釣れても釣れなくてもヒラスズキを狙う訳 平中竜児

読者の皆さまこんにちは。
和歌山在住の平中です。

ログの順番が回ってくる度に「また平中はヒラスズキネタか!」と思われてる方も少なくない気がしますがここ数年はほとんどその釣りしかしないようになってしまったのでそこは諦めて下さい。

これでも読者の皆さまが魚と言う答えに辿り着く何らかのヒントを少しでも得れるようなログにしたいしたいと考えてはおるんです(笑)

しかしヒラスズキという魚に対して長らく接してきましてそこそこ数も釣ってきた自負はあるんですが、自分でも未だ新たな発見の連続で確たる答えを見い出せてないレベルです。

ですのできっとこのまま明確な答えというものを探し続けながら見つける事無く息絶えるのだろうと思っています。

そんな感じで関わっているので釣れる場所を見つけた数日間は何匹かに遊んでもらい、数日して潮回りが変わってくるとその場所では釣れなくなってしまう。

釣れなくなるとまた釣れる場所を探してウロウロしいつか来る釣れる日に備えて釣れない日々を満喫する。

ごく身近な方々との「あそこで〇〇cmが釣れたらしい」とか「〇〇港にベイトが入ってる」という情報交換は稀にありますが、基本的には今までの経験の部分が大きく、時期や潮回り、釣りに行ける時間帯での潮位、波、風、先行者の有無とその時の気分(ヒラメキ)でポイントを決めてるので事故に遭いに行く出会い頭系アングラーと言っても過言ではないと言えます。

そんな2022年はというと例年にもまして答えが見つからない状況の中でも数少ないながら反応はあります。

5/30に自身の誕生日を祝おうとたまたま気になったサーフで釣れた3.7kgのヒラスズキに気を良くし、次の日もその又次の日も行ってみましたがあの日の魚は一体何だったのか?という位その後は何もありません。

これからの時期にビヨンドSよりも使用頻度が高くなる程魚を反応させる能力が高いパワードラブラ

その後は自分の経験を最大限に活用し釣れそうなポイントを日替わりでアチコチ回遊し、時に釣った事のある場所ですがあまり攻めない(釣れにくいだろうと思われる)時間帯に入ってみたり色んなルアーを投げてみたりと、一言で釣りと言っても飽きる事がない楽しみがあります。

そしてここ数年魚からの反応が悪くなる一方だったポイントに久々に行ってみると開始早々に2kg弱が釣れ、ポンポンと3匹釣れた日もあれば、大した事はないんですが中々重みのある引きの5.2kgと3.3kgの2匹とか、他社のルアーで釣れてしまった画像撮ってない魚まで含めポロポロ釣れてます。

まだ発売前のエルキャリバー150SFでも。

もちろんバックウォッシュビヨンドSも欠かせないルアーです。

これもパワードラブラ。

やっぱりこの時期のパワードラブラはヤバいヒット率です。

他にもディブル65や80で掛かった魚もあるんですが相性なのか使い方が悪いのかバイブレーションで掛かった魚は良くバラします。
(釣ってる人は釣ってるんで個人的な要因が大きいと思いますが)

釣れた時の状況や釣れたルアーも大事なんですが釣れてない時程考えさせてくれる事が大きく、何故ゆえに釣れたのか?何故ゆえに釣れないのか?他のルアーもかなりの頻度でローテーションしてるのにその時何故そのルアーに食い付いたのか?等々考えても考えても分からない事ばかりですので、結局の所答えは自分で見つけるしかないんだと思います。

これ以上は長く書けないので今回はこの辺にしときますが、先日不意のアクシデントで転倒してしまいました。

幸い打撲程度で済んだのですが胸を地面に打ち付けた時にライフジャケットを着ていたのでこの程度で済んだのだと思いますから、海に落ちた場合だけじゃなく改めて身体部分の保護も踏まえてライフジャケットの着用が大事だと痛感しました。

これから暑い夏がやってきますが日中に堤防や磯で釣りをされる場合や足場の良い場所においても事故を未然に防ぐ意味で必ず着用するようお願いしたいと思います

・Pazdesignテスター小助川光昭連載【マッチの部屋】ログ一覧https://www.fimosw.com/u/zappazdesign?blog_tag_id=nf12ex6b9guc
・パズデザインHP
http://www.pazdesign.co.jp/
・パズデザイン公式Facebook
https://www.facebook.com/ZapPazdesign/
・パズデザイン公式Twitter
https://twitter.com/ZAP_Pazdesign
・パズデザイン公式Instagram
https://www.instagram.com/?hl=ja
・fimo釣りログ一覧
http://www.fimosw.com/u/zappazdesign
・Pazdesignテスター志賀憲太郎連載【夢道中】ログ一覧
https://www.fimosw.com/u/zappazdesign?blog_tag_id=nf12ex6e7y6i
・Pazdesignテスター飛田俊一郎連載【MAKING OF STREAM BEYOND】ログ一覧
https://www.fimosw.com/u/zappazdesign?blog_tag_id=nf12ex6e4cc4
・特別連載企画 【渓流ハンドメイドミノー TAGIRI 深掘り】ログ一覧
https://www.fimosw.com/u/zappazdesign?blog_tag_id=nf12ex6ce7xe

【実釣ルポ】宮城の磯で磯マル乱舞!!

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日は実釣レポートです!!!!

この小嶋の実釣ルポ、シリーズ化しようかと目論んでおります!!
とか宣言すると大体続かなくなるのであまり期待せず見守って下さい(笑)

さて、そんな今回の実釣ルポは宮城県!!
テスターの鈴木さんと磯マル釣行です!!


抜群のロケーション!!

実は昨年からちょこちょこ鈴木さんには合宿を組んでもらっており、宮城県と鈴木さんのポテンシャルに惚れ込んでいるコジマで御座います。


こんなんとか


こんなんとか釣らせてもらってます♪


宮城も凄いけど鈴木さんの経験値がハンパじゃない!!

と言う事で、今回は初めての宮城の磯マル!!

結果から言いますと…

無茶苦茶釣れました(笑)

この釣りの経験値が多くない私は基本的にリモコンフィッシングで鈴木さんの言う通りに投げて、言う通りに巻いてくると…


ドーン!!!!

釣れるんですよ♪
(ていうかマジで鈴木さんのガイド力がハンパない…)

今回、2日間で楽に二桁釣ってますが小さくても75㎝くらい、80オーバー多数、掛けてからどうしようもなくてフックアウトしたのが数本。
しかもどれもブリッブリのパンパンのナイスコンデションで腕パンパン!!


このクラスが連発!!


太い!!


銀ピカ!!鱗でかくてカッコイイ!!

 

カッコイイ!!


尾鰭もデカイ!!

普段不毛な釣りが多いコジマ的には何年か分の釣果がまとめて来たような感じでした!!
あぁ、マジで生きてて良かった(笑)

とまあ、そんな私の生きてて良かった話は置いといて、肝心の釣り方です!!

使用するルアーはバックウォッシュ・ビヨンド110SP・110S(特に110SP)!!

ビヨンドを着水後にグリグリッと巻いてレンジを入れて流れを噛ませ、そこからテロテロとスローに巻いてくる。

基本的には本当にこれだけです!!

テロテロと巻いているとコンッと軽い前アタリが出て、そのまま巻いているとグンッグンッと重さが乗るのでフルパワーでフッキングからの海藻帯に潜られないようにドラグフルロックのパワーファイト!!という感じです。


フッキング時の重量感がたまりません♪

こんな感じで釣り方自体はシンプルですが、実はどこに投げても、何のルアーでも釣れる訳じゃないのがこの釣りの最大のポイントで御座います!!

言葉で言うと難しいので以下の図をご覧ください。


こんな感じのイメージです!!(いや、絵心…)

基本的にはこういう感じで地形変化に絡む海藻帯のエッジにビヨンドを突っ込ませるイメージでアプローチします。
もしくはロッド角度などを調整して海藻の上っ面をテロテロ巻いてくると海藻の中からシーバスが飛び出してきます。
(海藻帯にルアーがスタックした時はラインを一直線にしてリールをグリグリっと巻くと抜けてきます!!※昆布の根本は無理!!)

水中動画と一緒に見ていただくとイメージしやすいかもです!!

この『地形変化絡みの海藻帯のエッジ』にサラシや払い出しの流れが絡めばよりベターです。

そしてこの釣りをやるのに都合の良い『レンジ』をトレースできるのがバックウォッシュビヨンドなんです!!

今回のMVP・バックウォッシュビヨンド110SP!!

フックサークルや歯形でボロボロ!!勲章ですね♪

 

基本は海藻帯のエッジや海藻帯の中に潜むシーバスを狙う形になりますので、海藻帯のトップからルアーが離れてしまうとバイト率が下がりますし、レンジが合っていないのでバイトがあってもミスバイトが増えます。

その為、ある程度レンジが入らないといけないのでミッドダイバーのビヨンドが必要となりますし、潮位が高い時は110SPよりも110S、場合によってはもっとレンジの入るルアーが必要になります。

潮位やうねりの具合によってベストなレンジは変わりますが、ビヨンド、特に110SPを使用する上での強みはサスペンドならではの『レンジキープ力』だと思います。

スローに巻いてもレンジが変わりにくく、海藻帯のオイシイところをじっくりと攻める事が可能です。

海藻帯のエッジや上っ面をヨタヨタ、テロテロと一定のレンジキープしながら泳ぐなんてそりゃあ釣れますよ♪

また、ビヨンドでの釣り方は早巻きのリアクション的な釣りではないので、レンジが合っている時はしっかりと深いバイトになりやすく、バラシが少なくなるのもプラス要素かと思います!!

そして今回、このビヨンドの釣りに加えて活躍したのが…

エルキャリバー150SF!!!!

この秋発売予定のビッグミノー・エルキャリバー150SF(通称:エルキャリ)もこの釣りに効きます!!


エルキャリで80オーバー!!


鈴木さんも連発!!


エルキャリ熱い!!

レンジとしてはビヨンドより少し浅い(80㎝くらい)ですが、ビッグミノーならではのパワーでしっかり魚を寄せて食わせている感じかと思います。

流れの中でも暴れにくく、サイズ感の割に巻き抵抗も少ないも良いですね!!

これは期待いただいて良いと思います♪

あと、今回明らかに差が出たのが『お腹のカラー』!!

実はビヨンドでの釣果のほとんどが『GB(グローベリー)』タイプ!!

『パープルヘイズGB』『デイヒラスペシャルGB』のグローベリーのカラーへの反応が圧倒的でした!!


パープルヘイズGB


デイヒラスペシャルGB

鈴木さんも実釣前から『圧倒的にグローベリーが効く!!』と言ってましたし、『サラシにはグローベリーが効く』と聞くことがありますが、やっぱりそうなんでしょうかね?

そんなグローベリーの中でも特に個人的にオススメしたいのは『パープルヘイズGB』

お腹のグローベリーに加え、ヘッド部分がチャートで視認性が良く、透明度や水深によってはリトリーブコースが見えるので、より正確なコース取りが可能です。


視認性の良いチャートヘッドは強い味方♪

宮城の磯マル釣行の際には是非お忘れなく!!

と言った感じで爆釣だった宮城・磯マル合宿ですが、注意していただきたいのは『安全対策』

ロックショアでの釣りは防波堤の釣りなどに比べ、危険度は圧倒的に高いです。

天気図をみたり、打ち寄せる波へのケアなどの知識も必要ですし、フローティングベストはもちろん、ウェットスーツ・タイツ、シューズや磯タビなどの足回りやグローブなど気を遣うべきアイテムも多数あります。


グローブはアルティメットG-2がオススメ!!

『これからやってみよう!!』と思った方もまずはこの釣りに慣れた方に必ず同行してもらい、装備品についてのアドバイスして貰ってからスタートしましょう。

と言った感じの実釣ルポでした!!

それでは今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

 

・パズデザインHP
http://www.pazdesign.co.jp/

・パズデザイン公式Facebook
https://www.facebook.com/ZapPazdesign/

・パズデザイン公式Twitter
https://twitter.com/ZAP_Pazdesign

・パズデザイン公式Instagram
https://www.instagram.com/?hl=ja

・fimo釣りログ一覧
http://www.fimosw.com/u/zappazdesign

・Pazdesignテスター志賀憲太郎連載【夢道中】ログ一覧
https://onl.tw/nD36kYf

・Pazdesignテスター小助川光昭連載【マッチの部屋】ログ一覧
https://onl.tw/jebCWV5

・Pazdesignテスター飛田俊一郎連載【MAKING OF STREAM BEYOND】ログ一覧
https://onl.tw/dbTtUHx

・特別連載企画 【渓流ハンドメイドミノー TAGIRI 深掘り】ログ一覧
https://onl.tw/RhQ6ejz

MAKING OF STREAM BEYOND #9 繋がる強さ

 

皆さまこんにちは、A.S(アドバイザリースタッフ)富山の飛田俊一郎です。

 

前回からちょっと時間が空いてしまったので、少しだけ季節を戻したところからお話をはじめたいと思います。
シーズンイン直前の事です。

「無理を承知でお願いするのですが、ストリームビヨンド95MDのサンプルを福島の志賀君宛に送って頂けませんか?」

シミズさんからの切実なお願い

聞けば中禅寺湖開幕で使用予定だったストリームビヨンド95MDのカラーサンプルの到着がコロナ禍の影響で大幅に遅れているとのこと。

「まじかー?!メバルロケで四国にいるため帰ったらすぐに送ります」

って返事したんだけど、そういや仁淀川のサツキマス狙いにトラウトボックス持ってきているんだっけ。

ごそごそ探ってみると、入ってた~ビヨンド!!笑
直ぐに高松から福島の志賀君に送る手配を。

このストリームビヨンド95MD、僕は本州のサクラマスを想定して開発を続けてきたわけですが一方、本州のもうひとつのターゲットはやはり、レイクやリザーバーのビッグトラウト
そこを志賀君に託そうというのです。

 

そして、直後。
4月1日の中禅寺解禁に送られてきた写真がコチラ。

既に志賀君の投稿で見た方も多いと思いますが、嬉しいのでもう1回。
そして、僕とシミズさんが『してやったり…!!』心の中でガッツポーズをしたのは言うまでもありません。

 

個人的なモノ作りの話ですが。

僕は個人で独断的にプロジェクトを進めるよりも、チームファイトが好きなタイプだったりします。
判断はリーダーに任せますが、熱いアングラーと一緒にルアーを磨いていく作業がこの上なく好きで、その情熱の総量をルアーに落とし込む事が開発チームの1番の仕事だと思っています。

志賀君の1尾がまたストリームビヨンド95MDを強くする。
そうやってこのルアーを磨いていけたら最高ですね。

 

その後、程なくして遅れに遅れたストリームビヨンド95MDのカラーサンプルが少量届き、それを各地のサクラマスフリーク達に託すことに。

すると間を置かずに秋田の大河、米代川から嬉しい便りが。

やった!!やってくれた!!

志賀君のときもそうでしたが、開発に携わる者としては自分が釣るよりもこのルアーを選んでくださったアングラーさんが釣ってくれた方が嬉しいもの。

 

友よ、本当におめでとう。
そして本当にありがとう。

 

そして、このルアーを早く皆さんのもとに届けたい。そんな気持ちがより一層が膨らみます。

こんな喜びの便りが全国から届いたらサイコーだな。攻略法が書けなくなっちゃった笑

次回はその米代川ロコアングラーがいかにして米代鱒を手にしたか、その攻略法について書いてみようと思います。

ではまた。

 

 

 

 

 

・Pazdesignテスター飛田俊一郎連載【MAKING OF STREAM BEYOND】ログ一覧
https://onl.tw/dbTtUHx

・パズデザインHP
http://www.pazdesign.co.jp/

・TAGIRI HP
https://www.pazdesign.co.jp/products/tagiri/

・パズデザイン公式Facebook
https://www.facebook.com/ZapPazdesign/

・パズデザイン公式Twitter
https://twitter.com/ZAP_Pazdesign

・パズデザイン公式Instagram
https://www.instagram.com/?hl=ja

・fimo釣りログ一覧
http://www.fimosw.com/u/zappazdesign

・Pazdesignテスター志賀憲太郎連載【夢道中】ログ一覧
https://onl.tw/nD36kYf

・Pazdesignテスター小助川光昭連載【マッチの部屋】ログ一覧
https://onl.tw/jebCWV5

・特別連載企画 【渓流ハンドメイドミノー TAGIRI 深掘り】ログ一覧
https://onl.tw/RhQ6ejz