皆様こんにちは!!
コジマです。
本日は【短期連載】Akane88F(アカネ88F)完成への道!!
前回のブログでこの短期連載をスタートするとお話してからちょっと間が空いて申し訳ありませんでした(汗)
なんやかんやとバタバタしておりまして…
という事で改めてAkane88F完成への道ということで色々とお話ししていきたいと思います。
前回のログはこちら↓
【2025新製品】天草生まれのトッププラグ!!『Akane88F』に要注目!!
Akane88F(アカネ88F)
1,800円(税込1,980円)
length:88㎜ weight:14g
type:トップウォーターペンシル
hook:#5 ring:#4
action:テーブルターン、ドッグウォーク
range:水面~水面直下
全12色
製品ページはコチラ。
※4月中旬頃発売予定
アクション&解説動画はこちら↓
今回はAkane88Fの原型である『ホットドッグ』との出会いをエピローグ的に少々。
前回のブログでもお話した通り、このAkane88Fは熊本のAS(アドバイザリースタッフ)・立石さんのプロデュースです。
そして立石さんが自身で作っていたハンドメイドのペンシル『ホットドッグ』が元ネタです。
ちなみに超初期のホットドッグはまだ手元にあります。
(塗装された完全版はアカネを作るにあたり分解したので残っておりません…)


釣行日までに立石さんが急遽仕上げてくれたホットドッグは塗装が間に合わず100均のホロシールが張られた突貫仕様でしたが、そんなことは魚には関係ない!と言わんばかりの実力でした♪

そして話を戻すと、あれは確か2021年の初夏。
立石さんから『めちゃくちゃチヌ釣れるペンシル作ったけん、今度出張の時に試しにチヌ釣りにおいで!!』と入電。
ボトムもトップも含めチヌ釣りが大好き、そして何よりトップウォーターが大好き(その昔所謂トッパーだった時代もw)なコジマはルンルンで天草へ向かいました♪
そうして釣行当日、合流し釣り始めると…
めちゃくちゃ釣れるっすやん!!!!
もちろん立石さんも!!
(流石4年前、二人とも少しだけ若いっすw)
結果からいうと、午前中だけで二人とも二桁釣果!!
二人『で』じゃなく、二人『とも』ですから!!
最終的に昼飯&昼寝を挟んで夕方までやって二人とも20枚以上ずつ、計40枚のチヌを釣り上げた驚くべき釣行となりました。
『いい日に当たっただけでしょ?』と言われればそこまでかもしれませんが、『状況は良い日だったかもしれんけど、それにしてもこのルアーはヤバイ!』感は現場で体感した私の記憶にしっかりと刻まれることに。
ちなみに、この爆釣劇に味を占めたコジマは翌年も同じように天草で…♪
この時の『ホットドッグ』の印象としては…
①むちゃくちゃ飛ぶ!!
②短い距離でアクションさせやすい!!
③とにかく魚を寄せてくるパワーが強い!!
という感じでした。
特に③に関しては中々他のペンシルでは味わえない使い心地で、ホットドッグのドッグウォークは『ただ水面を滑っているだけ』ではなく、『水をしっかり掴む、叩く、押す』という要素の含まれたアクションだなと感じたのです。
この話はやりはじめると長くなるので、後日時間を使って説明しましすがペンシルってのはタダ首を振ってりゃイイって話ではなく、ホットドッグの③の要素こそが『製品化したい!』と思った理由でもあります。
この③の要素があるからこそシャローや凪の日だけでなく、地磯の岬先端の潮の走る深場やブレイクの先の水道筋、またペンシルが苦手な波立った水面でもしっかりチヌに口を使わせることができるのです。
ただ、このホットドッグは扱うのに結構なクセツヨな部分があったのも事実。
立石さんご本人も『作った本人が癖しかない人間やけんね(笑)』いってましたけどね(笑)
(しかもこの時点ですでに貫通ワイヤー、MHクラスの#5フックが搭載されたチヌトップとしてはかなりのパワー系w)
というのも、この③の要素を発揮するにはそこそこのロッドパワーと短く強い入力が必要だったんです。
ホットドッグは硬質発泡素材で出来ており、本体重量も浮力も結構あります。
すご~くざっくり言うと、ルアーを動かすのに抵抗が大きいんです。
なので柔らかい竿や弱い入力だと一見ちゃんと首を振ってアクションしているように見えますが、水を叩くパワーや水を動かすパワーが足りず真価を発揮できません。
(食わせのアクションで敢えて弱い入力にするのはまた別の話です)
しかもめちゃくちゃ飛ぶのでラインが水の抵抗を受ける為なおのこと…です。
(しかも有明海なんで潮の流れも速く、強いし…)
ロッドも6㎝クラスの小型トップで使うようなチニングロッドではなく、パワーのあるエギングロッドやシーバスロッドのLクラスのパワーが無いとあのアクションのパワーとキレは出ません。
ティップだけでちょこちょこ動かしてもダメで、ベリーの上~真ん中あたりを使ってグッ、グッと動かすのがコツでした。
これを理解するまでは、横並びで釣りをしているのに私にはチヌの反応が出ず、立石さんだけバコバコ!なんて状況に…。
しかし、その癖を差し引いても余りある能力…
これは是非とも製品化したい!!!!
という私の気持ちを立石さんも快く受けていただき、そんなこんなで『ホットドッグ製品化計画』スタートしたのです♪
と、そんな感じで『ホットドッグ』との出会いをサラッと書いてみました。
次回以降は製品化=プラ化やスペックやアクションなどのお話をしたいと思いますので、どうぞお楽しみに♪
それでは今日はこの辺で。
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