【防寒ウェアメンテナンス】ダウン編!!

 

皆様こんにちは、シミズです。

 

前回【防寒ウェアメンテナンス】 中綿編!!をお送りしました。
今回は【防寒ウェアメンテナンス】ダウン編!!をお送りします!

 

個人的にお気に入りの『PDJ-001 ダウンパーカ』の洗濯表示をもとに、お洗濯していきましょう!!

まず洗濯表示の確認。




なんと、洗濯機で洗えます。

が!!

手洗いをおすすめします!!!ので手洗いの方法でご紹介します。

①洗濯表示を確認します。
②ダウンの形を整えましょう。
③大きめのタライ等にぬるま湯(30℃以下)を張ります。(お風呂の浴槽で行うと後片付けが楽です♪)
専用洗剤(ダウンクリーナー)を③に投入します。ジャケット1着でキャップ2杯が目安です。洗剤をしっかり溶いて準備完了です!
⑤④の中で優しく押し洗いをします。汚れがひどい場合は柔らかいスポンジ等で落としていきます。
⑤水を変えてすすぎます。こちらも優しく押し、泡が出てこなくなればOKです。
⑥水気を取ります。あまりきつく絞るのはNGです。
⑦風通しの良い場所で中までしっかり乾くまでハンガーなどに吊って陰干しして完了です♪

 

Pazdesignでは各種専用洗剤も取り扱っておりますので是非ご覧ください!Pazdesignメンテナンス用品はコチラから

 

 

 

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【防寒ウェアメンテナンス】 中綿編!!

 

皆様こんにちは、シミズです。

先日、ウェアメンテナンスの過去ログをご紹介しました!

 『防寒の性能に直結!!中綿のアレコレ!!』

今回は冬バージョン!【防寒ウェア】中綿編のメンテナンス方法のご紹介です♪

 

 

洗濯表示に関しては↓をご確認ください。
消費者庁 洗濯表示(平成 28年12月1日以降)
出典:消費者庁

 

 

では、レッツお洗濯!!

すべてのメンテナンスに共通する約束ですが、
必ず一番最初に『洗濯表示』の確認をしてください!!

 

【洗濯機使用可の場合】
①洗濯表示確認
②ファスナー、ボタン類を全て閉め裏返しにし、ネットに入れて洗濯機へ。
③専用洗剤または中性の洗濯洗剤を使用してください。(※1)
④洗剤残りがあると撥水低下につながりますのですすぎはしっかり(通常のお洗濯の3~4倍)行います。
⑤中綿が痛む原因となりますので脱水はできるだけ使用しないでください。使用する場合は1~2分程度で取り出します。
⑥垂れない程度に水気をふき取り、風通しの良い場所で陰干し。

 

【洗濯機使用不可の場合】
①洗濯表示確認
②大きめのタライ等にぬるま湯を張る。(浴槽で行うと後片付けが楽です♪)
③専用洗剤または中性の洗濯洗剤を使用してください。(※1)
④②の中で押し洗い。汚れがひどい場合は柔らかいスポンジ等で優しく落としていきます。
⑤洗剤残りがあると撥水低下につながりますのですすぎはしっかり(通常のお洗濯の3~4倍)行います。
⑥水気を取ります。無理に絞ると中綿を傷めますのでウェアから水を押し出すように。
⑦垂れない程度に水気をふき取り、風通しの良い場所で陰干し。

(※1)柔軟剤入りの洗剤は絶対に使用しないでください。撥水低下の原因となります。

Pazdesignメンテナンス用品はコチラから

 

定期的にウェアのメンテナンスをして快適に釣りを楽しみましょう♪安全対策、感染対策もお忘れなく!!

 

 

 

 

 

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『防寒の性能に直結!!中綿のアレコレ!!』

 

皆様こんにちは、シミズです。

秋の気持ちいい天気が続くと思いきや、やはり冬は来るようです…。

急に寒くなると『防寒ウェア』をクローゼットから引っ張り出してみたくなります。
そこで本日は防寒ウェアの『中綿』についての過去ログをお届けします♪

今回のテーマは『防寒ウェアの中綿』。

中綿の話を少しやりたいと思います。
基礎知識講座なので、極限まで突っ込んだ話はやりませんけどね。

前提として、安い中綿のウェアが良いとかダメとかじゃなくて、あくまで『中綿の性能がどう違うか?』という判断基準になればと思っての内容ですので、皆様が防寒ウェアをご購入される際の目安にしてもらえればと思います。

ということで本題ですが、防寒ウェアにおいてその防寒性能の大部分を占めるのが『中綿』です。
暖かい『だけ』でよければ、とにかく中綿を大量に入れればその分暖かくなります。

でも、それではモコモコで動きにくいですし、重たいし動いたら動いたで暑くてどうにもなりません。
質の悪い中綿だと吸湿性や発散性も低いので不快極まりないです。『暖かく快適に』アクティビティを楽しむ為の性能な訳です。

で、その中綿ですが、大まかに言うと天然素材と化学繊維の2種類があります。
(混合もありますが、素材の話なので大まかに2種類とします。)

天然素材の代表は皆様お馴染みのダウンです。

ダウンの特徴は

・保温性が高い
・軽量コンパクト
・高い吸湿性と発散性

です。

ダウンは水鳥の羽毛ですので、その羽毛の間に大量の空気を含みます。
空気は熱を通しにくいので、断熱効果が高く保温性に優れます。
そして素材として吸湿性と発散性に優れているので、衣服内の蒸れを軽減し、快適に保ちます。

そして軽量・コンパクトです。
ダウンは空気を沢山含んでいますので、体積の割に非常に軽量です。
なので同じ『量』を中綿として使用すれば、当然軽くなりますし、空気を含んでいるという事は、ギュッと押さえれば空気が抜けてコンパクトになります。
ギュッと押さえた後でも元に戻る柔軟性もダウンの特徴ですね

よくダウンの品質を評価するものに『フィルパワー』という言葉を耳にしますが、これは『ダウンの体積』を表すもので、1oz(28g)あたりの体積が多いほど高品質のダウンと言われます。
つまり同重量で『かさ』が多いほど沢山の空気を含んでおり、断熱性も高く、軽量でコンパクトになるので、より高品質って事ですね。

ただ、ダウンには一つ欠点があります。

それは『水濡れ』

ダウンはその吸湿性の高さから水に濡れると一気に水分を吸収してしぼみ、空気を貯め込むことが出来なくなります。
そうするとダウンの性能が一気に低下します。
なので雨や雪の日なんかはアウターに着るのは本当はオススメしません。

雨や雪の日はミドラーとしての着用がオススメです。
ちょっと長くなりましたが天然素材であるダウンの特徴はこんな感じです。

続いて化学繊維です。

化学繊維(以下、化繊)は実は色々な素材メーカーから色々な性能のものが出ているので特徴は様々です。

良く目にするもので3M社のTHINSULATE(シンサレート)インヴィスタ社のTHERUMOLITE(サーモライト)、あとはプリマロフトとかですね。

色々特徴がある中で確実に言えるのが、化繊の中綿はダウンの弱点であった『水濡れ』に対しての耐性を謳っているものがほとんどです。

共通して言えるのはダウンの性能に『濡れても保温性を損なわない』という性能をプラスしたようなイメージです。
あと、化繊は洗濯等のお手入れが楽!!
(だからと言って化繊がダウンを凌駕するものかと言われるとそういう訳でもないところが難しいところ。)

で、化繊に関しては上記にあるような我々の中で『ブランド綿』と言われるものと、ブランド綿の性能に近づけて作ってあるけれどもノーブランドの『ローカル』というものが存在します。
(ローカルは他の部材に対しても良く使われます。)

最近はローカルの綿の品質も随分と上がっていますが、現時点ではやはりブランド綿の性能と信頼性の方が高いですね。
そして当然ながらローカルの綿にも品質の良し悪しがあり、これも値段に比例します。
ブランド綿に迫るような品質の物から、ため息が出るような粗悪品まで色々あります(笑)

以上の事から防水防寒ウェアに使用されている中綿は基本的には『化繊』です。

防水って事は雨や雪でも使用する訳ですから、わざわざ水濡れに弱い素材を中綿にするメリットは少ないです。
(素材的だけでなく、加工の手間やリスク、コスト的にも)

で、化繊の中綿も基本的に性能(快適性)に比例して値段が上がります。
そして保温性が高かったり、吸湿・発散性が高かったり、発熱してみたりとその性能はや特徴は様々ですが、その特徴を生かせるように製品自体を作ります。

例えば、ルアーフィッシングは常に動きのある釣りですから動きやすいに越したことはないので、より暖かく薄く作りたいですし、逆に動きが少ないヘラ釣りやワカサギ釣りは中綿を多くして断熱・保温性を最優先に考えます。

こう言った具合で釣り物や釣りをする温度で防寒ウェアに必要な条件は大きく変わってきます。
当然、ご予算でも。

良い中綿を使ってある防寒ウェアを使えばより『快適に』に釣りが出来るのは事実です。
(プロダクトレベルじゃなく素材としていう意味で。)

あとは皆様の中での『自分的にウェアに必要な性能』と『ウェアに掛けてもよいなと思う予算』のバランスではないかと思います。

色々知ってもらった上で、ご自分のお好みのものを選んでいただく。これが良いんじゃないかと思います。
(本当は『体験』までできればベストですけどね。)

メンテナンスに関してのログも近々再アップ致します♪

 

 

 

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