特別連載企画 【渓流ハンドメイドミノー TAGIRI 深掘り】 Vo.8

 

フィーモをご覧の皆様、こんにちはreedルアー部門担当の吉島(ヨシジマ)です。
いやいや連載も8回目に突入するとは…でも10年以上も温めていたネタなのでもう少しお付き合い下さいw

今回は何故に渓流で「アップストリームに拘るのか…」について書こうかと思っています。

皆様はアップストリームの釣りに拘っていますか?
理由はスタイリッシュだから…とか、カリスマビルダーが遣っているから…とか、渓流は釣り上がるもの等…と色々なご意見があると思います。

自分に関して言えば、アップストリームでもダウンストリームでも、その場所に合った釣り方がベストで、メーカーの立場からは「結果(釣れたか、釣れないか)が全て」と言う事になります。
なので追々ですが、ダウンストリームが得意なルアーも現在同時に進めていますので、改めてご紹介させて頂きます。

話が少し逸れましたが、アップストリームに拘るひとつとして、特に小渓流で大物を狙うときには出来るだけこちらの気配を消したいというのが一番の理由です。

渓流魚はほぼ上流に頭を向けて泳いでいる訳ですから、下流(背後)から忍び寄り、1投目のアプローチで勝負を掛ける事が、特に大物をキャッチできるチャンスがあると考えています。
近年ですと、やはり同じ事を考えているハンドメイドビルダーや、インジェクションの中でもアップストリーム寄りに作られているミノーもあります。

個人的には、ロッドティップのアクションはシェイク並みの細かな振動で左右にダートするモノが見つからなかったというのが、【TAGIRI】(タギリ)が生まれた理由なのかと思っています。

 

おそらく最初にTAGIRIの泳ぎを見たときに、「こんなので本当に釣れるのか?」と思うくらい不細工な泳ぎに戸惑いを抱く事でしょう。

今回はこの辺りで
to be continued

 

 

 

 

 

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特別連載企画 【渓流ハンドメイドミノー TAGIRI 深掘り】 Vo.7

 

フィーモをご覧の皆様、こんにちはreedルアー部門担当の吉島(ヨシジマ)です。

前回よりようやくそれっぽいディープな内容になってきましたね。
でも記事を書いていて「何を訳の分からない事を言ってんだろう…このオジサンは」って思われていないか密かに心配している52才ですw

 

最近ですとSNSで動画を配信すれば一目瞭然かと言われがちですが、それも当然必要だと思っています。
でも文面から想像するところからの配信は如何にもハンドメイドっぽくて、たまには良いのではと思っています。

前回【TAGIRI】(タギリ)の材質について書きましたが、八の字を描くようなウネウネとした唯一無二のアクション…単にハードウッドを採用しただけでは中々納得した動きにはなりません。

画像でも分かるように、TAGIRIはトップアイ(※ラインやスナップを結束する場所)がボディーに対して横に向いています。(※横アイ)このセッティングは左右にダートさせたい時に採用されますが、基本的に渓流では向かないとされています。
理由は流れの中で泳ぎが安定しないからです。あと真っ直ぐ泳ぐようにトップアイを左右曲げるチューンが出来ない事も上げられます。

TAGIRIに関しては極端な話「流水の中で安定性を求めてない」と言っても過言ではありません。
下流から上流に向かって投げて、シンキングミノーが水面から飛び出す事はないからです。
むしろ八の字にジグザグとダートをさせて、出来るだけ足元に戻らないように喰わせの間を演出させる事がアップストリームでは最も重要な事だと感じたからです。

 

TAGIRIダウンストリーム(逆引き)では浮き上がり、破綻してしまい使い物にならない設定ですが、その時は流れに強いルアーをチョイスすれば良い事。

ルアーフィッシングは、どのジャンルもトータルバランスが大事かと常々思っています。

今回はこの辺りで…
to be continued

 

 

 

 

 

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特別連載企画 【渓流ハンドメイドミノー TAGIRI 深掘り】 Vo.6

 

フィーモをご覧の皆様、こんにちは。
reedルアー部門担当の吉島(ヨシジマ)です。

前回は【TAGIRI】(タギリ)の外観で力尽きましたw

でもリリースは来年(2022年)の予定ですので、広報(シ〇ズ)に突かれない程度にダラダラと進めていきます。

 

=主なスペック=
全長:50mm
重さ:約4.5g(シンキング)
材質:ハードウッド
リップ:基板を採用

 

とかなり在り来りですが、この中で「材質」に関して今回はうんちくを述べようかと思います。

渓流のハンドメイドミノーってバルサ材だけでは…って声が聴こえてきそうですが、それは正解でもあります
でも開発の観点から見ますとルアーに求める波動(動き)によって材質を変えるというのが変態の域w…いや王道かと感じてます。

渓流ミノーがバルサ材で作られる理由として、キビキビとした細かい動き(※以後ローリングアクション)を強めに出したいのと、ボディーサイズがミニマムな為、他の木材では浮力を持たせ難いからという事が上がられます。

 

【TAGIRI】は在り来りのローリングアクションを捨て、八の字を描くようなウネウネとした滑り感を表現したかったのです。
ダウンストリームで流し込み、小刻みなローリングアクションとロッド(竿)のティップアクションで誘い出すメソッドは、既に20年以上前から市場に出回っているミノーで事足りている訳で、それを敢えてTAGIRIには求めませんでした。

 

結果的にはアップストリーム、又はアップクロスのみの仕様で
汎用性の全くない「先の尖がった渓流ミノー」
が誕生となります。

今回はこの辺りで…
to be continued

 

 

 

 

 

 

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