MAKING OF STREAM BEYOND #4 カラー解説

 

どうもどうも、前日に引き続きまして富山の飛田俊一郎です。

昨日は調子に乗ってめちゃめちゃ書いてしまいまして、カラーチャートの解説が一日遅くなってしまいすみません。

 

昨日のスペック解説の記事はこちら↓
MAKING OF STREAM BEYOND #3 スペック解説

以前からまあまあネタバレ感は強いのですが、では早速ストリームビヨンド95MDのスターティングカラーを発表したいと思います。

 

reedルアー開発担当の吉島さん、Pazdesignテスター志賀君の考案カラーはそれぞれご本人からコメントをいただきました!


#001 スノーブルーBF

北陸では鉄板なブルーバックですが、テストをあちこち回っているうちに、全国的にも鉄板カラーだという事が判明。テールスライドを綺麗に見せるため、ベリーのオレンジをテールにも渡し込ませ、サイド赤い追星はアタックポイントに。更にサイドはベイトフラッシュ※で仕上げ、ギラギラアピール度は最高レベル。雪代対応カラー。
※reedオリジナルの銀粉。

 


#002 フラッシュアカキンBF
ド定番の赤金オレンジベリーをベイトフラッシュでアクセント。犀川でレインボーをキャッチした時のアタリカラー。やはり定番色には積み上げてきた歴史があり、トラウト創成期からの釣れ筋カラー。

 


#003 旅立ち鮭稚魚BF
バックウォッシュビヨンドのノーザンカラーをマイナーチェンジ。ベイトフラッシュでより広範囲にアピール。ナチュラルハイアピールカラー。定番パターンとパズデザインの融合カラー

 


#004 はらぺこヤマメ
モチーフはあの世界的有名絵本。夢のある配色とはウラハラに視認性抜群、バックサイドは濁りに強いグリーンチャートでまとめ、ベリーは鱒が好むパープルを配色。この色が鱒に口についていたらドキドキするよね。(ベリーUV予定)

 


#005 スパークルグリーン
兄貴分バックウォッシュビヨンドの爆釣カラー、デイヒラスペシャルをトラウトチューン。北陸ではド定番のグリーンバックに喉元とテールにアタックポイントを設定。全天候型ナチュラルカラーでクリアウォーターの時のパイロットルアーとしてもGOOD!!(ベリーUV予定)

 


#006 マスムラキャンディー
鱒族が好むパープルカラーでバックとベリーをサンドウィッチ。サイドはトラウトには珍しいキャンディーパターンを配置。激戦区で朝2番目以降に流す時を想定し、人と被らないような配色を意識して作製。(ベリーUV予定)

 


#007 ライムチャートヤマメBF
聖地、九頭竜川のサクラマスではど定番のライムチャートをベースに、reedオリジナルのベイトフラッシュ(銀粉)を組み込みこんだハイアピールカラー。
赤いワンポイントのエラとシルバーのパーマークがキモ。

 


#008 パールアユ
定番鮎カラーに少しだけギミックを追加背中のチャートグリーンからショルダーのイエローへのグラデーションはローリングを綺麗に見せるため、テールのオレンジは鱒の視点をブラさないための配色。テスト釣行では米代川、犀川でサクラマスをキャッチ。

 


#009 TS
トラウトカラーと言えば「TS」を思い浮かべる程の永遠のオールラウンドカラー。
下地のメッキホロの上から鈍く光るパールホワイトの光沢は季節場所を問わず活躍するでしょう。カラーに悩んだ時にはコレです!
by reedルアー開発担当吉島

 


#010 ドラゴンヘッドGB
魚のスイッチを入れやすいピンクと黒の明滅カラー、ベリーにもグローが入っているので食いが渋ってる時にこそ威力を発揮します!
by Pazdesignテスター志賀憲太郎

 

 

以上10色が釣れ筋とハズシ、そしてドキドキと夢を乗せたストリームビヨンド95MDのスターティングラインナップとなります。

このラインナップを考えるときに、まず決めたことは「10色を綺麗にまとめるのをやめる」ということ。

ストリームビヨンドはビッグトラウトルアーの中でも後発も後発、最後発。
そんな僕らが売れ筋だけを考えて小さくまとまったカラー展開をしても、全然面白くない。
担当スタッフが「思い入れのある色」「喉から手が出るほど欲しい色」「これで絶対釣りたい色」をチョイスしました。(カラーがグリーンとパープルが多いのはそのせいかな~笑)

 

そんなこんなで、書ききりましたカラーバリエーション。今度また機会があれば1つのカラーに絞って深堀したいと思います。

 

今度は僕なりの使いどころでも書いてみようかな~。

ではまた~。

 

 

 

 

 

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MAKING OF STREAM BEYOND #3 スペック解説

 

みなさんこんにちは、富山の飛田俊一郎です。

 

さてさて前回の予告通り今回は待ちに待った!
いやお待たせしすぎた!!スペック発表です。

 

では、以下のスペックをご覧ください。

 

ストリームビヨンド95MD (BigTrout Model)
length:95mm
weight:12.8g
type:suspend
hook:#6
ring:#3
action:ウォブンロール+テールスライド
range:40~110㎝
¥1,400(税込¥1,540)

 

一通り順番に説明しますと長さは95ミリ

意外と長いと思われがちですが、手に取ってみるとそれほど重厚感はなくシュッとした感じ

12.8gという重量も従来の9㎝MDクラスのミノーと比べると若干重めなものの動きは軽快

一日投げていても苦にならないキャストフィールとなっております。

シンクレートはサスペンドとなっておりますが、それはあくまでこのオリジナルフックとリングでの設定

番手を上げたり線径の太いフックを使用の場合は超スローシンキングに。逆に番手を下げてリングを調整した場合には超スローフローティングにチューンできます。

もちろんそのままでもご使用になれますが対峙する流れやタックルのバランス、好きな引き心地を求めてセッティングを探すのもまた楽しみの一つ。

ぜひぜひ色々試してみてくださいね。

リップはと言いますと、従来のミッドダイバーにありがちなオフセットリップ(以下OL)ではなく一般的なミノーと同じノーマルリップ(以下NL)形状になっております。

というのも着水し、水を噛ませた瞬間から綺麗にアクションを始め誘い出したいため。
OLに比べ、潜行角度が若干浅いため最深部までの潜行時間は若干長いもののそれはあえての事遠くからじっくりロールフラッシュを魅せるための仕様となってます。

また、このNLは頭が下がらす平行姿勢を保ちシルエットを最大限大きく見せ、上を向いている鱒に対してその存在感をアピールする効果も。

 

そしてお気づきの方も多いと思いますが、リップそのものの形状もハニカム形状(ハチの巣、六角形)と独特の形

しっかり水を受けつつも適度に抜けるこの形は、現場でリップを削り込みながら作りました。
(もう一つの理由は…また今度裏技コーナーで話そうと思います)

 

アクションは動画でもおわかりのように、ロールが強めのウォブンロール。
動画のセッティングは若干スローシンキング気味のテンションサスペンド。ノーマルサスペンドにするよりも、若干シンキング仕様にするほうが、流れの強弱で”ちどる”テールスライドアクションを起こしやすいセッティングになります。

また、超スローフローティング設定にするとウォブリングが若干強まりテールスライドが抑えられる傾向が。

このストリームビヨンド、実は見た目からは想像できないほど繊細なバランスでできているんです。

それはやはりルアーの深度にも表れていて、竿を立てればシャローレンジを流れを使って送り込めば、設定最深レンジより潜っちゃうのがこのミノーの面白い所
つまり活性の高い魚を浮かせたりボトムから動かない魚の近くまでルアーを送り込んだり

サイズの割には出来る事の多いルアーに仕上がっています。

イメージのつかない方は、普通のMDよりほんのちょっとだけ浅いレンジをゆっくり引けて魚を浮かせて掛けるルアーだと思っていただいて大丈夫です。

 

そして最後に、この価格
¥1,400(税込¥1,540)

個人的には『えっ?』と。パズデザインさんちょっと頑張りすぎじゃない??なんて思っちゃいます(笑)

でも本当にその価値を決めるのは他でもないユーザー様。ぜひぜひ泳がせて判断していただけたら嬉しいです。

 

うわー、スペック解説だけでこんなに書いてしまった…。
筆がノッているのですぐにカラー解説の執筆に取り掛かります!!

ではまた。

 

 

 

 

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MAKING OF STREAM BEYOND #2 みんなで作る

 

あけましておめでとうございます。富山の飛田俊一郎です。

今年はストリームビヨンド元年、ルアー共々宜しくお願い致します。

前回のログに進捗状況をすぐにあげますね、なんて言っていたのですがまたもや延び延びに…笑

ようやく担当のシミズさんにお尻を蹴られまくって、パソコンにの前に座った尻重トラウトアングラー飛田です。

#締め切り際の魔術師
#ギリギリまで伸ばしてしまう性格

遡ること2週間、年末の事です。
前回のログでビヨンドの動きが決まったことをお知らせしましたがそれと同時に急ピッチで進めていたのはカラーバリエーションになります。

ルアー担当の吉島さんとともに、向かった先は岐阜県の塗装工房。

ちょっとリモートでは細かい部分が伝わりきらないこともあって、感染対策をキッチリ行い、工房にお邪魔させていただきました。

やはりそれは大正解で個人的には一緒にモノを作っている方とじっくり話し込んで、その人の人となりをわかった上で起こるケミストリーがめちゃくちゃ大事だと思っています。

今回お世話になったOさんとは、同世代(僕より少し先輩)と言うこともあり、好きなもののテイストや釣りのバックボーンなどなど短時間ながらガッツリお話しさせていただき(主に雑談)、デザインソースの共有がきっちりできたので、これからのプレゼンがしやすくなった事は言うまでもありません。

#今度またプライベートで遊びや釣りに行く約束も笑

さて、気になるビヨンドのカラーですが本職のクラフトマンと現場で色を確かめながら(塗装の基本構造を学ばせていただきながら)あ~だこ~だ言うのが1番イメージに近づくのが早い!!
イメージの中で燻っていたモヤモヤが、一気に解消されて行きます。

個人的によく思うのですが何か面白い発想や気づき、アクションは自分1人で考えている時よりもお酒の席や人との会話の中で発展しまとまっていくことが多いように思います。

また、僕の発想が追いつかない時に誰かの知恵をお借りしたくインスタグラムの生配信を利用してストリームビヨンドに興味を持っていただいている視聴者さまと話をしながらイメージを固めていったりもします。

先日の生配信では、カラー名《マスムラキャンディ》も視聴者様からヒントをいただき決めた名前です。

生配信では、《ムラムラキャンディ》《パープル・ヘイズ》ふたつ意見をいただいたのですが《パープルヘイズ》は既にバックウォッシュビヨンド(ストリームビヨンドの兄貴分ね)にあるカラ―名。
《ムラムラ○○》っていうのもと言うのも、どっかで聞いたような名前?笑

このカラー。

トラウトルアーには珍しい、サイドがキャンディーパターン。
遊び心あるカラーなので、名前も遊び心が欲しい、ってことで、ちょっとだけイメージをお借りして、鱒族がムラムラして、バイトしてくる色。キャンディーカラーと背中と腹の紫を掛け合わせて《マスムラキャンディー》にさせていただきました。

この《マスムラキャンディー》に携わっていただいた視聴者様は、『このカラーは俺と飛田が一緒に考えたカラ―名なんだよ』って、なんて周りの友達に、DOYAっていただけたら嬉しいです。笑

#僕もドヤってもらえるように頑張ります笑

 

そんなこんなで、またまたインスタ上で皆さまの知恵をお借りすることもあるとは思いますが、その時には、ぜひぜひよろしくお願い致します。

 

さあ、2022年。
サクラマスの解禁も徐々に迫ってきました。次回は、ストリームビヨンドの詳細なスペックとカラーなんかも、お知らせできたらいいなぁ、なんて思っております。まあ、相変わらずバタバタなんで何とも言えませんが。できるだけ早く、皆様の前にお知らせできるよう、がんばりまーす。

それではまた。

 

 

 

 

 

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