スタッフ志賀憲太郎の【夢道中】vol.43 

みなさんこんにちは!
ヤング志賀です!

前回に続き今回は海晴18gの深堀り編!
【スローステップジャーク誕生秘話】についてお話します!
前回のvol.42はこちら

ほんとに読んでいただきたい、、、
試行錯誤した末にたどり着いたこのメソッドの誕生秘話をっ!!泣

ってなわけでやっていきます笑

まずメソッドが誕生したキッカケとなったのが昨今ボートでのレイクジギングやおかっぱりでトラウトアングラーも増えつつある【福島県 猪苗代湖の攻略】

4月を中心に大イワナやサクラマスが狙えますがジグでの攻略はまだしっかりとは確立していない湖です。

一戦目は4月某日、お世話になっている地元アングラーの方達に同行してもらいまずは中禅寺湖同様ボトムバンプから試してみました。
しかしボトムには小枝等の沈殿物やウィードが多くどうにも釣りになりません。
なんとかイワナは釣れましたがメソッドとは言えずストレスを感じる釣り方。
これじゃダメだと他の釣り方を模索します。

・ボトムから巻き上げ
ボトムからのただ巻きでレンジを上げていく釣り方。
巻き姿勢は抜群に良いので釣れるがジグならではのアクションのキレ、早いフォールで魚にスイッチをいれられる特性を活かせない。
ニジマスやサクラマス狙いの表層、中層などの釣りや回収時の早巻きならヒットまで持ち込めそう。

・シェイク&テンションフォール
ロッドを細かく震わせてルアーをアクションさせる(シェイク)
その後テンションをかけたままフォールさせる釣り方。

シェイクで魚のスイッチは入るがシェイクによってルアーが暴れるためエビってしまう。フロントフックなら可能だがトラウトは基本シェイク時よりもフォールでのバイトが多い為フッキング率が下がる。アクションの途中に食わせのキッカケとしてシェイクを使うのはアリ。

・リフト&フリーフォール
ロッドを大きく煽りルアーを一気にレンジを上げる(リフト)その後ロッドを送り込みテンションをかけずにフォールさせる釣り方。
アタリは多いが乗らない時がある、魚が絡んできてるのは感じるがミスバイトも多い。ただフリーフォールでバックスライドするので移動距離の少なく魚信はあきらかに多いため悪くはない!

・リフト&テンションフォール
ロッドを大きく煽りルアーのレンジを一気に上げる(リフト)
その後テンションをかけたままフォールさせる釣り方。

食わせの間はできるがフリーフォールよりアタリは少ない、やはりフォールは遅ければいいわけでは無いことが分かる。また移動距離が大きい分ポイントからすぐ外れてしまう。

以上がアクション毎の感想でした。※あくまでも海晴18gでの感想です。

これをアタリが多く、食わせの能力もあり尚且つ根掛かりしにくい釣り方を見つけなければなりません。
そこでアタリが多かったリフト&フリーフォールと食わせの間が作れるテンションフォールを組み合わせます。
ただテンションフォールもある程度の間をとらないといけないのでリフト&フリーフォールで徐々にレンジを上げ、だいたい2mほどボトムを切ってからテンションフォールを入れる。
これならボトムタッチ回数も減らせられるので根掛かりのリスクも減らせる!

という結論にたどり着きました!!

幸いにも猪苗代湖は外道でウグイやニゴイが多いので魚からの反応は多く、良いアクションにはすぐ反応してくるのでわかりやすいです♪

サイズもよくアタリも大きいので結構楽しいです笑

あとはこのウグイを捕食する大型のトラウトが釣れれば確立となるわけです。

しかしこのメソッドを見つけたのは5月末の釣行終了間際。
次の釣行はオフシーズン真っ只中の6月、、、

そもそも時期的に釣れるのか?

ここでも作戦を練ります。

猪苗代湖のトラウトの釣りにおいて現在はプラグとスプーンが主体で使われています。
きっと深場は攻め切れない為にシャローに魚がたまる4月がシーズンと言われてるんじゃないか、、、と思いました。

中禅寺湖の経験を活かし水温的に15m~25mに魚がいると予測し猪苗代湖の等高線を調べます。

すると何カ所かオカッパリで届きそうな範囲で急深のポイントがあることを発見!

そして迎えた6月25日、上州屋スタッフ様も同行し目をつけていたポイントに入ります。
一投目からウグイが釣れ悪くない状況、、、ウグイの猛攻に耐えていると突如として明らかに重い魚がヒットします!!!

掛けた時はニゴイかと思いましたが引きが違う、、、

まさか、、、、

、、、、、、、、

57cmのイワナ!!!

全てが報われた瞬間でした。

しかもそれだけでは終わらず、別の場所に移動した先でスタッフさんがサクラマス

完全にメソッドが確立した日となりました。

オフシーズンと言われている6月でこの釣果!
やっぱり深場にいた!!!

その後も勢い止まらず地方のダム湖芦ノ湖のテストでもしっかりと爪痕を残し、どこでも釣れることも証明し怖いもの知らずなメソッドとなりました!

ダム湖(6月末):イワナ38cm


ダム湖(5月末):ヤマメ

そして一番驚きだったのが芦ノ湖釣行の際に地元のエキスパートの方達とご一緒してもらったのですが、なんとジグの動かし方がほとんど同じだったことです!
アクション毎のリールの巻き幅もほとんど同じ!
これにはご本人もびっくりでお互いに「もしかしてジグの行きつく先はここなんじゃないか」とさらに自信がつく要素となりました♪

今年のネイティブシーズン、各所で記録的な魚がでるんじゃないかと思うとソワソワしちゃいますね!

僕も夢のイワナ70cmオーバーを目標にがんばりますよー--!

次回は海晴の新色2色についてお話していこうかと思います♪
お楽しみに!

 

 

 

 

 

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スタッフ志賀憲太郎 の【夢道中】 vol.42

みなさん明けましておめでとうございます!
ヤング志賀です!

昨年はあっという間な一年でしたが、今年はやりたい事が多く更に早く一年が終わる気がします(笑)
特に行ってみたい釣り場が多すぎて一人、いや二人くらい分身がほしい、、、

とまぁ冗談はさておき!

今回は前回のvol.41に続き海晴18gの深堀り編!
vol.41はこちら


海晴18g レイクSPカラー
¥780(税込¥780)
length:60㎜ weight:18g
type:センターバランス
hook:別売り ring:別売り
全7色
製品ページはコチラ

みなさんお待ちかね猪苗代湖、芦ノ湖、ダム湖用の『最強メソッド』について書いていこうと思います!

海晴といえば中禅寺湖で定番となった【ボトムバンプメソッド】ですが実はもう一つのメソッドを見つけちゃったんです、、、

その名も、、、

【スローステップジャーク】!!

これ、まじでヤバいです!!!!

ボトムバンプメソッドはスレた魚(特にボトム系の魚)に絶大な効果を発揮しますがこのスローステップジャークはボトム~表層のアグレッシブな魚に効果を発揮します!

無の状態から急に生命感がでてくるんです!!

基本の動かし方の手順はこちら↓

①キャスト後ボトムをとる
②スローピッチのリフト&フォールで徐々にレンジをあげていく(フォールはフリーフォール)
③ある程度ボトムを離れたらテンションフォールでボトムをとりなおす
④また②~③を繰り返す
※ブレイク付近は②のみでブレイクに沿って攻めることで根掛かりを回避できます

解説動画↓

ヒットするタイミングですが基本は②のフリーフォール中にバイトしリフトの時に掛かります。

しかしイワナヤマメ系は絡みつくチェイスなのでミスバイトすることがあります。

その為最後にテンションフォールをいれることで追ってきた魚の多くをバイトに繋げることができるんです!

更にこのメソッドは中層や表層でも使えますのでサクラマス、ブラウントラウト、ニジマス、ヒメマス等、多魚種を狙える万能メソッド!

今年18gで釣った一部釣果↓

釣果場所:ダム湖


釣果場所:猪苗代湖

湖って基本難しいイメージや釣れないイメージがあると思うんですが、今のところテスト段階で何もない釣行はありませんでした!

ほんとにハンパないメソッド、ルアーなんです!

しかしながらこのスローステップジャーク、実は確立するまでには様々な試行錯誤がありました、、、

猪苗代湖だけでしか釣れないんじゃないか、、、他でも効くのだろうか等々、、、

ちょっと長くなりそうなので次回はスローステップジャークの誕生秘話について書いていこうと思います!

ではまた!

 

 

 

 

 

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スタッフ志賀憲太郎 の【夢道中】 vol.41

みなさんこんにちは!

渓流、中禅寺湖シーズンも終わりましたがまだまだ釣り足りないヤング志賀です!

今年中禅寺湖に行かれたみなさまはどんなシーズンになったでしょうか?

僕自身ここまで海晴が爆発的人気になるとは思っておらず、非常に嬉しく思います!

そして、、、

今年も海晴でモンスターサイズがでました!!


海晴ユーザーの津田様
カラー名:鉄板チャートで
85cm!!!

改めておめでとうございます!

海用カラーしかなかった去年、一昨年に続き3年連続でモンスターサイズ(80cmオーバー)がでている海晴!!!!
来年は誰がモンスターをキャッチするのか楽しみですね♪

さて、これからのオフシーズンは来年発売予定の海晴18gについて深堀りしていきたいと思います♪

今回は【18gと30gの使い分け(メリット・デメリット)】について!

秋口に公表した海晴18gですが、イベント等で「もう18gだけでいいじゃん!」という意見がありました。
海晴18gのブログはこちら↓
【企画進行中】これまたヤバイ!海晴レイクスペシャル18g!

確かに扱いやすくて食わせやすいのでそう思う方もいますよねぇ、、、

だがしかし!!

あくまでも30gの弱いところを補うための18gなのでちゃんとした使い分けがあるんです!

各ウエイトのメリット・デメリットをまとめましたのでご覧ください↓

18gのメリット
・小粒なので食わせ能力が高い(拾い食いしやすい)
・手前の攻略が得意
・柔らかいロッドでも扱いやすい
・バックスライド幅が増幅するので移動距離を更に抑えられる
・巻き姿勢が向上し回収などでのバイトが増える
・小規模なダム湖や自然湖でも使いやすい

デメリット
・小粒なのでアピール力は30gに劣る
・風に弱い
・抵抗が少ないのでボトム変化が分かりにくい
・硬いロッドだとオーバーアクションになりやすい

30gのメリット
・アピール力が強いので【寄せる・振り向かせる力】がある
・圧倒的な飛距離
・湖流や地形把握がしやすくどこでアタるか分かる
・風に強い

デメリット
・手前の攻略がしづらい
・柔らかいロッドだと扱いにくい

こんな感じです!
結論から言うと、、、

絶対どっちもあったほうがいい!!

結局こうなります。

僕的には
30gは【活性の高い魚や回遊型の魚を効率よく釣れる】
18gは【アタっても乗らない時、手前でアタる時や丁寧に攻めたいとき】

の使い分けをしています♪

また、前々回ちらっとお話した海晴18gですが9月末に猪苗代湖で行われた雑誌【NIKKO】の取材でもしっかり爪痕を残してきましたのでぜひ来年の発売もご期待ください!

今回はここまで!

次回は猪苗代湖やダム湖で使える最強メソッドもご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに♪

 

 

 

 

 

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