【短期連載】Akane88F(アカネ88F)完成への道② ~スペック&特徴編~

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日は【短期連載】Akane88F(アカネ88F)完成への道!!

前回はAkane88Fのベースとなる『ホットドッグ』との出会いをお話しました。


立石さんのハンドメイドペンシル『ホットドッグ』初期型

前回のログはこちら↓
【短期連載】Akane88F(アカネ88F)完成への道① ~全ての始まり『ホットドッグ』との出会い編~

アクション&解説動画はこちら↓

あまりの釣れっぷりに『是非とも製品化しましょう!!』となったわけですが、ホットドッグは硬質発泡素材で出来ており、製品化となれば生産量のことなども考えるとプラ化が必要になってくるわけです。

この硬質発泡→プラへの素材変更は素材自体の比重などの問題で簡単なように見えて実は難しんですよ…

発泡素材やウッド・バルサ製のハンドメイドをプラ化すると『あれ?なんだか違う…』となることも多くあります。

まあ、その辺の話は深く話し出すと時間がいくらあっても足りませんし、私くらいの経験値でお話ししてもしょうがないので、ここではサラッと終わっておきましょうw

さあ、そんなアカネですがプラ化へ向けてのサンプル作成などのエモい話は次回以降にお話しするとして、今回はそのスペックと特徴について触れたいと思います


Akane88F(アカネ88F)
length:88㎜ weight:14g
type:トップウォーターペンシル
hook:#5 ring:#4
action:テーブルターン、ドッグウォーク

range:水面~水面直下

まず、スペックとしては上記の通り、全長88mm、本体ウェイト14gとなります。

これは前身のホットドッグとほぼ同じスペックです。

フックはMHクラスの#5、リングは#4で、これもホットドッグと同じ仕様。

そしてこのクラスのルアーにしては異質な貫通ワイヤー仕様もホットドッグと同じです。


強度面以外にも飛距離アップにも貢献している貫通ワイヤー。その辺の話は追々♪

チヌトップとしてはまあまあ色々とオーバースペックと言われそうなスペックですw

ただ、これこそがAkane88FがAkane88Fであるアイデンティティでもあります。

その話も長くなるので、今日は一旦スルーして続いてアカネの特徴のお話ですw

アカネの特徴は前回も少し触れましたが

①大場所、荒れた海面でも魚を寄せるパワー
②固定重心9㎝クラスとは思えない抜群の飛距離
③チヌはもちろん他の大型魚でも安心のヘビーデューティー仕様

この3点が大きな特徴になります。

これはやはりスペックも含め、立石さんのホームである天草での経験値が色濃く反映された仕様になっているかとます。

天草のチヌトップのポイントはゴロタ浜や地磯などのオープンウォーターが多く、また有明海に面し、かつ小さな島が点在するため潮の流れは強く速く、小型プラグやアピール力の弱いルアーだと効率的に魚を探せません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

実際の天草釣行時の写真。こんな感じの場所でやってます。

そしてオープンウォーターが多いという事は飛距離は正義となります。

また、ご存知の通り熊本・天草といえばチヌ以外にも大型シーバスに青物(カンパチ(ネリゴ)含む)、真鯛と強烈なファイター達の宝庫です。

こういう条件で釣りをする中で立石さんが出した答えがホットドッグであり、Akane88Fなんです!!

このアカネのスペックや特徴というのは、従来の『チヌトップ=5~6㎝前後のルアー』という概念では表現出来ていなかった部分なんです。

ただ、一つ先に言っておきますが、5~6㎝前後の小型プラグが強い条件というのも確実に存在します。

見えチヌのサイトや小場所のストラクチャー打ち、プレッシャーが掛かりナーバスになっている状況…こういう状況は小型プラグの強みが活かせる条件なのは間違いないです。

なので、基本的にはやはり『使い分け』は重要です。

アカネの紹介・解説ブログなので当然アカネの強みを伝える量が多いのは当然なんですが、だからこそ公平に『そうじゃないこと』も先に伝えておく必要はあると思います。

ただ!!!!

『チヌトップ=5~6㎝前後のルアー』という概念に縛られると見落とす釣果や楽しみがあるんですよ!というのも強くお伝えしたい部分であります。

やはりアカネを見て『大きくない?』とご質問をいただくこともありますが…

大丈夫、全然大きくないです!!

チヌって普通にザラスプーク(11㎝強)やスーパースクープ(12㎝強)、時には18㎝クラスのデカトップでも釣れる魚です。

現に関西の聖地・淀川エリアでは9㎝以上のトッププラグは珍しくありません。

小型ルアーが効く状況があることはもちろんなんですが、大型ルアーには大型ルアーならではの釣果があるんです!!

その証拠にチヌの平均サイズや釣り方的に小型プラグが優勢と言われる浜名湖のボートチニングでも…

ね、釣れるでしょ♪

このアカネやチヌに限らずどの釣りでも言える事ですが『百聞は一見に如かず』、『事実は小説よりも奇なり』。

何事もトライしてみることは大事ですよね♪

さてさて、最後はアカネの話から少し脱線しましたが、今回はアカネのスペックと特徴について触れてみました!!

次回からは特徴を一つずつ解説していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!!

それでは今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

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