ウェアの基礎知識講座28『渓流禁漁目前!!ウェーダーは収納前にお手入れを!!』

 

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日はウェアの基礎知識講座28です。

前回は秋シーズンのウェア選び、特にズボン類に関してお話をしました。
※前回のログはこちら。 

今回は渓流禁漁目前と言う事で、来シーズンまた快適にウェーダーを穿く為に保管前のメンテナンス方法をご説明したいと思います。

今年もしっかり活躍してくれたウェーダーを労う為に、そして来シーズンスタートから気持ち良く釣りをする為に、収納前にきっちりメンテナンスしましょう。

まず、釣りから戻ってきたらウェーダー内側を洗いましょうっていうのは以前もお話しました。
※過去ログはこちら

で、洗い終わったらバクテリアウトでカビの繁殖を防止します。

で、ここで一つポイントです。

ちょうど裏返しになっているので、ウェーダーの内部に水を入れて漏水箇所がないか確認してみましょう。

まず、片足に水を溜め、水漏れ箇所がないかチェックします。
水漏れ箇所があればマジック等で簡単な印を入れます。

片足が終わったら中に入っている水をもう片足に移動させます。
そうすれば片足分の水の量で両足検査可能です。
※水を入れた重みでハンガーやラック、ウェーダー本体が破損しないようにご注意ください。

こうして漏水箇所をチェックしておけば、オフシーズンの間に時間的に余裕を持って修理が可能です。
※修理にお時間の余裕を持っていただけると我々も助かります(笑)

さあ、裏を洗って、漏水検査をして、バクテリアウトしたら乾燥させて次は表側です。

いつもは真水で流すだけですが、今回は洗剤でしっかり汚れを落とし、撥水まで復活させて収納しましょう。

まず準備するのはこちら。


・リバイベックス:プロクリーナー(機能性ウェア用洗剤)
・リバイベックス:デュラブルウォータープルーフィング(霧吹きタイプの撥水剤)

この二つで洗濯と撥水の復活をやっていきます。

洗濯と言ってもウェーダーを洗濯機で回す訳にはいきませんので、柔らかいスポンジにプロクリーナーを適量含ませます。


※生地を痛めないように柔らかい物を選んでください。

そうしたら濡らしたウェーダーを優しく洗います。

汚れの酷い所は少し念入りに。


わかりにくいですが、泥汚れや草やコケで擦れて付いた汚れなんかも優しく洗って落としてあげましょう。

あと、これはフィットハイウェーダーだけですが、ウェストの面ファスナー(マジックテープ)部分も洗ってあげましょう。


ゴミや砂なんかが詰まると面ファスナーの粘着力が弱くなるので、時々強めの水流で流しましょう。

で、洗い終わったら濡れた状態のまま『デュラブルウォータープルーフィング』をなるべくムラなく吹き付けます。


全体にムラ無く均一に吹くイメージで、股の部分なんかもお忘れなく。

吹き付け終わったら、風通しの良い日陰でしっかり乾かします。
※この後の熱処理を行わない場合は撥水剤の定着のため、48時間以上乾燥させてください。

さて、もう少しお付き合いください。
次は乾いたら撥水剤定着の為の熱処理です。

ウェーダーは乾燥機には入れれないので、当て布してアイロンかドライヤーでやりますが、個人的には当て布してアイロンが手早く出来るのでオススメです。

まずはアイロンを中温(80℃~120℃)に設定します。

あとは当て布(ハンカチ、手拭い等)をして、サッと熱を加えます。


こういう時にノベルティーの手拭いが大活躍♪

熱を加える時は、乾燥機にかけ終った洗濯物の温度をイメージして下さい。
あれで熱処理はバッチリですから、表地が熱々になるまではやらなくて大丈夫です。

あくまで『サッ』とです。長く置いておくと本体生地が痛みます。

ここまでくれば後は収納するだけ。

で・す・が!!!!

ここで気をつけたいのは『加水分解』
※詳しいログはこちら

春先のお問い合わせでも非常に多いのが、『使おうと思って出してきたら水が漏れる』です。

これはほとんどの場合が、『加水分解による劣化』か前述の『前年の漏水箇所の見落とし』が原因です。

以前もご説明したとおり、加水分解は使用回数には関係なく起こります。
むしろ使わずに長い期間放置していた方がよく起きます。

なので、保管の際は

・湿気の少ない場所で保管
・冬場は家屋内の結露にも注意
・出来れば1ヵ月~2ヵ月に一度風通しの良い日陰で虫干し
・除湿剤等を活用する

という部分に気をつけて頂ければと思います。
※除湿剤や乾燥剤は絶対に直接本体に触れないようにご注意ください。
必ず除湿剤や乾燥剤の取り扱い説明を読んで、内容に従ってください。

今回も長くなりましたが、ここまでやればウェーダーも本望かと(笑)
(私達もここまでやってもらえれば嬉しいです♪)

これで来年のシーズン開幕も快適に迎えることができます♪

皆様、是非ワンシーズン頑張ったウェーダーを労ってあげてください!!

それでは今日はこの辺で。

 

 

 

 

・パズデザインHP↓
http://www.pazdesign.co.jp/

・パズデザイン公式Facebook↓
https://www.facebook.com/ZapPazdesign/

・fimo釣りログ一覧↓
http://www.fimosw.com/u/zappazdesign

☆Instagramの公式アカウント開設しました☆ ←こちらをクリック♪
『Pazdesignのある風景』をテーマにアップしていきますのでフォロー宜しくお願い致します♪
『pazdesign_official』で検索お願いします!!

ウェアの基礎知識講座27『秋シーズン、上着は決まった!!ズボンはどうする!?』

 

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日はウェアの基礎知識講座27です。

前回は秋シーズンのウェア選びの肝に関してをお話をしました。
※前回のログはこちら。 

前回は上着のお話でしたので、今回はズボンのお話をしましょう。

上着に比べ結構語られることの少ないズボン類ですが、当然上着同様に快適な釣りをする上では無視できない存在です。

にも関わらず、割と気に掛けている人が少ないのも事実です。

フィールドで見かけるアングラーの方の着用率で多いのはやっぱりジーパンです。

ただ、正直に言いますが、釣りをする上でジーパンは丈夫さ以外のメリットはほとんど感じることがありません。

以前、ウェーダーの下穿きに何故ジーパンがダメなのか?というお話をしたと思いますが、正直アウターとしてもメリットは少ないと思います。
※ウェーダーの下穿きの記事はこちら

しいて言えば丈夫である事と、コーディネートがしやすい事くらいでしょう。

厚手のコットン製で乾きが遅く、なのに風は通すし、伸縮性は無い。

アウトドア向きのウェアでない事は一目瞭然ですね。
だってジーパンで山登りとかウォーキングとかやらないですよね?
つまりそういうことです。

前振りが長くなりましたが、具体的に例を見ていきましょう。

上着同様に秋シーズンを細かく分けていくと、残暑の残る初秋や今ぐらいの気候ですと、やはりこの辺が活躍しますね。


SLP-001 ZIPOFFパンツ

吸汗速乾素材である『サプレックスナイロン』を使用したズボンです。
伸縮性はありませんが、お尻周りや膝周り等は動きやすいような型紙になっていますので快適に動けます。

まだまだ日中は25℃以上、時には30℃前後になる時期は動けば汗ばむ事も多いと思いますので、通気性も良く、汗をかいてもすぐに乾く吸汗速乾素材は欠かせません。

特に弊社の速乾アイテムは接触冷感を採用していませんので、夏以外の幅広い季節に対応します。

また、9月いっぱいくらいはこの組み合わせでもOKです。


SPT-008 サプレックスショーⅡ


SCR-007 ラッシュガードタイツⅣ

ちなみにコジマは晩春から10月頭のデイゲームまではこのスタイルです。


ちなみにこれは5月初旬。

で、季節は進み、ちょっと短パンは無理だなっていう季節。
そうですね、夜はパーカー欲しいな~という季節にオススメなのがこちら↓


SPT-004 ソフトシェルパンツ

これは前回の上着の際にもご紹介した『ソフトシェル』素材のズボンです。
アウトドアウェアでもソフトシェル素材のズボンは多く出ていますね。

伸縮性が高く、動きやすいので今時っぽい細身でテーパーのかかったデザインですが、穿いていて驚くほどストレスが少ないです。
弊社代表曰く、『今まで作ったパンツ類の中でもトップクラスに良い出来!!』だそうです♪

ウィンドガード程ではないものの防風性もありますんで、秋から晩秋くらいにはベストマッチですし、当然、春シーズンも活躍します。

更にこのソフトシェル、ウェーダーや防寒ウェアの下穿きとしてもベストマッチ♪

アウターの時同様に、『ウィンドガードまではいらないかな?』という時期の下穿きに最適です。
伸縮性がある上に、生地が柔らかいのでジーパンのようにウェーダー内部の生地を痛める事も少ないのでオススメです。

そして最後、木枯らしが吹き始めたらこちらの出番です。


SPT-005 ウィンドガードパンツ

今年のカラーはこちら↓

今年はチャコールとネイビーです♪

風を通さないウィンドガードは防寒性能が高く、晩秋~冬にかけてはアウターとして、ミドラー、インナーとして大活躍します。

個人的には、結構保温性の高いウィンドガードは日中や少し動くと汗ばむ事もあるので、ウィンドガードパンツのインナーとしてラッシュガードタイツを穿いています。

そうすることで中でかいた汗を素早く吸って、乾かしてくれるのでウィンドガードの透湿性が発揮でき、汗ばむ時も快適に過ごせます。

と言う感じで、意外と忘れられがちなズボン類に今回はクローズアップしてみました。

上着同様にズボン類も季節やシチュエーションに合わせて選んで、より快適なフィッシングライフを楽しみましょう♪

それでは今日はこの辺で。

次回は『渓流禁漁、ウェーダーは収納前にお手入れを!!』をお送りします。

 

 

 

 

・パズデザインHP↓
http://www.pazdesign.co.jp/

・パズデザイン公式Facebook↓
https://www.facebook.com/ZapPazdesign/

・fimo釣りログ一覧↓
http://www.fimosw.com/u/zappazdesign

☆Instagramの公式アカウント開設しました☆ ←こちらをクリック♪
『Pazdesignのある風景』をテーマにアップしていきますのでフォロー宜しくお願い致します♪
『pazdesign_official』で検索お願いします!!

秋シーバス?これ忘れちゃ駄目ですよ!!

 

皆様こんにちは!!
コジマです。

今日はルアーネタです。

各地で秋シーバスの釣果が上がってきております。
そんな秋シーバスですが、先日からアルバトロス150FGの記事をアップしたり、リバード90Sの動画が公開されたりしております。

しかしですね皆様、この秋の大本命を忘れちゃいませんか?

今年も早いものでもう9月の半ば。
3月に発売されたアレを忘れてませんか?

そうこちら!!↓

パワードラブラ125SFG!!


あらためて水中映像も!!

そうですよ、パワードラブラ125SFG発売後初めての秋シーズンです!!

いや、別に秋以外でも十分に釣れているルアーですが、やっぱり『秋』=『120mm以上のシャローランナーの季節』みたいなイメージってあるじゃないですか?
※完全に主観です。

ベイトも大きくなってきて?
スモールプラグじゃなくてもイケるんじゃ?みたいな?

きっとなんか色々とあるんでしょうけど、やっぱり秋の大本命と言えば『シャローランナー』な訳ですよ!!
※完全に主観です。

当然、発売前のテストでも秋シーズンは大活躍でした。

飛んで、寄せて、食わせる。

シンプルですが、釣るのに必要な条件はキッチリ揃っています。
だから基本は投げてタダ巻きすればそれで十分性能を発揮できます。

特に小難しい事は考えなくてもいいルアーです。
もちろん小難しく考えればより釣れると思いますが、使い手は選ばないタイプのルアーかと。

この秋、是非パワードラブラを使ってみて下さい。
きっといい仕事してくれると思います♪

そして、パワードラブラでレンジが合わないときのフォローとしてオススメなのがこちら!!↓

バックウォッシュ・ビヨンド110SP

ミッドダイバーなのでパワードラブラよりも深いレンジを引く事ができます。

そして何よりSP(サスペンド)なので、河川の定番テクニック『ドリフト』でもレンジキープが容易です。
※簡単安心の『なんちゃってドリフト』のやり方はこちら

グリグリグリと巻いたら後はそのまま流せばOK。
それがこのルアーのいい所です♪

パワードラブラでアタらない時は是非お試し下さい!!

それでは今日はこの辺で。

ちなみにボトムでしか食わない時はディブル80のドリフトが個人的にはオススメです♪
その辺はまた今度。

・パズデザインHP↓
http://www.pazdesign.co.jp/

・パズデザイン公式Facebook↓
https://www.facebook.com/ZapPazdesign/

・fimo釣りログ一覧↓
http://www.fimosw.com/u/zappazdesign

☆Instagramの公式アカウント開設しました☆
『Pazdesignのある風景』をテーマにアップしていきますのでフォロー宜しくお願い致します♪
『pazdesign_official』で検索お願いします!!