スタッフ志賀憲太郎の【夢道中】  vol.34

みなさんこんにちは!

ネイティブシーズンが終わり寂しさと来年への期待でワクワクなヤング志賀です!

今シーズンの中禅寺湖は結果として70匹以上のレイクトラウトと出会えることができました♪

最終日の9/19には雑誌【NIKKO】の取材もあり良い内容になったと思いますのでぜひ来年の3月発売をご期待ください!

さて、これからのオフシーズンですが鮭やC&Rの冬季釣り場の釣果も挟んでいきますが主に海晴レイクSPの釣れる秘密を深堀りしていこうと思います!

今回は【アクション時のキレ(初速)】について話そうと思います。

釣り雑誌や動画をみていると「動きのキレが~」など聞いたことがあると思います。

まず前提として【キレ】とは何か?

個人的に【キレ】というのは静と動の緩急さで生まれると思っています。

それには静止している状態からの早い動き(初速)が重要なんです!

キレのいいダンスとかもよく見るとピタッと止まってから次の動きが速いことが多いですよね♪

ではなぜそれが釣りの釣果に関係あるのか?

みなさんはやる気がなくボー…っとしてるとき、ゆっくり動いてる物に対しては目で追うだけで終わってしまうと思いますが、
一瞬でバッ!と動くものに対してドキッ!としたり「何!?今の!?」と気になると思います。

それは魚も同じだと思っています。
(視覚だけでなく、魚には側線があるので人間以上に敏感だと思います)

ボトムバンプの釣りではステイの時が【静】バンプの時が【動】だと思っていただけるといいと思います。

つまり魚からすると…

一度気になって近づいたのに、次のアクションでまた一瞬視界から消えるんです。

そうすると魚は「あれっ!?今のヤツどこ行った!?」とルアーを探します。

そして次のステイ時に「あっ!いた!!!!」と発見する…

そこでスイッチが入るわけです!

これが釣れる秘密で、この「魚の目の前から一瞬消える」ということに必要なのが【アクション時のキレ(初速)】です!

では、この【キレ】に関して「なぜ海晴なのか?」という話に繋げていきます。

海晴はエッジが非常にシャープで、そのお陰でアクションンのレスポンスがとても良いのが特徴の一つです。


海晴の特徴であるシャープなエッジ


ちょっとわかりにくいですが正面から見た図

このシャープなエッジと、海晴最大の特徴である【シップキール構造】により、水をがっちり掴むというより「絶妙に受け流してながらアクションする」ので軽い入力でも初速のスピード感を失うことなくアクションさせることが出来ます。


後方からみると横長の六角形で船の船底を二つ合わせたような形をしています。

↓海晴自体の特徴についてはこちらの過去記事をご覧ください↓
新製品『海晴』のアレコレ!!

例えばこれがスプーンだと、形状的に水を噛みすぎてしまうのでジグほどの初速が出ず、最初のハッ!とさせるリアクション的な要素が欠けてしまいます。

また、スプーンはフォールが遅いものが多く、30gある海晴に比べるとフォールにも時間が掛かり、じっくり魚に見られてしまします。

海晴のアクションレスポンスの良さ、そして30gという重さがこの【静】と【動】のキレを生み出しいるからこそ「海晴である必要」があるんです♪

※本来スプーンはスローでもしっかり水を噛んでアクションし、フォールもしっかり見せて食わせる為のものなので、「スプーンがダメ!」ということではなく、海晴は全く別の釣りであるという事、スプーンで代用できる釣りではないという事をご理解ください。

もちろんこの釣りは「あくまで一つの攻略法」であり、デジ巻きなどのスローなアクションがいい状況もありますので一つの引き出しとして覚えていただけると嬉しいなと思っています♪

ではキレをもっと出すために細身のジグやタングステンはどうなのか?と思いますが、その件は次回の【バックスライド】の深堀りの時に話そうと思います

ではまた!

 

 

 

 

 

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