特別連載企画 【渓流ハンドメイドミノー TAGIRI 深掘り】 Vo.7

 

フィーモをご覧の皆様、こんにちはreedルアー部門担当の吉島(ヨシジマ)です。

前回よりようやくそれっぽいディープな内容になってきましたね。
でも記事を書いていて「何を訳の分からない事を言ってんだろう…このオジサンは」って思われていないか密かに心配している52才ですw

 

最近ですとSNSで動画を配信すれば一目瞭然かと言われがちですが、それも当然必要だと思っています。
でも文面から想像するところからの配信は如何にもハンドメイドっぽくて、たまには良いのではと思っています。

前回【TAGIRI】(タギリ)の材質について書きましたが、八の字を描くようなウネウネとした唯一無二のアクション…単にハードウッドを採用しただけでは中々納得した動きにはなりません。

画像でも分かるように、TAGIRIはトップアイ(※ラインやスナップを結束する場所)がボディーに対して横に向いています。(※横アイ)このセッティングは左右にダートさせたい時に採用されますが、基本的に渓流では向かないとされています。
理由は流れの中で泳ぎが安定しないからです。あと真っ直ぐ泳ぐようにトップアイを左右曲げるチューンが出来ない事も上げられます。

TAGIRIに関しては極端な話「流水の中で安定性を求めてない」と言っても過言ではありません。
下流から上流に向かって投げて、シンキングミノーが水面から飛び出す事はないからです。
むしろ八の字にジグザグとダートをさせて、出来るだけ足元に戻らないように喰わせの間を演出させる事がアップストリームでは最も重要な事だと感じたからです。

 

TAGIRIダウンストリーム(逆引き)では浮き上がり、破綻してしまい使い物にならない設定ですが、その時は流れに強いルアーをチョイスすれば良い事。

ルアーフィッシングは、どのジャンルもトータルバランスが大事かと常々思っています。

今回はこの辺りで…
to be continued

 

 

 

 

 

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