皆様こんにちは。
愛媛の花川です。
ポカポカ陽気が続き、ようやく待ち遠しい春シーズンの開幕。
ただ、釣りシーズン開幕のチェックは誰しも悩ましいところだと思います。
今回は私なりの春シーズン開幕キーワードのお話を。
全国的に春は気温の上昇と共にベイトの動きが活発になり、そのベイトを追って産卵から回復したシーバスが回遊し始めると思います。
私の釣行エリアでは春に大型のシーバスが川へ入ってくるのがシーズン開幕の合図です。
ただ、このタイミングが中々難しく、頻繁に通うことができれば日毎の変化を確認できるのですが、仕事の都合などで通う事ができない時は私は目安となる「キーワード」を基に釣行に行く日を決めています。
そのキーワードは…「桜の開花」です。
春は三寒四温、最近ポカポカしてるな…と思っても急に冷え込んだりとその日の気温だけを見ても、季節が進んでいるのかどうかピンと来ないことも多いと思います。
水温はドシャローや表水温を除けばその日だけの気温ではなく、週単位や月単位の気温が影響してくるので、釣行日だけを切り取ってもシーズンインなのかどうか判断するのは中々難しくなります。
その週単位や月単位での平均気温や日照時間の推移を目で見れるのが桜の開花です。
あくまで私の釣行エリアにおいてですが、経験上、桜の満開前後にシーズンが開幕する事が多く、桜の開花が具合に合わせて釣行準備を計画しています。
そしてもう一つのキーワードは「開花宣言後の雨」。
春は一雨ごとに春が進み、逆に秋の雨は一雨ごとに冬が近づく。
よくそんな事を言いますが、桜の開花宣言後の雨、しかも暖かい雨は一気にシーズンインを加速させます。
今年もちょうど3月中旬頃の開花宣言辺りで、まとまった雨が降りました。
それに加え、干満差のある大潮、さらに新月(月夜よりは良いかな)…そこへちょうど休みが重なり釣行へ。
昨年は仕事が忙しく、思うように春パターンを攻略できなかったので不安しか無いですが、今年はどうでしょうか…
最初のポイントでは、ベイトは確認できるがノーバイトで次のポイントへ移動。
この時期のベイトはおそらくハク、稚鮎、ハゼなど。
小さめのベイトをシャローで表層付近で捕食していると思われます。
「小さめのベイト」と言いながらも、先発はグランソルジャー一択です。
グラソルは「グランソルジャーマジック」と言う言葉通り、大型ベイト捕食時だけでなく、何故かこういう小型ベイト捕食時にも滅法強いルアーです。
春先も良く釣れるルアーですので是非投げていただきたいです。
グラソルで反応が無ければマッチボウやアルバトロス、リバード90へローテーションしていきます。
移動した先でも先発のグラソルでシーバスが着きそうなポイントをゆっくりと、ゆっくりと…
数投目にゴンっと重量感のあるバイト!
しっかりと合わせを入れてヒット、中々の良いサイズ感!
ガッチリ掛かってそうだったのでゆっくりとズリ上げランディング。
体高のあるコンディション抜群の良型!
メジャーへ乗せると、90cmは届かず89cm。
それでも開幕調査一発目で満足の1尾。
その後、ルアーを取っ替え引っ替えし、もう1尾追加して納竿。
やはりこのタイミングで大型でコンディションの良い個体が川に入ってきてくれていました。
「桜の開花」、そして「開花宣言後の雨」。
まさにキーワード通りの釣果でした。
桜の開花だけでなく、菜の花やセミの声、金木犀の香りなど釣り場や自分の身の回りで季節の進行を教えてくれるものは多くあります。
各地で例年通りのパターンが崩壊していると言う話を耳にしますし、私自身も年々思うようにはいかない事も増えていますが、自分なりの季節の変化などを確認するキーワードを決めることで「例年通りではない」ことにも気が付きやすくなると思います。
時間ができたのでちょっくら行ってみるというのも全然OKなのですが、キーワードを決め、それに天気予報やタイドグラフなどの情報を絡め、俗に言う「Xデー」を予想して釣行するのも楽しみ方の一つだと思います。
自分の中でのキーワードを組み合わせ、その「Xデー」を当てた時、そして魚を手にした時の「やはり!」という快感は何とも言えないものがあります。
日々同じ場所に釣行するとしても「ただ漫然と」ではなく「データの採集」と考えて釣行すれば釣りにも身が入るのではないでしょうか?
そのデータを基に、最終的には現場でベイトや実際の水温などの状況確認、そして実際にキャストしてからの反応に対してあの手この手を考えていくと日々の釣りがより楽しくなってくると思います。
最近釣りを始めて「もう一歩ステップアップしたい!」と言う方は是非「釣れるキーワード探し」をやってみてください。
何てことを言いながらも、天気の良い日にノープランでポイント散策も楽しいですよね(笑)
天気の良い日差しの強い日には、偏光グラスは必須。
今時期はまだまだ寒暖差のある気候ですので、畳めばベストのバックポケットに入る、ストレッチパーカーを1枚持っておけば非常に便利です。
SJK-014 ストレッチパーカー※製品ページはこちら。
撥水加工ですので、怪しい天候のときに少々の雨ならなんとか凌げます。
渇きも良く、これから雨が多い時やハイシーズンの連続釣行にも重宝しそう。
また、伸縮性があるので、着ていても締め付けも少なく、動きやすくてアグレッシブなアングラーにもオススメです。
と言った感じで徐々に春が進み、気温上昇と共に色んな魚が活発になるので、釣り場へどんどん足を運び爆釣しましょう!
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