もう磯からのヒラスズキが…

和歌山の平中です！
最近は諸事情があり納得のいくような釣りが出来てませんので、今回は簡単に先週の釣行記でお許し下さい。

例年よりも温かい日が多く感じるこの春のシーズンは自分の思う場所に魚が寄っていないのか、ただ活性が低いのか、自分がよー釣らんだけなのか…と釣れん理由が山ほどありますが、それでも居ない（釣れない）からといってすぐ帰る事はまずしません。

釣れんなら釣れんなりに釣った事がある場所や好きなルアーばっかり投げるのではなく、釣った事のないポイントへ出向いてみたり普段は投げないようなルアーを投げてみたりとやらなアカン事はまだまだいっぱいあります。

先週もまともに釣りに行けたのはたった1日のしかも午前中だけ。
何か所か行ってみたりする時間も無かったのでココというポイントのみでじっくり投げ込んでみる事にしました。

海の状況は悪くもなくバツグンとまでは言えませんがまずまずの荒れ具合。

釣れそうな波のタイミングを見計らって数回キャストするも反応は無し。

状況をもう一度確認し直して魚がルアーを食い易そうな場所を自分なりに想像してなるべくその位置にルアーを長く留めれるように操作して数回目に水中でカツンと当たるが針には乗らず。

という事は、微妙にタイミングがずれてて本気で食いに来させられなかったのか…

でもやっぱり魚はそこに居るというのは分かったんでヤツに本気で食いに来させるよう何度も何度もタイミングを少しずつ変えながら通していくとまたまたヒット。

が、これも合わせを入れてすぐ魚が浮いた時にポロッと外れる。
誰も居ない場所でただ一人『なんでやねんなんでやねん』と連呼。

このあと数回投げてみてももう反応してくれなくなったので歩いて1分程度の別のシモリを探ってみる。
ここで魚出た事ないんやけど今日やったらもしかして出よるかもとルアーをバックウォッシュビヨンドに戻しての2投目。

タモも持たず抜き上げれるような足場でもなかったんで安全に下に降りれる場所まで誘導し何とかキャッチ。
このあと1時間くらい投げてみて反応してくれる魚が居なかったんでやめて帰りました。

サイズは60チョイで何とも言えない微妙な気持ち。
それは何故かと言いますと、ウェーダースタイルでタモも持ってない私としましてはどうしても磯場でのランディングはズリ上げになってしまい、魚体にダメージを付けてしまう事が多くリリースしてもはたして元気に生き続けれるのかが疑問だからです。

それならウェットのスタイルにせーよと言う言葉も聞こえてきそうですが、昔はウェット着てやったって事もありましたが、どこまででも行けてしまうあのスタイルは私は本当に「どこまででも」行ってしまって現世に帰ってこれなくなりそうな事もあったので、自制の意味を含め今はやっていません。

長い事この釣りをやってきて「行けそうやな…」と思うと行ってしまう自分の性格はようわかってるつもりです。
そこのとこはどっちがええとか悪いとかやなくて、自分でしっかり考えるとこやと思いますから、「こういう考えのやつもおるんやな」と思ってもらえばいいんじゃないでしょうか。

今回の魚はこのブログで記事にしようと決めてたのでキープしてちゃんと持って帰りましたが、釣る=全部食うとなるとその日の事情もあるので中々どうしたものか…

先々週に行った時も1匹釣れましたがこれもズリ上げたんで持って帰りました。

ヒラスズキという魚やそれを狙う際の状況の中でルアーを投げるという行為は好きなんですが、ただ画像を撮ってSNSにアップしたいだけの釣りは全然気が乗らないです。

あくまで磯での釣りに関してですが、今まででもう一杯釣ってきたんで少しはそんな事も考えながら今後の自分のスタイルを考えていきたいと思います。

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