皆さんこんにちは。
北海道の栃丸です。
某日のこと、「海を守るアングラーの集い」という会に参加し、ライフジャケット装着方法について講話させて頂きました。
この会は海を守るアングラー同士の交流、親睦を通して安全意識やマナー向上をはかり、北海道でこの釣りを楽しむ環境を考えていくことを目的としている会です。
今回のログではその時の話を抜粋して書きたいと思います。
今回は、「一言にライフジャケットと言っても、用途や着用方法でその効力を著しく損失してしまうので適材適所、正しく着用する必要があること」を、皆様にご理解いただけるように説明させていただきました。
特におかっぱりの方に向けては、コンプリートⅤを用いて「ゲームベストの正しい着方」の話をさせていただいております。
オフショアに比べ、おかっぱりの釣りはエントリー層の方も多く、またご年配の方なども正しい着用法がわからず「とりあえず着ているだけ」という方も多いので、この機会にちゃんとした着用法を知っていただければと思いお話させていただきました。
まずは肩ベルト。
長すぎるとベストがフィットしないので、ポケットがお腹あたりに来るように調整する。
股ヒモがあるベストは落水時の姿勢、安定感が変わるので必ず着用すること。
次に横(脇の下)の調整。
ベルト類の調整はしっかり行い、ベストを体にフィットさせるのが重要です。
そうしなければ落水時にベストが体から離れてしまい、水中で身動きが取れずに非常に危険です。
また、安全面でもですが機能面でも体にフィットさせることで重さを体全体に分散させることが出来るので、着ていても非常に楽になりますので、是非ともベルト類の調整はきっちり行ってください。
特に今くらいの時期は冬物から夏物のウェアに移行する時期ですので、薄着になった分、ベルト類が緩くなっていますので、着用時は面倒臭がらずにちゃんと調整をお願いします。
ゲームベストはポケットにルーアーケースや道具を収納できるだけのものではありません。
正しく着用して自己防衛しましょう。
と、こういった内容の講話をさせていただきました。
fimoやPazdesign公式SNSでは毎月『ベストの正しい着用法』のブログが掲載されているので、読んだ事がある方も多いかもしれませんが、今回のような講習会にはSNSやfimoブログを見ていない方も来られます。
大事な話だからこそ、WEBでもリアルでも発信し続けなければならない事だと思います。
釣りの技術だけでなく、こういう事を伝えていくのも我々テスターの役割の一つかと思いますので、今後も引き続き啓蒙活動は続けていきたいと思います!!
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