は語ります、落水に備えてください〜!

今朝は友人が釣りの最中激流に30mほど流されたそうです、助かりましたが。

私も若い頃は某河口で5回以上流された経験があるのですが洒落になりません。
ま、流されるのを想定しての特殊なスズキ釣りでしたし、ライフジャケットを着て浮力の確認やスイムテストもよくしていました!笑笑笑

ウエアー類の調節でダメージが軽減されるのは事実ですし、舐めてかかりますと泳げません!

ビギナーな方ならベテランに確認してもらうのがベストですが、わたし的にはライフジャケットの腰辺りにあるベルトは締め気味にしてます。
勿論股ヒモベルトはしましょう!

ウェダーの場合は腰のベルトもしっかりして、なるべく浸水しないようにして下さいね〜♪』


T様のベスト画像

この投稿を見まして、私はハッとしましたよ…

『それを伝えるのって、本来メーカーの役目でしょ…』

新商品情報もいいですけど、大事な事も伝えていかなければ!!
ということで、まずはこの2枚の写真をご覧下さい。

この2枚は、オススメできない、というよりも
『救命具として役割を果たさない可能性が高い着用法』です。

何がダメなのかお分かりになりますか?
分からなかった方は、是非、この機会に覚えて下さい!!

ダメなポイントはこちら!!


股ベルトがゆるゆる。


サイドベルトが緩く、体にフィットしていない。


肩ベルトが緩く、フロントが下がり過ぎ。

この3点です。
この、『股ベルト』、『サイドベルト』、『肩ベルト』は一体、何の役割をしているのでしょうか?
そして、ジャストサイズに調整されていないと何が起こるのでしょうか?

『股ベルト』
落水した際、人間の体は沈みます。
ベストは浮力で浮きます。
これが同時に起きると、ベストだけが水面に残り、体は水中に…となります。
それを防止する為の、『股ベルト』です。
※アルティメットV-1(現在ではスーパーライトベストも)のようにウェストベルトが着脱防止になっているものは原理が違うので、後ほど説明します。

時折、『股ベルト』を股に通していない人を見かけますが

言語道断です!!
※コンプリートⅣ、アルティメットシリーズ、スーパーライトベストはウェストベルトがありますので股ヒモ無しでも大丈夫です。
コンプリートシリーズでもⅢ以前、ウェーディングゲームベストV以前のタイプは股ヒモは必須です!!

また、股ベルトをしていても、写真のように緩いと
落水した際に、体とベストが離れてしまい、浮いてはいるけど
水中で思うように身動きがとれず、結果、思わぬ方向に流されてしまいます。

ですので、股ベルトは下の写真のように、股に沿うように、キッチリ締めましょう!!

『サイドベルト』
ここが体にフィットせず緩んでいると、落水及び入水時に写真のような状態になります。

このように、体とベストの間に隙間ができると、水中で身動きをとるのはかなり難しくなります。
陸上では感じにくいかもしれませんが、ベストの浮力はかなりのものです。
落水すれば、当然ベストは自分から見て、上に上に行こうとします。
逆に体は、衣服が水を吸い、下に下に行こうとします。
ましてや、足の着かない所では、いくら水を蹴っても力が伝わらないので浮き上がる事すらままなりません。

この状態でベストを着用しているのであれば『着ていない方がマシだ!!』と思える程、身動きがとれません。
※もちろん、ベストを着ていなければ浮いている時間は、ほんの僅かです。当然、着用時の方が生存率は上がります。

ですので、サイドベルトもキチンと体にフィットするように締めて下さい。

目安は、フロントポケットを手で前に強く押しても、隙間が開かないくらいです。

『肩ベルト』
ポケットへのBOXの出し入れの関係上緩めにしている方もいらっしゃいますが、極度に緩くすると、サイドベルト同様、隙間が開く要因となります。

前から


横から

もちろん、防寒衣料を着たりして、夏と冬とでは着用サイズは変わります。
面倒かもしれませんが、面倒と思わずに、都度調整して下さい。
それでだけ、生存率が大きく変わります。

また、コンプリートシリーズは、胴回り140cm弱くらいの方までは着用可能なように作っています。
細身の方でベルト調節後にベルトの余りが邪魔な方はベルトを切って頂いてもかまいません。
切った後は、先端をライターで炙って頂くと、ほつれ防止になります♪
※炙りすぎに注意!!

そして、先程チラリとお話しましたが、腰ベルト式の場合です。
※弊社ラインナップでいうと、アルティメットV-1、V-2(現在ではアルティメットV-3、スーパーライトベスト)です。

腰ベルト式のベストの肝は、こちら!!↓

腰ベルトと
※V-2を着ているので、股ベルトもあります。


脇のサイドベルト(スーパーライトベストはZ字型じゃありません)

この2つのベルトをキッチリ締めて着用する事で、落水時のすっぽ抜けを防ぎます。
イメージ的には、脇で止める感じですので、『キッチリ』締めて下さい。
特にアルティメットシリーズは、『Z字型』のサイドベルトが脇の下近くまできているので、このおかげで、よりすっぽ抜けにくくなっています。
※スーパーライトベストはインナーベルトとサイドベルトの両方を締めて下さい。

こんな着用はアウトです!!

腰ベルトゆるゆる


サイドベルトゆるゆる

この着用法は、真似しないで下さい!!

という感じで、ちょっと長くなってしまいまして、申し訳ないです。
でも、それでも『これは伝える必要がある!!』と思ったので、書きました。

安全面だけでなく、ちゃんとサイズ調整して、体にフィットさせれば着心地ももっと良くなりますし、体の負担も楽になります。
※体にフィットさせることで、荷重を体全体で分散する形になるので肩への負担が軽減されます。また、体の動きとベストの動きが同調し『ベストに振り回されるような感覚』がなくなり無駄な体力消耗を抑えます。

皆様、是非、これからは『ちゃんとサイズ調整』をして安全快適に釣りを楽しんで下さい!!

あと、最後になりましたが、T様、貴重な書き込み有難うございました!!

それでは今日はこの辺で♪

以上、フローティングベストの正しい着用法でした!!
皆様、是非実践してみてください!!

 

 

 

 

 

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安全対策

 

皆様こんにちは。
コジマです。

本日は皆様へ再度安全対策に対するお願いです。

先週、福井県の九頭竜川でサクラマスを釣りをしていた方が流されて死亡するという事故が起きました。
リンクはこちら:福井新聞 ONLINE

私もニュースで見聞きした程度なので、現在のところ事故の詳細は把握しておりませんが、まずは亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

弊社スタッフ曰く、今年は日本海側は雪が少なかった影響で九頭竜川の水位も平常の半分程。
一見、水量が多い時よりも事故は少ないように感じますが、実は渇水時の事故は少なくないとの事。

それは、平水時では行けないようなポイントも水量が少なく『行けるんじゃ…』と思ってしまい、つい無理をしてしまう事に起因している部分が多くあります。

釣行時は朝と夕方では疲労により歩行等の身体のパフォーマンスも確実に下がっていますし、特に低水温期は水に浸かっているとことさらに動きが鈍くなり、上がると思った足が上がらなかったり、踏ん張れると思っても踏ん張れなかったりという事が度々あります。

とにかく全てにおいて『過信』しない事。
これが何よりも大事だと思います。

そして安全対策。

弊社ではソルトウォーターはもちろん、フレッシュウォーター、特に本流、湖での安全対策に関しても積極的に呼び掛けています。


トラウト用フローティングベスト:FTGストリームベストⅡ

宮城のテスター・岩崎さんも常々FTGストリームベストの重要性を伝え続けている一人です。

シーズン開幕!!パズデザイン的サクラマス装備について 岩崎清志

2019年北上川サクラマス解禁 岩崎清志(宮城県)

本流域でのサクラマスやサツキマスの釣りは場所によってはシーバスのフィールドと重なる場所も多くあります。

シーバスでは着用がだいぶ進んでいる状況ですが、本流トラウトとなると着用している方がかなり少ないのが現状です。

淡水・海水を問わずですが、この時期の水温を考えれば、フローティングベストを着ていても命を落としてしまう事も多いと思いますし、あくまでフローティングベストは『補助浮力』です。

ただ、それでも着ていないよりも生存率は大幅に上がります。
(非着用者は死亡率が船舶では約4倍、オカッパリでも約1.5倍)
詳細はこちら↓
フローティングベストのお話 その2 『そもそも何故フローティングベストが必要なのか?』

また、仮に助からなかったとしてもしばらくの間は浮いていますので、ご家族のもとに帰れる可能性も大きく上がりますし、発見までの時間も早くなる事が多くなります。
現実的な話で申し訳ありませんが、捜索が長引けば場合によっては莫大な費用が掛かる事もあります。

家族の方は大切な命を失っただけでなく、その後の費用も負担しなければならない可能性も出てきます。

自分の為だけでなく、自分の大事な人の為にもライフジャケット、フローティングベストは必ず着用して下さい。

これから春を迎え暖かくなり、本格的な釣りシーズンがやってきます。

今年のシーズンを素晴らしいシーズンにする為にも今一度安全対策に対しての意識付けと準備を心からお願いいたします。

少し重たい話になりましたが、どうか宜しくお願いいたします。

それでは今日はこの辺で。

 

 

 

 

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ショートタイプで邪魔にならない自動膨張ライフジャケット!!

 

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日も新製品のご紹介です!!

新製品とか言ってますが、実は本日ご紹介するアイテムは昨年の秋に発売になっておりまして…
なんと言いますか…コジマのド忘れ…テヘペロ♪

てな感じで本日のアイテムはこちら↓

PFL-002 PSLインフレータブルライフジャケットⅢ
※国土交通省認定モデル(桜マーク) タイプA
価格:24,000円
カラー:ブラック、ブルー、レッド
浮力方式:膨張式(水感知機能付き)
浮力:7.5㎏以上
製品重量:600g
備考:着用可能範囲=胸囲130cm以下
※Made in Japan


ブラック


ブルー


レッド

本日のアイテムは自動膨張式ライフジャケットです!!
もちろん、国交省認定モデル(桜マーク)のタイプAですので遊漁船での着用が可能なタイプです。

まあ、ここまではよくあるモデルですが、このモデルの最大の特徴はこちら↓

着用モデル図

着用時がめちゃくちゃコンパクト!!!!
大体、成人男性で大体胸の辺りくらいまでのサイズ感です。

なので、着用時に前屈みになっても従来品の様にたるみが出来るのも少なく作業の邪魔になりにくいですし、実際の釣りの際にもロッド捌き等の邪魔になりにくくなっています。

かなりコンパクトですので、ジギングでもキャスティングでも使いやすいですし、ギンバルやファイティングベルトを使用される際でも従来品より動作の邪魔になりにくいかと思います。

サイズ的にも女性や小柄な方にもオススメです♪

で、『小さいという事は浮力は大丈夫?』ってなりますよね?

実はこのモデルの一番凄いの部分は…

コンパクトなのに浮力は従来品同様!!!!

ってとこなんですよ♪

実は浮力体となる気室部分が折り畳んで収納されており、膨らむと従来と同様のサイズになると言う仕組みになっております!!
これは作成を依頼している会社の特許モデルなんです♪

釣り業界では今まで採用されていなかったモデルですので、一気に釣りが快適になるかもしれませんね!!

ちなみに、実は昨年の10月、11月と入荷してきたんですが、速攻で完売してしまい現在欠品中なんです…が!!!!
一応、3月に再入荷予定ですので何卒宜しくお願いいたします!!

そしてそして、実は!!!!

ウェストタイプも発売されています!!↓

PFL-002 PSLインフレータブルラフトベルトⅢ
※国土交通省認定モデル(桜マーク) タイプA
価格:24,000円
カラー:ブラック、ブルー、レッド
浮力方式:膨張式(水感知機能付き)
浮力:7.5㎏以上
製品重量:600g
備考:着用可能範囲=胸囲130cm以下
※Made in Japan

こちらも同様に3月再入荷になっておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!!

皆様のお陰でコジマの凡ミスが帳消しになるようにどうかお願いいたします(笑)

それでは今日はこの辺で。

 

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