【新製品】ソックスウェーダー各アイテムがリニューアル!!

 

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日は新製品のご紹介です!!

本格渓流シーズンを前にソックスウェーダー各種がマイナーチェンジしてリニューアルです!!


PBW-513 BSフィットハイウェーダーⅡ
価格:¥32,000(税込¥35,200)
本体:ナイロン100%(ブレスシェード透湿防水加工3レイヤー)
カラー:チャコール
サイズ:XS(23㎝)、S(24㎝)、M(25㎝)、L(26㎝)、XL(27㎝)、3L(28㎝)
※()内はソックス部のサイズの目安です。
ソックス部:4㎜厚クロロプレン
付属品:収納袋
製品ページはコチラ

 


PBW-512 BSチェストハイウェーダーⅣ
価格:¥33,000(税込¥33,000)
本体:ナイロン100%(ブレスシェード透湿防水加工3レイヤー)
カラー:チャコール
サイズ:XS(23㎝)、S(24㎝)、M(25㎝)、L(26㎝)、XL(27㎝)、3L(28㎝)
※()内はソックス部のサイズの目安です。
ソックス部:4㎜厚クロロプレン
付属品:収納袋
製品ページはコチラ

 


PBW-514 BSウエストハイウェーダーⅣ
価格:¥28,000(税込¥30,800)
本体:ナイロン100%(ブレスシェード透湿防水加工3レイヤー)
カラー:チャコール
サイズ:XS(23㎝)、S(24㎝)、M(25㎝)、L(26㎝)、XL(27㎝)、3L(28㎝)
※()内はソックス部のサイズの目安です。
ソックス部:4㎜厚クロロプレン
付属品:収納袋
製品ページはコチラ

 

Pazdesignウェーダーの代名詞となりました『フィットハイ』、そして定番のチェストハイ、また軽快な使い心地のウエストハイと各タイプのソックスウェーダーが生地をリニューアルして登場します!!

『生地のリニューアルってつまりどういうこと?』という方も多いと思いますので簡単に説明します。

今回の変更点ですが端的に言うと前作よりも少し生地強度がアップしています。
この一文だけを見ると『じゃあ前のモデルはダメなの?』と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう訳でもありません。
(ここ大事!!)

ウェア類に限らずですが、製品に使用している生地や原材料は日進月歩で進化しています。
なので生産依頼をしている工場や担当者の方からは日々『こういう素材がありますがどうですか?』と色々な提案があるんです。
その提案された素材が性能面やメリット・デメリット、もちろん価格面も含めてどうなのか?というのを日々検証し、現行のものよりも優れていれば採用するというのが基本的な流れです。

実はロングセラー商品は品番などは変わらなくても少しずつ素材や仕様を変更しているアイテムもあります。

その中で今回のウェーダーは前作より生地強度生地の質感(硬い・柔らかい、見た目、着心地など)の面『より良い』と判断したので、生地をリニューアルする運びとなりました!!

生地のリニューアル以外に関しては基本的に前作を踏襲しています。

 

本体は当然3D立体裁断
内股や臀部など縫い目へのダメージや負荷の大きい部分を避けた縫い目のデザインです。


画像の赤線部分が内股の真ん中ですが、縫い合わせの部分をふくらはぎ方向にズラしてあるのが見えるかと思います。

股下部分には縫い目の集中を避け、かつ開脚・足上げなどがしやすいガゼットパターンを採用


股下の画像赤丸部分がガゼットパターン部分です。

ソックスも左右の足型に合わせたPazdesignオリジナル形状です。


左右でカーブの具合が違います

 

余談ですが、『ソックスなんて左右で違うなんて普通じゃないの?』と思われる方も多いかもしれませんが、例えば安価タイプなんかだと同じ形のソックスを大量に作って左右に共用してコストダウンを図ったりします。

 

当然、左右専用設計の方が着用時のストレスは少ないです。

そしてチェストハイタイプ着脱時にバックルの左右を間違えにくいように左右でバックルのオスメスの向きを変えています


右バックル(本体側:メス、サスペンダー側:オス)


左バックル(本体側:オス、サスペンダー側:メス)

といった感じがフィットハイ、チェストハイ、ウエストハイ共通の特徴です。
(チェストバックルはチェストハイタイプのみです。)

 

んで!!
ここからは先程も『Pazdesignウェーダーの代名詞』と言いました『フィットハイタイプ』を改めて解説していきます!!

『フィットハイタイプ』とは『サスペンダーの無いチェストハイタイプ』のウェーダーです。

2017年にブーツタイプウェーダーから採用して以来、ソックスウェーダーを含めPazdesignを代表するアイテムとなっています。

『サスペンダーの無いチェストハイってどういう事?』
と言う方もいらっしゃると思うので、実際に着用した画像がこちら↓


こんな感じです!!
(厳密に言うとチェストハイより少し低い位置になります。)

本体上部の黒い部分はレインウェアと同じブレスシェード防水透湿生地になっていますので、ここまでは水は入ってきません


画像赤丸部分は防水透湿生地

サスペンダーが無い事により、肩周りのストレス(肩凝り、サスペンダーのズレ落ちなど)からは完全に開放されます!!
トイレや着替えなどで脱ぎ着する時もサスペンダータイプよりも圧倒的に楽です!!

更にサスペンダーが無いので、足を大きく上げる際も背面(特に臀部)の生地が突っ張らず、足上げが非常に楽になります!!!!

 

私も発売以来トラウトもソルトもこの『フィットハイタイプ』を着用していますが、完全に溺愛です!!!!

超絶オススメです!!!!

是非一度お試しいただきたいウェーダーで御座います♪

 

ちょっと今日は長くなってしまうのでフィットハイウェーダーの細かい説明は近日中に解説のブログをアップしようと思いますので宜しくお願いします!!

と言った感じで、リニューアルされたソックスウェーダー各種は2月中、もうすぐ入荷予定ですので皆様どうぞ宜しくお願い致します♪

それでは今日はこの辺で。

 

 

 

 

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MAKING OF STREAM BEYOND #7 河川に合わせたレンジ設定

 

祝サクラマス解禁

みなさま開きましておめでとうございます。
とうとう解禁しました、北陸サクラマス、九頭竜川。今季はどんなドラマが起きるのか?ストリームビヨンド元年、皆様と共に楽しんでいけたら嬉しいです。
そんなこんなで2022サクラマスシーズンもお付き合いのほど、宜しくお願いします。

さて今回からのMAKING OF STREAM BEYONDですが、実釣を交えて現在進行形で発信していく形になります。(ようやく追いついた笑)
2022のストリームビヨンドのドラマをパズデザインスタッフ、テスターのみなさん、手に取って頂いたアングラーさんたちと共に作っていきましょう。

現在進行形…

僕は今、絶望的な気分になっています…

昨日の晩に書き上げた完成ログ、

投稿したら全部消えてなくなってしまったという、奇跡。
締め切りの時間まではあと1時間。僕がどこまで書けるのかをも含めて読んでいただけたら嬉しいです(笑)

 

そんなこんなで本題に入ります。

1年ぶりに立った九頭龍川
天気も最高、気持ちの良いスタートを切れました。まずは川歩き。各ポイントの現状を知るためにひたすら川を歩き水の感触を確かめます。

MAKING OF STREAM BEYOND #5 ただ巻きのチカラ

MAKING OF STREAM BEYOND #6 続・ただ巻きのチカラ

やはりというか、予想通りというか、ダム河川の宿命というか。「なんだか浅くなってきているな~」っていう印象。
まあ、まだ雪代前、昨年は台風も来ず、大水も出ていないので、尚更地形が変わっていない印象。
「いや本当に平らだな…」。

しかも、河川改修で土手に生えた木々を伐採し、重機で掘り起こした感じ。これをすると美観は良くなるんだけど、雨が降ると泥系の濁りが入りやすくなるんだよね(残留農薬がないだけ、代掻きよりましですが…)

北陸河川の宿命ですが、ただでさえ川床の浅床化が起きやすいダム河川、河川改修をはじめると必ず数年後に川は徐々に浅くなり始めます。
降雨によって泥や砂が流れやすくなって、河川内に入っちゃうからね。

川が浅くなると、どうなるか?
河川内のサクラマスに絞って説明すると、環境によるストレスが増しなかなか口を使ってくれなくなります。安心して河川内で過ごせなくなるってこと。
また、浅くなるとアングラーが攻略しやすくなり魚のスレは進みやすくなります

そのため、攻略法として激しい動きよりスローな動き早い動きよりゆっくり見せる威嚇より興味を引き出す釣りに。
そうやってサクラマスが口を使う条件が変わっていくのは九頭竜川より更に浅床化が進む地元富山の『庄川』で長年、その変化を見てきました。

そこを見越してです。
ストリームビヨンドは、そんなプレッシャーを感じたサクラマスにも対応するように動きとレンジを設定しています。
浮力で寄せる強波動のフローティング仕様ではなく(それも必ず要りますが、既に優秀なミノーが世の中にはたくさんあります)ギリギリまで浮力を押さえたサスペンド仕様。

動きも、結構振るのですが、ブリブリしないように、小さいテールスライドを起こすように水の抜けを良くしているのもそれが理由です。

また、九頭竜川を一通り歩いてみて気付いた事。

中角、天池橋より上流はほとんどが水深2m以下に見えます。(中角水位計53cm)瀬においては、1.5~1mくらいが多いように思えます。

個人的にサクラマスを狙う時に通すレンジは、ボトムから30㎝~50㎝上。水深が1.5mならば1m~1.2mを狙います。

「なぜボトムなのか?」
「サクラマスは、中層に居ないのか」

と思われる方もいるかもしれません。

 

ではここでサクラマスがなぜ河川に遡上するのか?考えてみましょう。
その理由は、ただ一つ。種を後世に残すため。ずばり産卵するためです。
そのため彼女らは安全に川で休み、安全に遡上することを最優先します。また、河川内に入ったサクラマスは基本捕食をしません(たまに食うやつも居ますが笑)。そのため定位するポジションは、捕食の為のポジションではなく、身の安全を第一に考えたポジションになります。

では、サクラマスは何に対して安全を確保しなければいけないのか?外敵は何なのか?
そう考えると、河川内にサクラマスを捕食するような大型フィッシュイーターはいません。となると、魚が襲われる要因ナンバーワンは「上からの脅威」つまり「鳥」です。

魚の背中の色は、水色に合わせ鳥から見えにくくするための進化の過程で獲得したもの。おおきな水深のある淵ならまだしも、浅くなってしまった河川内で中層や表層に居るメリットがない、ボトム付近にルアーを送り込むのは、それが理由です。(表層の誘い出しの釣りに関してはまた別の考え方なので、またの機会に説明しますね)

 

そしてストリームビヨンド95MDのレンジ設定は、40㎝から110㎝。僕(身長178cmのおじさん)でいうと、ひざ下からお腹までの水深でしょうか。

浅い所はショートキャストで、竿を立てて。
深い所はゆっくり水を噛ませて。

体感ですが、瀬の中を水とケンカさせずに流れを使って送り込んでいくともっと深くまでルアーを送り込むことが出来ます。

おそらく河川の浅床化はこの先ずっと続く問題。
そのためストリームビヨンド95MDのレンジ設定は従来のミッドダイバーより浅く設定しています。

 

つらつら書いていたらデメリットが書けなくなってしまった。またそれは次以降の機会に取っておくかな。

今回は大人の事情で、ストリームビヨンド95MDをデビューさせなかったのですが、次回はガッツリ泳がせて来ようと思います。その結果は、近いうちにレビューしますね。

 

ここまで1.5時間。俺、頑張った(笑)

ではまた~。

 

 

 

 

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MAKING OF STREAM BEYOND #6 続・ただ巻きのチカラ

 

まいどです。

いよいよ来週は九頭龍川のサクラマス解禁。
今年はどんな出会いがあるのか楽しみでしょうがない富山の飛田俊一郎です。

#苦しみの方が多い釣りですが

さて今日は。
先日のログの続き。
続、ただ巻のチカラという事で、もう少しただ巻きについて深堀りを続けようと思います。

前回のログで、ただ巻きのメリットは「流れの質掴む事」と書かせていただきましたが、
前回のログはこちら↓
MAKING OF STREAM BEYOND #5 ただ巻きのチカラ

今回は、もう少し進めて「コンタクトの感覚」について書かせていただこうかと。

ただ巻きで流れの質が読めたならば、今度は流れの中でコンタクトを拾わなければなりません。
ルアーを泳がせるという事は、水を含め常に何かに触り続けているという事。

皆さま、水中でそのコンタクトの主が何者かをしっかり把握できていますか?

前回お話ししたように、常にルアーの周りをとりまいているのは
その中でも早い流れ、緩い流れ、戻る流れ、浮く流れ、沈む流れ、等。流れが手に伝わる感覚を分類しイメージ化します。

そして、その中で何かそれ以外の硬い感覚が伝わったならば、それは何でしょう?
考え付くのは、ボトム、木、岩、ゴミ、流下物、人工物くらいでしょうか。

ボトムならば、その底質が硬いのか柔らかいのか、石なのか岩なのか、砂なのか泥なのか砂利なのか。はたまた崩れ消波ブロック等の人工物なのか。

またゴミならば、布なのか、ビニールなのか、引っかかった釣り糸なのか、不法投棄された自転車なのか。

その感覚は一つ一つ違い、ビヨンドはラインを通して僕らアングラーに色々な情報を送ってくれます。

それらを反応として記憶し、手と脳に覚え込ませることを続けると結構な割合でそれが何なのか瞬時に判断できるようになります。
つまり、その感覚に対しては合わせは不要だという事。
その違和感を分類できると「合わせないスキル」が身に着き、結果根がかりはかなり減る事になります。

そしてそれらを除いたコンタクト感。
それが「アタリ、魚の反応であることが多い」と僕は思っています。

「当たりならば、ゴーンと来るじゃないか」と思われるサクラマスアングラーさんもいらっしゃるかと思います。が、

本当に今挙げた感覚以外の「正体不明のコンタクト感」って今まで経験ないですか?

もし思い当たるフシがあるとすれば、それはサクラマスからの「前当たり」かもしれません。
といいますか、経験則ですが。これ「魚の反応」なことが多い、個人的にはそう思います。

前当たりがあるというという事は少なくともそこに1尾はサクラマスがいるという証明。この話は結構前のギジ―誌にも書きましたが、そこからその鱒との勝負が始まります。

「ただ巻きのチカラ」で探したサクラマス、その鱒がどこに定位して、どういう風にルアーに反応したか見極め、打ち手を決め、勝負に挑みます。

圧倒的に負けた回数の方が多いですが、そこで食うサクラマスは変なフッキングをさせない限り、何回もコンタクトしてくることが多く勝負次第ではバイトに持ち込める魚です。

「コンタクトしてくる魚」を個人的に段階分けしてみると、

①見たルアーを必ずバイトする魚

②見たルアーを追って追ってバイトする魚

③何回か手を変えて反応する魚

④反応するけど食わない魚

⑤反応するけど追わない魚

⑥反応しない魚

個人的には③と④の順番は入れ替わる事はありますが、おおよそ①~④までの魚はただ巻きで反応させられ勝負のやり方によっては、ストリームビヨンド95MDで獲れる魚だと思っています。

どの段階の魚を魚を狙うかは、その時の状況によって変わりますが、上記のようなことを想定してストリームビヨンド95MDは作られているんだよ、って思っていただければめちゃめちゃ嬉しいです。

おそらく、次のログはまた近いうちに。

シミズさんにケツを叩かれて書くことになりますが…笑
今度はストリームビヨンド95MDの得手、不得手について書いてみようと思います。

ではまた~。

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