釣れなくても諦めずに通えば… 平中竜児(和歌山県)

 

皆さんこんにちは。
和歌山の平中と申します。

彼是ヒラスズキを追いかけて20数年になり、現在も通っているフィールドについては17年以上毎年欠かさず通い続けております。
一つのポイントに長い事通い続けるにはそれなりのモチベーションが重要になると思いますが、自身が納得のいくサイズのヒラスズキを釣り上げる事が出来ない限り今後も日夜彷徨い続ける事と思います。(死後も彷徨ってるかも知れませんが笑)

今シーズンというか毎年梅雨前辺りから気配が出始めてポツポツ顔を見る事は出来てたのですが、先月中頃から急に動向が分からなくなりアタリはあってもガッツリ掛かるような事がなくなってしまいました。
このログのネタになるような魚を釣りに…と日夜勤しんでおりましたが全くアカン日が何日も続きました。

もうアソコの魚の事はよーく知ってはるでしょ!とも言われますがこんなに長くやり続けてきたにも関わらず未だにさっぱり分かっておりません。
ただ月に何回かとか年に何回かくらいしか来られない方と比べると知っている事は雲泥の差かも知れませんが、実際は毎回釣れ方も違う、釣れるルアーも違う、アタリのある場所も違う等全然釣れないが故に毎回が初めて挑戦するかのように釣りが出来るので飽きずにやって来れたのだと思います。

 

そんな中ログの締切前に警戒レベルの大雨が降り、さすがにその時には大人しくしていました。雨が落ち着きだした頃には沢山釣れてくれるだろうと確信していました。

雨の量も少なくなりダムの放水量もかなり減り、安全だと判断できた辺りから動きだしましたが予想に反して全くアカン日が続き、ログの締切も迫りかなり焦っておりました。

釣らなアカンという緊張感もそれはそれで面白いんですがアカン時はホンマに何をやってもアカンもんです。
ログの担当者の方に締切までに間に合いませんでした…申し訳ございません…と謝罪のメールをした日の次の日にやっと海の神が微笑んでくれました♪

バックウォッシュビヨンドを投げて巻いてくるにはちょっと水深が浅い所ではやっぱりパワードラブラ125SFGが良い仕事してくれます。

ただ、川や海の状況からすると既に釣れやすく条件が整った状態ではなくどちらかと言えば普通なら釣りにくく他の方があまり狙いに来る事がないような状況。
やっと食ってくれたと思っていても原稿用の画像をモタモタ撮っている内に時合は過ぎ去り後が続かない。
「さっきはガツーンって食ってくれたやん」ともう一匹を狙ってもウンともスンとも言わない。

まあまだ時間はあるから違うとこも投げに行ってみよと場所をちょっと変えてみると今度は着水後すぐにまたもやパワードラブラ125SFGでヒット!

この画像を撮って更なる一匹を狙いましたがここももうお相手してくれる魚はいませんでした。

これでやっと原稿が書けるという安堵感で今日は熟睡出来るかなと思いましたが、明日はまた、今日釣れてくれた魚がくれたヒントを元に違う切り口から攻める為彷徨い続ける事と思います。

 

こんな感じで毎日に近い程釣り(素振り)に出掛けてはおりますが安全にだけは十分過ぎるくらい配慮して釣りしております。
皆さんも『自己責任』だけで済まない事にはくれぐれも注意して安全に趣味を楽しんで頂ければと思います。

 

 

 

 

 

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色んな狙い方をしてみると… 平中竜児(和歌山県)

 

皆さまこんにちは、和歌山の平中です。

コロナの影響で緊急事態宣言やまん延防止措置が出てる地域の方々はいかに密を避けて自分の釣りをされるか、どう過ごして乗り切るかで本当に悩まされている事かと思います。
中々終わりが見えず大変かとは思いますが、早くこの状況が収束し楽しく釣りに行ける日が来る事を願います。

 

私が住む和歌山県では緊急事態宣言こそ出ないものの既に発令されている近隣の県からの観光客や釣り客などを良く目にするので、釣りに行く回数も激減していますし行っても誰も居ない場所で少し竿を出す程度です。

 

ですがこんな時だからこそ出来る釣りもありますので参考にはならないかもしれませんが今回はそれを少し書いてみたいと思います。

このログで何度も何度も書いているのでもう見飽きたと思う方もおられるかと思いますがあまり知らないって方の為に少しだけ説明しますと、一般的にヒラスズキを狙う場合荒れた磯場や雨後の河口・サーフ、ベイトが入ってきた港湾部に行かれる事と思います。
狙う場所にそれほど変わりはないんですが荒れた磯・雨後の河口という条件が揃うと自分以外にもヒラスズキを狙うアングラーに出くわす事も多くなり、「ココや!」っと狙いを絞ったポイントに着くと先行者の姿が…となる事は良くある事です。
なぜそうなるのかと言うと、荒れる日のこの潮位だとアソコが釣れそう…って思ってる人は自分が思ってる以上にいっぱい居るという事で、それならちょっとでも人が思いつかなさそうな状況やパターンで狙ってみるとそんなに人と会う確率は高くないという訳です。
逆に言うと人が居ないという事はヒラスズキも釣れにくいという事なんですが、そんな事をやってても釣れる事は稀にあるんでそんなのを見つけた日には自分だけのヒラスズキが海で口を開けて待っててくれてるとなる訳です(笑)

 

という訳で3月の下旬頃から誰もやらないような状況の時にコソコソしてたんですが、先日兵庫の福田さんのログのように春×バチ抜け=フィール!でヒラスズキを狙っておりました。

あいにくの所まだ胸を張ってコレがバチ抜けヒラスズキじゃ!と言えるようなのには出会えてませんが同じような感じで狙いに来ているアングラーにも出会ってません(笑)

 

 

 

 

フィール 120SG
¥1,750(税込¥1,925)
length:120mm
weight:10g
type:シンキング
hook:#12
ring:#2
action:テイルスライド
range:水面〜150cm
製品ページはコチラ

 

ですが先日、いつものようにバチが居てそうな気がするポイントをフィール120で攻めてみて特に反応が無かったので、特に何も考えずリバード90Sに替えてみると1投目でヒットしてしまいました!
結果オーライ(笑)


リ・バード 90S
¥1,700(税込¥1,870)
length:90mm
weight:12.5g
type:シンキング
hook:#8ring:#2
action:イレギュラースラローム
range:50〜120cm
製品ページはコチラ

サイズ的には70㎝程度の3Kg半で、時期的に稚アユはとっくに川に遡ってるはずやし何がベイトフィッシュとなっていたのかも分からないままですが、大切なのは「今この場所でこんなサイズが食ってきた」という事でまたこっから想像と妄想が膨らんでいくし、こんな事もあるからやめられない訳です。
ですからまだまだこれからもそういった感じでも狙いつつ、普通に状況が良さそうな時にも狙って行くつもりです。

 

話しは変わりますが、このログを書いている頃には店頭にバックウォッシュビヨンドS・SPの新色も並んでる事と思います。新色の詳細はコチラ
時期的に磯も河川もヒラスズキ・マルスズキの良いシーズンですので是非ビヨンドで狙ってみて頂きたいと思います。

バックウォッシュ・ビヨンド 110SP/110S
110SP ノーマルカラー ¥2,100(税込¥2,310)
110S ノーマルカラー ¥2,200(税込¥2,420)
length:110mm
weight:110SP=17.5g
110S=19.5g
type:110SP=サスペンド
110S=シンキング
hook:#5
ring:#4
action:110SP=ウォブンロール
110S=ウォブンロール+スラローム
range:110SP=50〜180cm
110S=50〜200cm
製品ページはコチラ

では、安全対策、感染対策をしっかり行いながら無理せず釣りを楽しみましょう!!

 

 

 

 

 

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バックウォッシュビヨンド新色発売間近!! 平中竜児(和歌山県)

 

皆さんこんにちは、和歌山の平中です。

 

もうすぐ(4月頃)発売される【バックウォッシュビヨンド110S・SP】の新色についてカラーの説明や簡単なSとSPの使い分などをちょこちょこ書かせて頂いておりましたが、実際に釣り場で出会った方や友人などから「Sの使い方がイマイチよー分からん」とか色々言われるので、今回は開発者ならではのより踏み入った所まで書いてみようかなと思います。

 

今までのログでざっくりとS・SPの自分なりの使い分は書いたと思うんですがおさらいのつもりでもう一度書きますと、基本、
S(シンキング)→河川内・河口域・漁港内等で使用し
SP(サスペンド)→磯・サーフ・漁港内で使用しています。

 

共通するのは漁港内くらいではっきりと使い分けているのが分かるかと思います。

 

それは何故かと言いますとまだ発売前のテストの段階で主にしていたフィールドがSは河川内でSPが磯だっただけの話しです。

 

大雨で増水した河川は当然流れが強く早い訳で、その状況下で良いサイズのヒラスズキが確実にアタックしてきてくれるという事はその強すぎるくらいの流れの時にこそ威力を発揮出来てるという事です。

そしてSPはタダ巻きだけでも十分釣れますが、波が荒れ狂う磯でヒラスズキが捕食しそうだなと思うピンポイントにルアーを少しでも長い時間しっかりと留めやすくする為に浮き上がりにくく沈みにくいサスペンドにさせて頂いた訳でございます。

これは実は使用するタックルも結構重要激流の河川でハイギアリール使用でビヨンドSを使ってしまうと早く巻き過ぎて絶妙なアクションが出来ていない(生かされていない)状態となっている可能性があるという事です。

逆に増水もなくあまり流れが強くない場合で使っても同じ事が言えます。

 

私の使用するリールは河川も磯も基本通常ギア(ローギア)が主体で、自分のタックルではSもSPもどういった感じの時に使えば魚が口を使ってくれるというのを一番知っている訳ですから、釣れなさそうな状況の時にはどうしてみれば良いかを考える事も出来る訳です。

 

時に流れのないのが分かってる普通の河川内でワザとハイギアリールを使用しルアーのリップに当たる水の抵抗を増水時の時のような感じにする事もアリな訳です。
ただ状況によってはもちろん同じタックルで磯でSも使いますし河川内でSPも使います。

 

たったの2種類(シンキング・サスペンド)しかないルアーですが使い方は様々でこれに他のルアーを合わせると自分でも訳が分からなくなるくらい無限なパターンに併せれる訳ですからお買い得商品だと思いますよ(笑)

 

自分の良く行くフィールドで相性の良い方がどちらなのか?自分のタックルに合った使い方が出来るのはどっちなのか?を探してみるのもいつまでもこの釣りを続ける楽しみの一つなのではないかと思います。

 

実際にポイントを前にしてみればもっともっと色んなアレコレが頭の中にはあるんだと思いますが文にするにはこれが限界ですので、分からない事や聞きたい事などがあれば直接聞いて下さい(笑)

今回書かせて頂いた事をあくまで参考にして頂いて、来月頃に発売されるバックウォッシュビヨンド新色で良い魚に出会って頂きたいものです。

 

 

先日関西では緊急事態宣言が解除され今まで釣りを我慢されてた方も多いとは思いますが、感染のリスクが無くなった訳ではないのでまだまだ慎重に行動して頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

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