2024トラウトシーズン終了。
今年も完全にやり切りました‼︎
その疲れでしばらく真っ白になっておりましたが、もう鱒族を釣りたくて、早くフィールドに立ちたくて。
今そんな衝動に駆られている富山のA・S(アドバイザリースタッフ)飛田です。
てな感じで、春のサクラマスから夏からのヤマメ、本流のニジマスと、今年も終わってみれば、良き魚との出会いに恵まれ、充実したシーズンになりました。
そして、その釣果をストレスなく支えてくれるバズデザインのトラウトギア、ウェア類には感謝しかありません。
その中でも、一緒に2024年のトラウトシーズンを歩き回ったウェーディングシューズについてお話ししようと思います。
さて、パズデザインには、大きく分けて2種類のウェディングシューズがあります。
一つは、ゴツくてしっかりしたタイプのウェーディングマスターシューズ。
もう一つは軽くて軽快に歩けるライトウェイトウェーディングシューズになります。
ZWS-619 ライトウェイトウェーディングシューズ(FS)
僕の使用するのは、どちらもフェルトスパイク底のウェディングシューズになります。
毎年、これらのシューズを修理しながら、だいたい3足をローテーションしながらシーズンを乗り切りますが、今年はそれでは足りなく4足目に突入しちゃいました。
もちろん、それは『歩いた距離だけ魚に近づく』という経験から。
特に今年は、遠征に地元渓流の再開拓、そして環境や気候的に苦戦を強いられていたため、特に歩いた気がします。
ではその2足の使い分けは?と言いますと。
単純にゴツい方が本流、軽い方が渓流と言うのは、ちょっと違ってて。
今まで僕もそう思ってたんだけど…
今年、より深く2つのシューズを履き込んで行った結果、ちょっとイメージが変わった気がします。
まず、ウェディングマスターシューズはいわゆる本流のウェーディングシューズなのですが、結構、今年は渓流でも使い込みました。
結果、本流使用とは言いながらも石のそんなに粗くない里川渓流なんかは、こちらのほうが歩きやすい‼︎
また同様に岩をヘツる事のない渓流なんかも調子良く、思ってたよりもオールマイティーに使えます。
反面、長時間の川歩きをしていると、多少重い分後半に疲れが出る事が。
これもその人のスタイルにもよりますが、半日の釣行くらいや体力や脚力に自信のある人は全く問題ありません。
また、とにかく長持ちさせたい人にもおすすめで、シューズ自体が頑丈なため、上手にお手入れしてフェルトソールを張り替えれば、週1釣行の頻度くらいならば、2シーズン以上は楽勝です。
(ハイシーズンは釣行頻度平均3.4時間、週6.7釣行の飛田しらべ)
それなら、ウェディングマスターシューズだけでいいじゃん?なんて思う方もいらっしゃるでしょうが、ライトウェイトウェーディングシューズにもめちゃくちゃメリットがあります。
まず第一にその軽さ。
そこは軽快な遡行と疲労度の軽減につながります。
『軽さこそが正義』なんてファンの方の声を聞きますが、このシューズに関してはまさにその通りだと思います。
そして僕がこのシューズを履いていて1番感じるメリットは、落差のある渓流を歩いたり岩場をへつったりする時に足指や足裏の感覚がある事に他なりません。
それが軽さゆえの感覚かどうかはわかりませんが、でこぼこの渓の遡行や凹凸に足をかけ岩をよじ登る時なんかは、この感覚が特に重要に感じます。
しかし軽さゆえに大事に扱わないとシューズ自体が弱ってしまうのも事実。
なかなか強度と軽さ、軽快な歩き心地を両立するのは難しいようです。
もちろん本流での使用に問題はありませんが、黒部川に代表される石の大きい北陸の激本流には不向き。
踏ん張るために大石の隙間につま先を入れ込みすぎると、シューズの先のゴム部分の負担が大きすぎて、穴が空く事も。
そんな時はウェーディングマスターシューズの爪先の形状の方がスレに強いので、そちらを選んでくださいね。
さて、ここまで両シューズのメリット、デメリットを紹介ましたが、読者の皆様はどちらのシューズがお好みですか?
まだ来シーズンまではたっぷりとセレクトを考える時間があります。また冬季ニジマスC&R区間もありますので、今購入してセカンドシーズンにシューズを足に馴染ませることもできますね。
最後に。
何か今年はもう少しトラウトと遊びたくて。思い立ってつい最近、北海道行きを決めちゃいました。
何年か前から自分の釣りの中には、旅が入って来ているので、釣りに動く事には何の問題も感じないのですが。なかなか津軽海峡の壁はなかなか超えられず笑、ようやく今回長らく続いた”行く行く詐欺”を解消すべく北に飛びます。その模様はまたどこかでレポートしますね。
それではまた‼︎
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