【新製品】PSLランディングネットシャフトがバージョンアップして登場!!

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日は新製品のお知らせです!!


PAC-389 PSLランディングシャフト665R(シャフトのみ)
価格:10,800円(税込11,880円)
カラー:シルバー
シャフト:アルミニウム パーツ:ステンレス グリップ:EVA
長さ:665㎜
付属品:ステー、シャフト用ロゴステッカー×2枚
MADE IN JAPAN(昌栄社製)
※製品ページはこちら


使用イメージ


付属品:ステー


付属品:シャフト用ステッカー×2枚

絶妙な長さとヘビーデューティーな仕様で好評のランディングネットシャフト665がグリップエンドに落下防止コード取付け用のリングが追加されてバージョンアップしました!!


グリップエンドリング部分

本体は前作同様に信頼の昌栄社製(メイドインジャパン)、口金部分のネジ山はJIS W 1/2規格に対応。
TooLのランディングネットやフレックスアームは当然対応。
(その他国内販売モデルは概ね会いますが、ご購入前にご確認をお勧めいたします)


ネジ山はJIS W 1/2規格

口金部分は抜け落ち防止のビス留め仕様。


脱落防止のビス留め

そして何よりもこのシャフトの特徴は66.5㎝の絶妙な長さです!!

この長さが最も活かされるのがウェーディング中にエイを掛けてしまった時!!

シャフト長の短いものだとランディングする際にエイとの距離が近く、毒針のある尻尾が自分の体に当たってしまうリスクが高くなるだけでなく、距離が近い=ロッドを立てないとランディング出来ないためロッドの破損リスクも高くなります。

ロッドの破損リスクに関しては大型シーバス、青物、コイやボラ、特にスレ掛かりの時は魚が最後の最後で自分に寄ってきにくいので、ついつい糸を極限まで巻いて竿を立てがちなのでエイに限らずです。

そんな時にLサイズ枠使用時だと自分より1m近く前でランディングできるのは大きなアドバンテージだと思います。

しかも今回からは落下防止コード(エクステンションコード45など)を付けられるので、ランディング体制に入ったあとに魚が走って仕切り直しになった際も一旦ネットから手を放して対応可能です。


エクステンションコード取付けイメージ


エクステンションコードのフック部分はベストの背面Dカンへ接続

しかもエクステンションコードならリリースバックル仕様なのでランディング後は簡単に取り外しが出来て便利!!


リリースバックルイメージ画像

あと、個人的には干潮時の旧江戸やゴロタエリア、ニーブーツ(長靴)を使用する釣り場で非常に重宝しています!!

普通のランディングシャフトでは長すぎてランディングしにくい、でも絶妙にグリップでのランディングもやりにくい…そんな時にはこのランディングシャフト665がちょうど良い長さなんです♪

シーバスの時はLサイズ枠、チヌ狙いの時はMサイズ枠と用途に合わせてサイズを変更できるのもおすすめポイントです!!
(ギャフ先を付けてボート用のハンドギャフとして使っている方も!!)

といった感じでランディングネットシャフト665Rのご紹介でした!!

そしてこちらのランディングシャフトは早ければ今週あたりから出荷開始になります!!

店頭でお見掛けの際はよろしくお願いいたします♪

入荷後はもちろんPazdesign公式WEBショップでも購入可能です↓
【Pazdesign公式WEBショップ】

そんな感じで今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

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【永久保存版】 フローティングベストの正しい着用法

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日から6月!!

言わずもがな梅雨シーズンです!!

昔からシトシトと降る雨は好釣果をもたらす呼び水となることが多いですが、近年は線状降水帯の発生により集中豪雨となり、釣りどころではないような状態になることが増えていますね。

災害級の雨の際は安全第一!!

もちろんですが災害級の雨や雨後は釣行は控えましょう!!
雨の直後に『水量どんな感じかな?』と川などを見に行くのも危険ですのでお控えください!!

そして水害時に活躍する釣り具も結構あります!!

例えば自動膨張やフローティングベストは救命具として使えます。

一時的であればクーラーBOXも浮き輪代わりになります。

レインウェアは体が濡れる事による冷えや体力消耗を防いでくれますし、6月は梅雨冷え、梅雨寒で冷え込むこともあり、その際の防寒ウェアにもなります。

ウェーダーや長靴は冠水時に活躍します。

冠水時の水は下水や生活排水が流れ込んでいることも多く、衛生的ではないことが多くあります。

そんな冠水状態の中を移動しなければならない場合、下肢部分に傷などがあれば感染症のリスクも発生しますし、何が沈んでいるかわからない状態ですから水中の障害物で負傷するリスクもあります。

短パン+サンダルなどではなく、ウェーダーや長靴でなるべくリスクを回避しましょう。
※もちろん状況によります!!
避難時はまずは命最優先ですので、一番早く避難できる格好で行動してください!!
あくまで状況がピークを越えた後に行動する場合です。

災害だけでなく普段の釣りも同様ですが、何も起こらなければそれが一番ですからそれを祈ると共に『何かあった時』の準備もしっかりしておきましょう!!

 

それでは今月もご安全に!!

 

本流トラウトの釣りの方はこちらの記事をご覧下さい。
安全対策
・トラウト用フローティングベストについて
・レスキューホイッスルについて
・ウェーディングスタッフについて

あとはまだまだ問い合わせの多いこちらも↓
ライフジャケットの着用義務範囲の拡大について。
超重要!!補足です!! ライフジャケットの着用義務範囲の拡大について!!※製品対応非対応一覧有り

ちょっと前置きが長くなりましたが、今月も『フローティングベストの正しい着用法』を『安全への啓蒙として』掲載させていただきます!!

『またかよ…』と思わずどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m

他の安全対策関連の記事も是非↓
・手軽な釣りにも安全対策を(ポーチタイプをご紹介)
フローティングベストのお話 その2 『そもそも何故フローティングベストが必要なのか?』

という事で以下本文です。↓

安全対策の第一歩でありますフローティングベスト。
最近では他メーカー様の商品も含め、非常に多くの方が釣行時には着用していただいています。(それでもまだ着用されていない方もいますが…)

しかし、実釣やイベントの際にアングラーの皆様を見ていると正しく着用出来ていない場合が多く見られます。

なのでこの機会に以前アップしましたフローティングベストの着用方法(弊社製品の場合)をfimoでも掲載したいと思いますので、ご覧いただき、参考にしていただければと思います。

また、正しい着用方法は安全対策だけではなくフィット感の向上や負担軽減と言う意味でもメリットが大きいのでそれもポイントです。

ちょっと長いですが、とても大事な事なのでご覧ください↓

2014/12/9掲載記事

今回のテーマは…

『フローティングベストの着用法です』

です!!

まず、何故このテーマになったのか?

それは、京都のエキスパートアングラー(個人情報もあるので、T様とします。)のフェイスブックの投稿がきっかけでございます。

まずは実際のT様の投稿内容と投稿画像をご覧下さい。
※ご本人に許可は頂いております。

ここから↓
『激流に流された経験者は語ります、落水に備えてください〜!

今朝は友人が釣りの最中激流に30mほど流されたそうです、助かりましたが。

私も若い頃は某河口で5回以上流された経験があるのですが洒落になりません。
ま、流されるのを想定しての特殊なスズキ釣りでしたし、ライフジャケットを着て浮力の確認やスイムテストもよくしていました!笑笑笑

ウエアー類の調節でダメージが軽減されるのは事実ですし、舐めてかかりますと泳げません!

ビギナーな方ならベテランに確認してもらうのがベストですが、わたし的にはライフジャケットの腰辺りにあるベルトは締め気味にしてます。
勿論股ヒモベルトはしましょう!

ウェダーの場合は腰のベルトもしっかりして、なるべく浸水しないようにして下さいね〜♪』


T様のベスト画像

この投稿を見まして、私はハッとしましたよ…

『それを伝えるのって、本来メーカーの役目でしょ…』

新商品情報もいいですけど、大事な事も伝えていかなければ!!
ということで、まずはこの2枚の写真をご覧下さい。

この2枚は、オススメできない、というよりも
『救命具として役割を果たさない可能性が高い着用法』です。

何がダメなのかお分かりになりますか?
分からなかった方は、是非、この機会に覚えて下さい!!

ダメなポイントはこちら!!


股ベルトがゆるゆる。


サイドベルトが緩く、体にフィットしていない。


肩ベルトが緩く、フロントが下がり過ぎ。

この3点です。
この、『股ベルト』、『サイドベルト』、『肩ベルト』は一体、何の役割をしているのでしょうか?
そして、ジャストサイズに調整されていないと何が起こるのでしょうか?

『股ベルト』
落水した際、人間の体は沈みます。
ベストは浮力で浮きます。
これが同時に起きると、ベストだけが水面に残り、体は水中に…となります。
それを防止する為の、『股ベルト』です。
※アルティメットV-1(現在ではスーパーライトベストも)のようにウェストベルトが着脱防止になっているものは原理が違うので、後ほど説明します。

時折、『股ベルト』を股に通していない人を見かけますが

言語道断です!!
※コンプリートⅣ、アルティメットシリーズ、スーパーライトベストはウェストベルトがありますので股ヒモ無しでも大丈夫です。
コンプリートシリーズでもⅢ以前、ウェーディングゲームベストV以前のタイプは股ヒモは必須です!!

また、股ベルトをしていても、写真のように緩いと
落水した際に、体とベストが離れてしまい、浮いてはいるけど
水中で思うように身動きがとれず、結果、思わぬ方向に流されてしまいます。

ですので、股ベルトは下の写真のように、股に沿うように、キッチリ締めましょう!!

『サイドベルト』
ここが体にフィットせず緩んでいると、落水及び入水時に写真のような状態になります。

このように、体とベストの間に隙間ができると、水中で身動きをとるのはかなり難しくなります。
陸上では感じにくいかもしれませんが、ベストの浮力はかなりのものです。
落水すれば、当然ベストは自分から見て、上に上に行こうとします。
逆に体は、衣服が水を吸い、下に下に行こうとします。
ましてや、足の着かない所では、いくら水を蹴っても力が伝わらないので浮き上がる事すらままなりません。

この状態でベストを着用しているのであれば『着ていない方がマシだ!!』と思える程、身動きがとれません。
※もちろん、ベストを着ていなければ浮いている時間は、ほんの僅かです。当然、着用時の方が生存率は上がります。

ですので、サイドベルトもキチンと体にフィットするように締めて下さい。

目安は、フロントポケットを手で前に強く押しても、隙間が開かないくらいです。

『肩ベルト』
ポケットへのBOXの出し入れの関係上緩めにしている方もいらっしゃいますが、極度に緩くすると、サイドベルト同様、隙間が開く要因となります。

前から


横から

もちろん、防寒衣料を着たりして、夏と冬とでは着用サイズは変わります。
面倒かもしれませんが、面倒と思わずに、都度調整して下さい。
それでだけ、生存率が大きく変わります。

また、コンプリートシリーズは、胴回り140cm弱くらいの方までは着用可能なように作っています。
細身の方でベルト調節後にベルトの余りが邪魔な方はベルトを切って頂いてもかまいません。
切った後は、先端をライターで炙って頂くと、ほつれ防止になります♪
※炙りすぎに注意!!

そして、先程チラリとお話しましたが、腰ベルト式の場合です。
※弊社ラインナップでいうと、アルティメットV-1、V-2(現在ではアルティメットV-3、スーパーライトベスト)です。

腰ベルト式のベストの肝は、こちら!!↓

腰ベルトと
※V-2を着ているので、股ベルトもあります。


脇のサイドベルト(スーパーライトベストはZ字型じゃありません)

この2つのベルトをキッチリ締めて着用する事で、落水時のすっぽ抜けを防ぎます。
イメージ的には、脇で止める感じですので、『キッチリ』締めて下さい。
特にアルティメットシリーズは、『Z字型』のサイドベルトが脇の下近くまできているので、このおかげで、よりすっぽ抜けにくくなっています。
※スーパーライトベストはインナーベルトとサイドベルトの両方を締めて下さい。

こんな着用はアウトです!!

腰ベルトゆるゆる


サイドベルトゆるゆる

この着用法は、真似しないで下さい!!

という感じで、ちょっと長くなってしまいまして、申し訳ないです。
でも、それでも『これは伝える必要がある!!』と思ったので、書きました。

安全面だけでなく、ちゃんとサイズ調整して、体にフィットさせれば着心地ももっと良くなりますし、体の負担も楽になります。
※体にフィットさせることで、荷重を体全体で分散する形になるので肩への負担が軽減されます。また、体の動きとベストの動きが同調し『ベストに振り回されるような感覚』がなくなり無駄な体力消耗を抑えます。

皆様、是非、これからは『ちゃんとサイズ調整』をして安全快適に釣りを楽しんで下さい!!

あと、最後になりましたが、T様、貴重な書き込み有難うございました!!

それでは今日はこの辺で♪

以上、フローティングベストの正しい着用法でした!!
皆様、是非実践してみてください!!

令和4年2月1日から小型船舶の乗船者全員に国土交通省認可モデル『type A』(条件によってはtype Dも可)のライフジャケットを着用させなかった船長(小型船舶操縦者)には違反点数が付され再講習や免許の停止などの罰則が開始されました。

詳細はこちらのログをご確認ください!
【重要】ライフジャケットの着用義務拡大と違反点数の付与開始について。

 

 

 

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