パワード・ラブラ ~その2~

 

皆様、こんにちは!!
どうもコジマです。

本日のテーマは『パワード・ラブラ ~その2~』

前回、『ラブラでありラブラでない』というお話をしました新製品『パワードラブラ』。
※前回の記事はこちら↓
http://www.fimosw.com/u/zappazdesign/6ej2whurxbj497

では何が変わったのか?という所で話が終わっていました。

『寄せる力』が特徴のパワード・ラブラ。
元々ラブラ125には乏しかった部分ですが、それが備わったということは

アクションが変わった。

つまりそういう事です。

でも実はパワード・ラブラは外側は全くいじってません。
アクションは変わったけど外側は全くいじってません。
リップの長さも、角度も大きさもボディの太さも長さも全くいじってません。

では何故アクションが変わるのか?

そう、内部構造をいじったんです。

厳密に言うとウェイトの追加とバランスの調整ですね。
実際に現物を見てみましょう。


上がラブラ125Fで下がパワードラブラ。

まずパッと見で赤丸部分にウェイトが追加されているのがわかると思います。

そして更にアゴの下。

ラブラ125Fは金色のウェイトが入っていますが、パワードは黒っぽいウェイトが入っています。
これ実は素材違い。
金色はブラス(真鍮)製で黒っぽいのは鉛製です。

実はルアー用ウェイトと一口に言っても実は様々な種類があります。
(ハンドメイドやってる方なんかはおなじみだと思います)

ざっとその種類を挙げると鉛、タングステン、ブラス、スチール…このあたりが一般的ですね。
それぞれ比重が違ったり、硬さが違ったり、値段が違ったりと色々特徴があります。
細かい事言うと移動式のウェイトやラトルとして使う際は音も変わります。

実はパワード・ラブラもこのウェイトバランスを細かく何度も調整して納得のいくアクションに仕上げています。
ウェイトも実は鉛、タングステン、ブラス、スチール総動員です。

細かく分解するとこんな感じです。


ここまで言ってしまってルアー担当に怒られないかな?(笑)

ここまで内部構造をいじると外側をいじらなくてもアクションが変わるんですね。

でも『別に外側いじってもいいんじゃね?』って思う方もいらっしゃいますよね。

何故外側をいじらなかったか?それはとっても単純。

ラブラの外観を残したかったからです。

何故残したかったのかと言いますと、元々ラブラを使ってた人がパワード・ラブラ使った時に
『え!?見た目ラブラだけど泳ぎもレンジも飛距離も全然違うじゃん!!』ってなった方が面白いかな~と思ったからです。
見た目変えちゃったらそのサプライズって無くなっちゃいますもんね。

あと、新しいルアーが出ると新型が旧型を全て凌駕する!!みたいな感じになるのが嫌だったんです。
パワード・ラブラはあくまでラブラ125Fと対になるルアーです。
ラブラ125Fが苦手だった事が得意になったラブラが『パワード・ラブラ』なんです。
もちろんラブラ125Fの方が得意な部分もあります。

だから『ラブラでありラブラではない』。

そういう事です♪

ということで、今回はこの辺で。
次回は『じゃあ実際にアクションが変わってどうなった?』というお話をしようかと思いますのでお楽しみに!!

 

 

 

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パワード・ラブラ ~その3~

 

皆様こんにちは!!
コジマです。

本日のテーマは『パワード・ラブラ ~その3~』

前回は『内部構造が変わってアクションが変わった』というお話でした。
前回、前々回の記事はコチラ↓
その1 http://www.fimosw.com/u/zappazdesign/6ej2whurxbj497
その2 http://www.fimosw.com/u/zappazdesign/6ej2whu4fdkgyr

で、『じゃあ実際にアクションが変わってどうなった?』というところで話が終ってましたね。

前回は内部構造の変更で動きが変わったと言ってはいたものの、どう変わったかには言及していませんでした。

これは、どう変わったかと言いますと…

現在撮影、編集中の動画をお楽しみに!!

というのが一番わかりやすいかな…スイマセン
アクションって文章で説明するのって難しいですよねw ←言い訳

特に今までラブラ125Fを使った事の無い方は比較自体が難しいので、出来上がった動画を見て『ほ~、こういう動きね』と思ってもらった方がいいかなと思います。

既にラブラ125Fを使っている方には、多少は文章でも伝わるかな…

元々、ラブラ125Fのアクションは割りと控えめなアクションでブリンブリンと水を動かすようなアクションではありません。

大人しめのアクションに流れの変化で起こるテールスライド。
これが125Fの基本アクションです。
(水を噛まない時のノーアクション(フリーズアクションって呼んでます)も実はキモだったりしますが)

つまりアクション的に俗に言う『寄せるアクション』ではないんですね。
遠くの魚にも気が付いてもらえるような強いアクションではないんです。

だからアクション的には『先発』というより『中継ぎ、抑え』的な立ち位置でした。
(その1にも書いた通り『流れを探す』という意味合いにおいては先発的に使用可能)

また、飛距離も極端に飛ばない訳ではないんですが、今の時代これだけ飛ぶルアーが揃っていると、やはり物足りない感じは正直あります。
そういう意味でも先発では使いにくいルアーです。

特に外洋エリアなんかは届けば釣果は出るものの、風などには滅法弱かったですねw

そこで、125Fの苦手な部分を補完する為に作られたのがパワード・ラブラなわけです。

パワード・ラブラのアクションはかなり大きなウォブンロールになっています。
ウォブリングもロールもかなり大きくなって、はっきり言って125Fとは別物です。
更にそこに流れの変化によるイレギュラーアクションが入ります。

ただ、アクションを大きいルアーにありがちな巻き抵抗の大きさ、巻き重りは見た目から想像できないくらい少ないです。
そこはやはり125Fがベースだからなのでしょうか?

これにより、大河川や外洋エリア等の大場所、荒れた状況下でも主軸として使用する事が可能になりました。

これはテスター陣の釣果からも確信を持てる結果となっています。

また、前回の記事からもお分かりかと思いますが、全体重量もアップしてます。

125F→15g
パワード・ラブラ→16.9g

なのでもちろん飛距離もアップしています。

飛距離アップに関しては、全体重量アップ以上にメインの重心移動ウェイトのタングステン化とフロント、センター、リアの調整ウェイトによる飛行姿勢の安定化に起因する部分が多いようです。

ウェイトがアップしているので、もちろんレンジも少し下がります。
(この辺は125Fのレンジが好きだという方もいると思います)

また、125Fの現行のフックサイズは『がまかつRB M ♯7』と結構な細番手でしたが、パワードラブラは『がまかつSP MH ♯5』とかなりフックの番手としては上がっています。

この辺も外洋エリアなんかで使いやすくなった要因の一つですね。

もちろんディブル55に使っている♯12のフックのように小針のメリットというものもあるんですが、パワード・ラブラは『パワード』の名前に相応しくある程度パワーファイトも視野に入れての番手アップです。

というか125mmサイズのシャローランナーが必要とされる場面を考えた時に、太番手を必要とする声が大きかったので、内部構造調整の時点で、ある程度大きいフックを装備する事を視野に入れて調整しました。

といった具合で何となく伝わったでしょうか?
動画の完成は少し先なのでしばらくは想像でお願いしますw

おそらく動画が完成する前に大阪のフィッシングショーでお目見えになると思いますので、ご来場予定の方は是非ブースにて直接弊社テスター陣からの解説を聞いてみてください!!

それでは今日はこの辺で!!

次回は『実際に使ってみた感想は?』ということでテスター陣からのインプレを掲載予定ですのでお楽しみに♪

 

 

 

 

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パワード・ラブラ ~その1~

 

皆様、こんにちは!!
どうもコジマです。

本日のテーマは『パワード・ラブラ』。

何だそれ?

という人の方が多いと思いますが、その正体は

新製品です。(3月発売予定)

そのコンセプトは『ラブラでありラブラではない』。

弊社ルアーブランド『reed』には発足当時からラブラ125Fというルアーがあります。
『ハイブリッドミノー』と表現していますが、ジャンル分けするとシャローランナーという分類になると思います。

登場から8年(たぶん…)経つかと思いますがいまだに良く釣れます。

今回の件とはあまり関係ありませんが厳密言うと、オーナー社製ST-46♯6のフックが標準装備の『125F』と、がまかつ社製トレブルRB M♯7が標準装備になり2015年にマイナーチェンジした『125FG』が存在しています。
※『G』は標準装備フックががまかつ社製に変わったルアーにつく文字なんですね~。つまり『がまかつ』の『G』。

このラブラ125(FもFGも含む)の特徴は、何と言っても

流速感知能力。

つまり『釣れる流れ』と言われる流れが非常に掴みやすく、尚且つその流れで自発的に食わせのアクションが発生する。
そういうルアーです。

また、どちらかというと魚を寄せるタイプのルアーでもありません。
割と食わせ寄りのルアーというイメージです。
(流れを探すという意味ではパイロット的に使いますが)

で、じゃあ結局パワードラブラって何なのか?
『ラブラであってラブラではない』って何なのか?

というとこですよね。

そう、パワードラブラは見た目こそラブラ125ですが、そのアクション、レンジ、飛距離、全てが別物になりました。
特に一番の特徴は

寄せる力。

ここが125Fとの大きな違いです。
それはテスター陣の釣果からもうかがい知る事ができました。
今までラブラ125Fが苦手としてきた状況での釣果。
これが何よりのパワードラブラの存在意義の証明でした。
(『パワードラブラの登場=125Fいらない』という意味ではありません。それはまた別の機会に。)

では、何が変わったのか?
それはまた次回のお話で。

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