【初心者から上級者まで】渓流釣りに潜む危険

 

皆様こんにちは、シミズです。

コロナ禍で急激に人口が増えた『釣り』。中でも川で行う『渓流釣り』の人気が急上昇しています。

渓流釣りでは、空気、景色すべてが非日常で心が洗われます♪
渓流釣りを全力で楽しむ為に、最近始めた方にこれからも安全に渓流を楽しんで頂く為に。本日は『渓流釣りに潜む危険』をご紹介していきます。
初心者のかたはもちろん上級者の方にもおさらいの意味で読んで頂けたら嬉しいです。

『渓流釣り』つまり自然が相手ですので危険を挙げたらきりがないのですが…本日は下の5項目に絞ってご紹介します。

①野生動物
②毒虫
③天気
④川歩き
⑤落石・滑落

 

①野生動物

自然の中で行う『渓流釣り』。
もちろん野生動物が生息しています。その中でも遭遇すると圧倒的に不利なのが『熊』

長年渓流釣りをされている方でも遭遇したことの無い方の方が多いかもしれません。
熊は夜行性で警戒心が強く、人間の気配がすると熊の方からその場所を離れます。
まれに熊が油断していた時、または子熊だった場合遭遇する可能性があり、熊側からすると急に人間が目の前に現れてパニックです。そりゃ攻撃しますよね。

野生動物に関しては『どう戦うか』も時に必要ですが『いかに遭遇しないようにするか』が重要になってきます。遭遇しない為に熊鈴を携帯し鳴らしながら、または音を出して野生動物に『ここに人間いるよ~』とアピールします。

ZAC-905 熊よけ鈴
¥2,400(税込¥2,640)

本体:真鍮製
サイズ:直径=42mm、全長=135mm(使用時)、165mm(消音時)
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万が一!熊鈴を携帯し鳴らしていても遭遇してしまった場合の為に熊撃退スプレーの携帯もおススメします。
熊撃退スプレーを噴射した際、風下に自分がいると肌は火傷のように、目は最悪の場合失明してしまう可能性もあるようです。
常に風の向き、周りの変化に注意しながら釣りを行いましょう!!

 

②毒虫

シミズ、蜂が大の苦手でして…かわいいイラストでご紹介ですm(__)mいらすとやさんありがとうございますm(__)m

毒虫と言うと多くの方が思い浮かべるのが『蜂』だと思います。

先日も大きくて黒い蜂が飛んでいるのを見つけビクビクしていたら、先輩が『クマバチはおとなしいから刺してこんよ~怖いのはオオスズメバチや!あいつらなんもせんでも攻撃してくる!!』と。完全にシミズの知識不足。正しい知識をもって正しく対策する事が大切だと痛感しました。

日本で見かける蜂は主に15種類、危険なのが細腰亜目と言われる『腰が細くくびれている蜂』、主に『スズメバチ』!!
(説明を書いているだけでもゾワゾワします…)

危険度MAXのオオスズメバチは攻撃対象を30mも追ってくる獰猛な蜂です。
危険な蜂を見かけた時、巣を見かけたら『刺激せず、静かにその場を離れる』これに尽きます!!

蜂だけでなく、小さい『蚊』『マダニ』などもウイルスを媒介する毒虫です。
服装は肌の露出を控えましょう。その他にも携帯型の虫除け携帯、虫よけスプレー、防虫効果のあるウェアの着用等便利なアイテムを使い、適切な服装、装備で対策しましょう。

 

③天気

皆様ご存じの通り山の天気は変わりやすい、雨の日、雨上がりは魚の活性が上がり釣れやすくなります。
雨が降ると『鉄砲水』『急な増水』等、危険が一気に増します。

以前に降った雨で木などが倒され水がせき止められ、更に雨が降り木が流され一気に水が流れると『鉄砲水』が発生します。
鉄砲水は予測が難しく一瞬で濁流になりますので注意が必要です。
前にも書きましたが、増水は予測が難しいです。
釣りに夢中になるのはわかるのですが、定期的に雨雲レーダーの確認、水の色、水の温度に注意です。

水が濁ってきたと言う事は上流で何かあった証拠ですし、上流で雨が降ると水温が下がります。
ほとんどの方がウェダーを履いて入水していると思うので気づきにくい所ではありますが…。

万が一!!増水で流されてしまった。そんなことになる前に『川』の安全対策に焦点を当てた安全対策に関する記事も参考にして頂けるといいと思います。

 

④川歩き

水の中は、滑る、でこぼこ、水の勢い、釣行時間が長くなると足が思うように動かなくなる…。もちろん焦らずに注意しながら歩くというのは大前提ですがそもそも普段水の中を歩かない人間にとって不利なことばかり。

だからこそ適切な装備が必要です。
滑りにくく、疲れづらい、その場所に合ったシューズを選びましょう。

渓流域のおススメは【ライトウェイトウェーディングシューズⅥ(FE/SP)】

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フェルト ¥15,000(税込¥16,500)
フェルトスパイク ¥16,000(税込¥17,600)

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本流域のおススメは【ストリームダンサーウェーディングシューズⅣ】

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装備をそろえたうえで、身体は極力上流側へ向け、水の中の石は滑るものだと思って進みましょう。

 

⑤落石・滑落

落石には自然で起こるもの、人為的に起こるものさまざまです。
注意すべき事は星の数ほどありますが、最低限頭に置いておいてほしい事はこの2つです。
・落石の恐れのある斜面、滝の近くでの下に留まらない。
・雨の後、雪解けの時期はいつも以上に注意する。

2人釣行の場合先行者が石を落としてしまう事があります。気づいたらすぐ同行者に知らせましょう。

滑落を防止するには、必要な知識、注意点共に多く状況もさまざまです。滑落で亡くなっている方も大勢いらっしゃいます。
自分の身体、体力を過信せず『焦らず確実にゆっくり進む』ことが大切です。
人間は朝から行動すると『13時~15時』辺りが一番注意力散漫になると言われています。適度に休憩をはさみ、糖分を取りながら注意力、集中力を保つことが重要です。

 

 

さてここまで『渓流釣りに潜む危険』をご紹介してきました。
Pazdesign、釣りを生業としてるのにネガティブなことばっかり言うね!と思った方もいらっしゃると思いますが『自然の中で遊ぶ』とはそれなりのリスクがある事です。
生半可な装備、知識では命を落としかねません。
是非、適切な装備、十分な知識をもって釣りに出掛けてください。

 

全ての釣り人の皆様が楽しく安全に釣りをし、家に帰れるように。安全対策、感染対策をしっかり行いながら釣りを楽しみましょう♪

 

 

 

 

 

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