皆様こんにちは!!
コジマです。
本日はウェアの基礎知識講座24です。
前回は防風フィルムって何だ?という事をお話をしました。
※前回のログはこちら。
今回は『何故、風を通さないと暖かいのか?そしてウィンドガードの使い所とは?』です。
前回お話した通り、防風フィルムの正体はメンブレンであり、メンブレンの特性である防風性がより高い保温性を発揮します。
では『何故、風を通さないと暖かいのか?』。
以前軽く触れたかもしれませんが
風速が1m上がる毎に体感温度は1℃下がると言われています。
つまり気温が15℃あっても風速15mであれば体感温度は0℃。
※あくまで基準で、気象条件により多少異なります。
ただでさえ気温の低い冬。
しかも冬と言えば、北風小僧の寒太郎。
そう、冷たい北風が吹く季節でござんす。
そんな冷たい北風の中で、例えばごくありふれたコットン製のパーカーだと風をブロックすることが出来ないので、体感温度はどんどん下がっていきます。
しかし、ウィンドガードシリーズはラミネートされたメンブレンのお陰で風の進入を防げるので体感温度が下がりませんし、さらに裏地の起毛マイクロフリース生地と相まって、衣服内の暖かい空気(通称:デッドエア)を逃がしませんので、とても高い保温力を発揮します。
風の進入を防ぐという点では、実はレインウェアも同じ働きをします。
なので、秋や春の少し肌寒い時は雨が降っていなくてもレインウェアを一枚羽織るのはとても効果的です。
ただ、レインウェアよりウィンドガードの方が保温性は高いので、イメージ的には
ウィンドガードパーカー = レインウェア+パーカー+ロンT
みたいな防寒性能かなと思います。
さて、何故風を通さないと暖かいのか?という事について触れた後は、ウィンドガードシリーズの使い所です。
正直、本格的な厳寒期(感じ方に個人差はありますが12月末~2月くらい)は間違いなくフルパワーの防寒ウェアを着ていただいたほうが良いと思います。
また、冬場のボートや船釣り、荒天時なんかは防風性、透湿性に加え、防水性のある防水防寒ウェアの方がオススメです。
しかし、晩秋や初冬、初春~4月頃までは『本気の防寒ウェアまでいらないが、パーカーじゃあ寒い』
そんな感じだと思います。
そこでウィンドガードの出番です!!
(と言いつつ、冬の間ずっとウィンドガードパーカーで過ごしたという方も沢山いらっしゃいましたが(笑))
例えばウィンドガードパーカーであれば、風を防ぐ上に裏起毛で
通常のパーカーと比べれば格段に暖かいです。
またストレッチ性に優れており、着心地はパーカーに近いので
ナイロン製のウィンドブレーカーやレインウェアより格段に着心地も良いです。
デザインやシルエットも都市型の釣り場でも違和感なく着れます。
コンビニやファミレスに入る際も着替える必要がないデザインかと思います。
※一昨年のカラーです。今年はチャコールとインディゴがベースカラーです。
『もっとオシャレにもっとライトに冬の釣りを楽しむ!!』がコンセプトなので、防水防寒ウェアよりも見た目もスタイリッシュで、ライトに着る事が出来ます。
しかも透湿性もありますので防寒ウェアのミドラーとしても抜群の機能性を持っています。
特に今年発売予定のウィンドガードジャケットはフード無し、ややタイト目デザインのミドラー仕様なのでフィールドでの活躍間違いなしだと思います。
ウィンドガードパンツもアウターとしての使用ももちろんオススメですが、厳寒期のウェーディングにおいてのミドラーとしては高い保温性と、再結露を防ぎ、汗冷えを起こさないので非常に機能的でオススメです。
特に透湿性が無く、内部が蒸れやすいクロロプレンウェーダーを使用される方には是非使っていただきたい逸品であります。
晩秋~初冬や早春の時期はメインアウターとして。
厳寒期はミドラーとして。
ウィンドガードシリーズは幅広い時期に活躍します。
と言う感じで今回は風を通さないと何故暖かいのか?とウィンドガードの使い所をご説明いたしました。
それでは今日はこの辺で。
次回は『ウィンドガードシリーズ、オススメのレイヤリング大公開!!』です。
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