みなさんこんにちは!
ヤング志賀です!
遅れましたが明けましておめでとうございます!
まずはじめに、1月1日に発生した能登半島地震。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
僕も地元が福島という事もあり中学校の卒業式当日に東日本大震災を経験した身であります。
当時の悲惨な状況は今でも忘れません。少しでも早い復興を心からお祈りしております。
さて、今回も来月発売予定の海晴レイクSPカラー深堀り 第3弾!
今回は【色】についてお話しようと思います!!
【前回までの記事はこちら↓】
・スタッフ志賀憲太郎の【夢道中】 vol.36←バックスライドについて
・スタッフ志賀憲太郎の【夢道中】 vol.34←アクションのキレについて
みなさんは魚の色の見え方を考えたことはありますか?
実は鮭鱒類ってすごく目がいいんです!
視力は0.1~0.6程度ですが色の見え方は人間以上!
人間は『赤・青・緑』の3色の波長をキャッチできると言われていますが鱒の場合『赤・青・緑に加えて紫外線』と4色の波長を持ち合わせています!
しかも光の感度も優れているので暗い時間帯にもちゃんと見えているんです!
みなさんも釣りをしていて色で釣果が変わったり紫外線発光(ケイムラ等)が効くと実感する場面は多々あると思います。
でも色の種類が多すぎるルアーってどこでどの色を使えばいいか難しいんですよね…
なので海晴レイクSPは色で迷わないよう絞りに絞った5色で展開します!!
(良いカラーがあったら今後増えるかもですが…w)
今回はなぜこの5色なのか、ひとつずつ解説していきます!
まずはこちら【鉄板チャート】
・投入目安時間 4:00~5:30
中禅寺湖の朝鉄板カラーと言われるチャートカラーですが海晴レイクSPのチャートはテール部分にグローを入れてます!
というのも4月、5月の4時スタートの時はまだ真っ暗、いわゆるグロータイムです。
グロータイムからチャートに変えるタイミングって魚信がなくなってからか明るくなってきてから変えてませんか?
でもそれだと朝のチャンスタイムに「反応が無い時間」と言うタイムロスが生まれます!
せっかくのチャンスタイム、グロータイムからチャートに移行するタイミングで時間をロスなく使うため、鉄板カラーのチャートにテールのグローを乗せることで両方の要素を含んだカラーになっております!
裏面にはマグマホロを入れて魚がルアーを見つけやすいようにしているのでまさに朝の活性が高い魚に最適なカラー!
ぜひスタートから使ってみてください♪
続いて【UVキャンディ】
投入目安時間 5:30~7:00
周りが薄明るくなりチャートでのあたりが遠のいた時に非常に効果的です!
表面のパールホワイトは死んだベイトを模しており、活性は下がりつつも食い気はある魚に対してよくアピールします。
また明るくなり始めるこの時間は裏面のUV加工のシルバーが紫外線発光の効果を得られるため遠くの魚にアピール出来ます!
去年のテスト時にもチャートに反応がなくなってUVキャンディに変えた途端に2連チャン!なんてこともあり実績はバッチリです♪
一般的なコットンキャンディ系の色とは一味違いますのでその実力をご体感ください!
次に【重役ワカサギ】
投入目安時間 7:00~8:30
重役?って疑問に思われるかもしれませんがこのカラー、まさに重要な役割を担っているからこその「重役」なのです!
普通のワカサギカラーと思われるかもしれませんが裏面テール部分のチャートがキーポイント。
多くの人が派手な色で反応がなくなった際、一気にナチュラル系に落としがちなんですが、「反応がないとまだ派手系だったんじゃないか…」って迷走するんですよね…
そこでこの重役ワカサギです!
裏面テール部分にチャートのバイトマーカーを入れる事で、鉄板チャートと同様にナチュラル系と派手系の要素を両立して悩みを解決します!
実績もバッチリで、このカラーで釣れる時間帯から良型がでやすくなります!
そして一番の実績を残す【日中レッド】
投入目安時間 8:30~納竿まで
海晴が中禅寺湖でブレイクした理由、それは『日中によく釣れる』というのが一番の要因です。
そして日中に特に強いのがこの色!
赤金なんです!
ここからは個人の見解ですが、暗い時間から朝マズメはベイトとなるワカサギも動きが遅いのでフィッシュイーターも捕食しやすいためシルバー系が好反応です。
しかし、日が高くなるとワカサギの動きも活発になり捕食しづらくなります。
そうなると動きが遅く捕食しやすい底物(ゴリ、ドジョウ、エビ等)に捕食対象が変わるんです。
そのため日中にゴールド系の反応が良くなるのですが、その中でも赤金は別格!
赤は甲殻類に模すことや傷ついたベイトや血をだしているベイトを模すこともできます。
鮭などは自分の子孫をより残すため他の卵を食べてしまう事があり、そのため赤に対してよく反応するといった話もあります。
日中レッドは裏面をマグマホロのゴールドにしてあるので、これも遠くの魚にもアピールできるカラーです!
最後にダークホースカラー【明滅クロキン】
投入目安時間 8:30~納竿まで
意外と知られていませんが、実は黒金は偉大なカラーです。
黒は全カラーの中で最もシルエットがハッキリでるカラーで、なんなら黒の要素だけで食わせるキッカケになります。
そして黒の良さを最大限引き出せるのが明滅効果!
反対の面を明るい色にする事により色のコントラスト差が生まれます。
【明滅クロキン】は表面をシルエットのでる黒、裏面をベイトフラッシュのゴールドとコントラスト差の大きいカラーになっています。
さらに海晴はセンターバランスのジグでヒラヒラと落ちるので、ボトムでどちらが上面に来るかわかりません。
アクション・フォール時の色の明滅、着底で黒が上になったり、ゴールドが上になったり…というカラーコントラストの「緩急差」で魚のスイッチを入れる事ができるので、海晴との相性は抜群のカラーです!
また、黒とゴールドは濁りにも強く、水の悪い状況や食いの渋い時にも効果を発揮します。
まさにダークホース的なカラーなのです!
以上が海晴レイクSPカラー全5色の徹底解説になります!
どの色も僕にとってはならないカラーです♪
いよいよ発売も来月に迫ってきました!
皆様も是非、お手に取ってカラーの詳細をご覧ください♪
また、同時期に中禅寺湖を強く意識したウェーダー『BSフィットハイハイブリッドウェーダー』とシューズ『ウェーディングマスターシューズ』も発売されますのでこちらもお見逃しなく!
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